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2009 年9 月24 日

500プチトラブル

ほったらかしにしていたmy500ですが、
最近は仕事休みの日には必ず乗るようにしています。
乗らずにいたら調子悪くなりますからねぇ・・・
でも、また乗るとトラブルに遭うのも、
この車の面白いところと言うかなんと言うか・・・。
 
で、今日500に乗っていたらやってしまいました。
JAバンクで用事を済ませ、帰ろうとバックした瞬間に
エンジンが前兆も無しに急にストールしてしまいました。
先月タペット調整をして調子を取り戻したばかりなのに
次は何??再始動を試みるもエンジンが掛る気配無し。
駐車場で変な位置でストップしてしまったので
とりあえず邪魔にならない駐車場の隅へ手押しで移動させ
原因を考えてみました。
前兆も無しに急にストールしたと言うことは、点火系?
ディストリビューター周辺を調べたら予想が当たりました。
500_23



画像中央付近にある赤いコードが切れていたのです。
ディストリビューターへ繋げるギボシ端子の根本から
(たぶん)振動で切れてしまったようです。
これだったら車載工具&部品で直せそうです。
ギボシペンチ&ギボシを取り出し、再接続。
みごとエンジン始動し、復活しました。
 
工具類の殆どが15年くらい前に買ったホームセンターで
売っている安物なんですが、このようなトラブルのときに
すごく役に立っています。備えあれば・・・ですね。
勿論、「素人でも手に負える範囲で」ですが(^_^;)
500_24



しかし、路上でストップしなくて本当に良かったと思います。
もし交差点の真ん中だったら・・・ 
ああ恐ろしい(>_<)

投稿者:やまき
at 22 :00 | FIAT 500 | コメント(0 )

2009 年9 月20 日

500不調の原因2

500不調の原因のふたつめです。
500_22



タペットクリアランスが合っていませんでした。
エンジンが温まった状態での再始動が困難な原因はこれです。
昔は自分で定期的にタペット調整をやっていましたが、
ここ6〜7年は仕事が忙しくほとんど自分で車をいじることが
ありませんでした。タペット調整のこともすっかり忘れてます。
やっぱりこの手の車は多少なりとも自分で手を掛けてあげないと
良くありませんね・・・。反省です。
 
と言うことで、作業開始です。
500_16



ボロボロになりかけたヘインズのマニュアル(日本語版)を
取り出し、忘れかけた作業手順などを読み返します。
 
500_18



音楽が無いと寂しいので、パソコンに活躍してもらいます。
前時代の唐箕(とうみ)とパソコンの組み合わせも
シュールな感じでしょ??
500_19



作業風景はこんな感じ。
エンジンフードは外したほうが作業し易いですね。
500_17



タペットカバーを外した状態。
手前から排気、給気、給気、排気とバルブが並んでいます。
タペット調整を行うには、2気筒あるうちの片方が圧縮上死点に
あるときにもう片方を調整します。クランクシャフトを回すと
どちらかの気筒の給排気のバルブが開閉の動作をしますので、
排気バルブが閉じ終わって吸気バルブが開き始める手前の
タイミングで止めます。そこが圧縮上死点です。
ダイナモを回すプーリーにも刻印が付いていますのでそこも確認。
500_20



タペットクリアランスはエンジンが冷えた状態で0.15mm。
シックネスゲージを使い、0.15mmが多少抵抗を感じながら
隙間に難無く入る程度が良いらしいです。調整する際は0.15
の前後の0.13mmと0.18mmを合わせて具合を見ると
良いそうです。my500を計ってみたら、手前の給排バルブは
0.18mmも入る位開いていて、奥は逆に0.13mmも入り
ませんでした・・・。調子悪いはずです。
500_21



作業時間は約1時間くらい?
タペット調整を終わらせ、丁度給油のタイミングだったので
夏ガソリン(笑)を給油しにガソリンスタンドへGO!
  
暫く試走しましたがエンジンの息継ぎも無く、
走行後の再始動も普通にOKとなりました。
これで我が500は、あと10年は戦え・・・
ませんね(^_^;)

投稿者:やまき
at 01 :53 | FIAT 500 | コメント(0 )

2009 年9 月19 日

500不調の原因1

気が付いたら9月も終わりに近づき・・
前回の続きを書くのをサボっていたら、
あっという間に1ヵ月が過ぎようとしています。
 
で、不調の原因ですが・・・。

ふたつありまして、 
一つは「今年に入って数回しか運転していなかった」ことに
原因がありました。ガソリンを給油したのが寒い冬の時期で、
そのまま夏を迎えてしまったのです。ガソリンは季節や場所に
合わせて混合物を変えているらしいのです。寒い冬はエンジンの
始動性を良くする為に気化しやすいガソリンになっていて、
逆に夏場は気化しにくいガソリンになっています。
つまりパーコレーション(ガソリンが燃焼室に届く前にエンジン
の熱で気化してしまい気泡が生じ、燃焼に適正な混合気を送ること
が出来ずエンジンが停止してしまう現象)を起こして、エンジンが
ストールしていたのです。
my500は電磁ポンプに変えていたので、パーコレーションの
存在をすっかり忘れていました・・・。(500はもともと機械式
ポンプが標準でエンジンの熱を受けやすくパーコレーションを
起こしやすい。その対策のひとつが電磁ポンプです。)
 
冬のガソリンで夏の猛暑&空冷エンジン、
これは最強の組み合わせと言う事を
身を持って学習させて頂きました(^_^;)
バカですね、自分は・・
 
そしてもう一つの原因は・・・・
500_22



これ。
 
つづく

投稿者:やまき
at 01 :48 | FIAT 500 | コメント(0 )

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