500プチトラブル
ほったらかしにしていたmy500ですが、
最近は仕事休みの日には必ず乗るようにしています。
乗らずにいたら調子悪くなりますからねぇ・・・
でも、また乗るとトラブルに遭うのも、
この車の面白いところと言うかなんと言うか・・・。
で、今日500に乗っていたらやってしまいました。
JAバンクで用事を済ませ、帰ろうとバックした瞬間に
エンジンが前兆も無しに急にストールしてしまいました。
先月タペット調整をして調子を取り戻したばかりなのに
次は何??再始動を試みるもエンジンが掛る気配無し。
駐車場で変な位置でストップしてしまったので
とりあえず邪魔にならない駐車場の隅へ手押しで移動させ
原因を考えてみました。
前兆も無しに急にストールしたと言うことは、点火系?
ディストリビューター周辺を調べたら予想が当たりました。
画像中央付近にある赤いコードが切れていたのです。
ディストリビューターへ繋げるギボシ端子の根本から
(たぶん)振動で切れてしまったようです。
これだったら車載工具&部品で直せそうです。
ギボシペンチ&ギボシを取り出し、再接続。
みごとエンジン始動し、復活しました。
工具類の殆どが15年くらい前に買ったホームセンターで
売っている安物なんですが、このようなトラブルのときに
すごく役に立っています。備えあれば・・・ですね。
勿論、「素人でも手に負える範囲で」ですが(^_^;)
しかし、路上でストップしなくて本当に良かったと思います。
もし交差点の真ん中だったら・・・
ああ恐ろしい(>_<)
投稿者:やまき
at 22 :00
| FIAT 500
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500不調の原因2
500不調の原因のふたつめです。
タペットクリアランスが合っていませんでした。
エンジンが温まった状態での再始動が困難な原因はこれです。
昔は自分で定期的にタペット調整をやっていましたが、
ここ6〜7年は仕事が忙しくほとんど自分で車をいじることが
ありませんでした。タペット調整のこともすっかり忘れてます。
やっぱりこの手の車は多少なりとも自分で手を掛けてあげないと
良くありませんね・・・。反省です。
と言うことで、作業開始です。
ボロボロになりかけたヘインズのマニュアル(日本語版)を
取り出し、忘れかけた作業手順などを読み返します。
音楽が無いと寂しいので、パソコンに活躍してもらいます。
前時代の唐箕(とうみ)とパソコンの組み合わせも
シュールな感じでしょ??
作業風景はこんな感じ。
エンジンフードは外したほうが作業し易いですね。
タペットカバーを外した状態。
手前から排気、給気、給気、排気とバルブが並んでいます。
タペット調整を行うには、2気筒あるうちの片方が圧縮上死点に
あるときにもう片方を調整します。クランクシャフトを回すと
どちらかの気筒の給排気のバルブが開閉の動作をしますので、
排気バルブが閉じ終わって吸気バルブが開き始める手前の
タイミングで止めます。そこが圧縮上死点です。
ダイナモを回すプーリーにも刻印が付いていますのでそこも確認。
タペットクリアランスはエンジンが冷えた状態で0.15mm。
シックネスゲージを使い、0.15mmが多少抵抗を感じながら
隙間に難無く入る程度が良いらしいです。調整する際は0.15
の前後の0.13mmと0.18mmを合わせて具合を見ると
良いそうです。my500を計ってみたら、手前の給排バルブは
0.18mmも入る位開いていて、奥は逆に0.13mmも入り
ませんでした・・・。調子悪いはずです。
作業時間は約1時間くらい?
タペット調整を終わらせ、丁度給油のタイミングだったので
夏ガソリン(笑)を給油しにガソリンスタンドへGO!
暫く試走しましたがエンジンの息継ぎも無く、
走行後の再始動も普通にOKとなりました。
これで我が500は、あと10年は戦え・・・
ませんね(^_^;)
投稿者:やまき
at 01 :53
| FIAT 500
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500不調の原因1
気が付いたら9月も終わりに近づき・・
前回の続きを書くのをサボっていたら、
あっという間に1ヵ月が過ぎようとしています。
で、不調の原因ですが・・・。
ふたつありまして、
一つは「今年に入って数回しか運転していなかった」ことに
原因がありました。ガソリンを給油したのが寒い冬の時期で、
そのまま夏を迎えてしまったのです。ガソリンは季節や場所に
合わせて混合物を変えているらしいのです。寒い冬はエンジンの
始動性を良くする為に気化しやすいガソリンになっていて、
逆に夏場は気化しにくいガソリンになっています。
つまりパーコレーション(ガソリンが燃焼室に届く前にエンジン
の熱で気化してしまい気泡が生じ、燃焼に適正な混合気を送ること
が出来ずエンジンが停止してしまう現象)を起こして、エンジンが
ストールしていたのです。
my500は電磁ポンプに変えていたので、パーコレーションの
存在をすっかり忘れていました・・・。(500はもともと機械式
ポンプが標準でエンジンの熱を受けやすくパーコレーションを
起こしやすい。その対策のひとつが電磁ポンプです。)
冬のガソリンで夏の猛暑&空冷エンジン、
これは最強の組み合わせと言う事を
身を持って学習させて頂きました(^_^;)
バカですね、自分は・・
そしてもう一つの原因は・・・・
これ。
つづく
投稿者:やまき
at 01 :48
| FIAT 500
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