みさと村だより

　子供たちが、大きい子供と小さい子供でグループを作って、隣村にまたがっている公園まで遠足する。片道3.5キロなので、小さい子供にはけっこうな距離である。
　それ以上に、今にも雨が降りそうでいて、なぜかまだ降っていないという感じの怪しい空模様であった。だから、絶対中止だろうと思ったが、中止にすると、子供たちはつまらない上に、気分の乗らないままに学校で勉強することになるので、それも難しいところである。結局、午前中はぎりぎり雨は来ないだろうという判断で実施した。
　約一時間歩くうちに雨が来たら最悪だなと思いながら歩いていたが、何とか公園に到達できた。そして、１時間ほど遊んで、すぐにお弁当を食べて（１１時）すぐに帰ってきた。最後のグループの子供たちが戻る頃に待っていたかのように雨が来た。本当に計っていたかのようなタイミングだった。

　まあ、不満足な結果ではあるが、行ってよかった。子供たちは意外と満足していた。
　

　県の東部地区のいろいろな村から人々が集まって研究会をする。その一つの会場がみさと村だった。
　３つの分科会があり、発表者は研究の成果を発表した。それぞれにすばらしい発表だった、らしい。と言うのも、わたしはそのうち一つにしか出ていないからだ。
　自分が発表者にならなかったことは、ラッキーであるとともに、単純に喜んでもいられない気持ちである。

　それで、心理的に追い込まれていた気もするのだ。

　ちなみに、来年もある。来年は発表者になる可能性大。