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2007年06月16日

朝日岳に雪絵

昨晩7ヶ月ぶりに朝日小屋の明かりを見る。1週間後の朝日岳の山開きに合わせ、準備のために支配人の清水さんが昨日から泊まり込んだのだろう。早朝夢創塾から朝日に照らされた小屋が確認できた。周辺の残雪は平年より少し少なめ。
その為、ライオン、ツル、大熊の雪絵が1週間程早く現れだした。特に大熊は見つめるほどに月輪熊にそっくり。この雪絵が出る頃には北又の奥山で、熊がが冬眠からさめ、
残雪の雪解け直後に出る軟らかい山菜を求めて出歩く時期である。20年前頃まではこの時期、猟師達がチ−ムを組んで熊狩りに行っていたのだが、今は誰一人奥山へ行かなくなった。猟で生計が成り立たない上、高齢化で体力の衰え、年金生活では熊を捕る必要が無く、かつ、法規上猟期が制限されて取れない状況にある。
その為奥山で育った熊は、親熊に追い出され、里山へと下がってきて、そこで生活圏を形成し、エサを求めて民家周辺にまで出没している状況。県下中、例年にもまして熊の出没情報が新聞TVを賑わしている。小熊は親の生活圏がある限りふるさとに帰れない厳しい事情があるのだ。
 午前中は、富山市でサイクリング遊歩道4kmの草刈りを富山林業研究会グル−プ33名で行った。その内の1人が私。さわやかな風が吹く中、みんなで作業をしているとどんどん進んでゆくので楽しく、即、道がきれいになるので心までさわやかになる。
 午後、南保みずほ館で明日行われ当該館完成祝賀会の準備を自治振興会の皆さんと行う。紅白の幕釣りの他舞台設定から客席配置、そば打ち会場、熊汁調理場など夕方までに全て完了。
 夕方、夢創塾に入れ替わり立ち替わり泊地内のの児童が大人の人と遊びに来た。帰るに帰れず対応していたら結局帰宅は7時になる。
この時朝日小屋の明かりが見えた。受け入れ準備が順調に展開している事だろう。

投稿者:ながさきat 19:29| 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

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