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2012年08月13日

たそがれ清兵衛

 映画にもなった藤沢周平の本である。
 東電OL殺人事件の本を返しに行ったら、目について、借りてきた。
 表題作は、映画の話とはまるで違っていた。8人の人物の話がオムニバス形式で集められた本である。たぶん山田洋次が、独自にシナリオを書いて、名前だけをもらって映画を作ったのだろう。映画は全くの別物を考えた方がよい。
 短編小説でありながら、実に人物がくっきりと描かれていて、歯切れがよくおもしろい話である。人情のようなものがよく伝わってくる描き方である。順番に読んでいきたい。

投稿者:at Sushiat 11:31| 日記 | コメント(0)

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