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2007年08月05日

東京への旅 5(3度迷子になる)

 7時に向こうに着く予定で6時に宿を出る。路地を大通りに出たところで、ふと反対方向を振り返ると、その先に郵便局のATMが見えた。喜び勇んで金をおろすと、何となくその方向から駅に向かおうと思ってしまった。普段、きれいに碁盤状に道が整備された町に住んでいると、ついついどこの町でも道がきれいにつながっているという間違った考えを持ってしまう。ふと気づくと、どう考えても駅とは反対の方向に進んでいた。渋谷は駅から坂をあがっていくようになっていたはずなのに、進行方向は登りになっている。おかしいと思い、坂をずうっと下っていくと駅が見えた。かなり時間を無駄にした。
 目的地は東横線沿線である。渋谷のデパートで土産におかしを買おうと考え、駅の中で迷ったあげくにお菓子は買えたが、そこから東横線のホームにたどり着くのにまた迷ってしまった。
 何とかホームに着いたときには、乗る予定の電車のドアが閉まった瞬間だった。
 妹の家は、すごいマンション群の中にあった。なかなか素敵な家だった。
 急に義理の弟が、遅く帰ることになったというので、ついついそれを持って長居してしまい、調子に乗ってワインをいっぱい飲んで、終電で帰る。
 ちょうど電車が渋谷に着いたときに目覚めて、乗り越すことなく無事降りられたが、またもやそこからの帰り道に迷ってしまう。宿までの道案内を携帯ナビに頼ることにするが、使い方がいまいちよく分からず、真夜中で方向感覚がまるでないため、ナビの指示通りに歩くことができず、かなりの時間を無駄にした。
 普段道に迷うと言うことがあまりない方なので、自分を過信していたと反省する。

投稿者:at Sushiat 02:05| 日記