2023年10月02日
「其角俳句と江戸の春」を読んだ
半藤一利さんの、宝井其角の俳句を巡ってのエッセイ集である。
言われてみれば、ああ、この俳句ね、と思い出す有名な句がいくつかあるが、其角の俳句と言われて、パッと頭に思い出す句がなかった。こうしてまとまって鑑賞できるのは、いいものだ。
それにしても、半藤さんの博識、引っ張り出してくる参考書籍の豊かさには感服する。
彼のことは、昭和史の研究家ぐらいにしか思っていなかったが、本当に知の巨人であった。一茶の俳句や永井荷風についての書もあるようなので、いずれゆっくりと読んでみたい。
投稿者:at Sushiat 21:41| 日記