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2010 年01 月19 日

同音異義

 昨日の「調べる」に通ずるところがあるのかもしれないが、このテーマは実は新聞の正月版をのんびりと眺めていた時に思いついたものである。
 「こたえる」と聞いて、諸姉・諸兄はまずどんな漢字を思い描かれるだろうか。
 「答える」は質問やクイズなどに対する返事であろうか。
 質問する人や出題者が居るのだが、こちらが必ずしもしなければならないことでも無さそうだし、無視しても特別失礼にもならないのだろうか。
 「応える」は似た様な事のようだが、「応答」に代表されるように、必ず相手がいて、それに対して諾否を必ず応えなければならないと言うような気持ちになる、様な気がする。
 もう一つ(これ以外にもあるのかもしれないが)「堪える」はどうだろうか。
 これは上の二つとは全く違う意味になるだろう。
 また、肯定でも否定でも、イヤイヤ積極的受諾だったり、押し付けられての悲鳴だったりするのではないだろうか。
 「こんな仕事にはとても堪えられません」というのは、拒否したいのだけれども、それをすると後が怖いので、苦情を言いながらも引き受けざるを得ない場合だろうか。
 「こんな楽しみは、なんとも堪えられませんなぁ」は欣喜雀躍だ。
 出来れば、今年一年「堪えられない」楽しみを感じて生きたいものである。
 それが例え小さくて箸にも棒にも掛からない(これも感じ方で大違いの意味になる)ほどであっても、針小棒大に感じられるようにしたいものである。

投稿者:つねちゃん
at 06 :49| 学習 | コメント(0 )

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