みさと村だより

　出会いの日というのは緊張するものだ。
　とりわけ、出会いの式がちょっと複雑なことになっていた今年は、なおのこと、緊張した。
　ちょっと休みがちな子供がいて、お母さんと夕方に顔見せに来た。あしたは来てくれるといいな。


　ところで、昨年の３５名の村人は、それぞれに成長して巣立って行きました。
　とはいえ、毎日のように顔を合わせているんだけどね。

　今年のみさと村は、かわいい２８名の村人と過ごすことになった。
　
　曜日の関係で、どんなメンバーになるのか、発表が４月３日になり、ドキドキしながらの土日であったが、考えてみれば、順当な配置だったように思える。

　ともかくも、出会いが楽しみである。名簿を見ながら、２０名ほどは顔と名前が一致するのがありがたい。覚えるのが苦手なわたしにとって、知っている顔の方が知らない顔より多いというのはうれしいことである。

　ようやく全てが終わり、ほっと一息。
　ようやく何も予定のない週末、金沢へ行った。

　歴史博物館に車をおいて、ついでに中を見学して、坂を下りながら、21世紀美術館へ向かう。途中、無料休けい所をのぞいて行った。
　21世紀美術館は、明日からの美術展の準備であわただしい感じだった。
　有名なプールは、なかなかおもしろかった。特に、下からの不思議な眺めがよかった。天井の真ん中がガラスになっているただっぴろい部屋もじっとたたずんでいたい感じ。そのほかの作品群もなかなかおもしろかった。

　ついでと言っては変だが金沢城を見てきた。ここが大学だった頃に勉強しに来たことがあったが、中の様子が一変していた。城の建物がほとんど無いのが残念だが、復元された建物がなかなかよかった。

　兼六園は、桜には早いが、梅が満開だった。