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2008年08月16日

パークライフ

 吉田修一の小説である。東京湾景に始まって、同じ作家の別の作品が読みたくなり、古本屋に行ったついでに、1冊買ってきた。同じ棚に「パレード」もあったのだが、なんとなく2冊とも買う気にはなれず、こちらにしてしまったのだ。
 自分目線で淡々と進む話だった。何かが始まって何かが終わってといった劇的なことは特になく、淡々と周りが動いているという感じの話、結末も、これからどうなるだろう、多分劇的なことは特になく、淡々と時が流れて行くのだろうなという終わり方だった。
 これが芥川賞か……。だからこそ芥川賞なのか。

投稿者:at Sushiat 09:24| 日記 | コメント(0)

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