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2008年09月02日

7月24日通りのクリスマス

 吉田修一原作のドラマと言うことで、リスボンが舞台と言うことで、ぜひみたいと思っていた。
 実は、リスボンにあこがれて、自分の町をリスボンになぞらえている女の子が主人公のドラマだった。この辺り、原作を読んでいないことがばれるね。
 赤い服を着た外国人のおじさんと子供が唐突に登場するので、なんじゃこりゃと思ったが、終始そんな調子のどたばたお笑いドラマ。それでいて、きちんと心に届くメッセージを書き込んでいる。笑わせながら涙を流させるというのは、なかなか上質である。
 何がよいかと言うと、何といっても主演の中谷美紀である。ハンサムな弟をもつ、ドジでさえないOLを演じ、それが、すごく上手なのだ。
 それにしても、大沢たかお、佐藤隆太、上野樹里、阿部力、劇団ひとり、川原亜矢子、沢村一樹、YOU、小日向文世と、これでもかと出演者をそろえてくる辺りは、日本映画の得意技か。

投稿者:at Sushiat 23:45| 日記 | コメント(0)

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