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2007年12月06日

エッセイ・心の交流記

1ヶ月前ほどに北陸農政局のネットに投稿したエッセイ

昨年の夏、突然愛知県猿投台中学校から、秋の修学旅行に3組120名が自然体験と田舎暮らしが出来る夢創塾を訪問したい旨電話だあった。
 しかし、大人数なる故、雨天時等の対応に課題が有るため、受け入れがたく、検討した結果、1組40名ごと山、野、海班に分けそれぞれの場所で農林漁業体験が計画を提示する。学校もOK。
 当日、山班は和紙や炭づくり、巻きわり、林間アスレチックなどをロ−テ−ションでこなし、昼飯は五平餅、ピザを各自が手作り、天然ナメコ汁で本物の味を堪能
 野班は、手動の稲刈りに始まり、コンバインの乗車体験、ヘリコプタ−操縦、マスの寿司づくりと多彩な農業体験を楽しむ。
 海班は、魚釣り、刺身づくり、魚加工の体験、取れたて魚汁のおいしさに感動。
海岸で翡翠もどきをひらってて大満足。各班熱が入って予定時間を大幅にオ−バ−
40名余りのスタッフ、輝いている中学生に元気をもらい活力が蘇ると共に互いに楽しい想い出が残り、受け入れは大成功。
 1ヶ月後、なんと120名全員の生徒から御礼文と共に感想文が届く。
イメ−ジを変えた農林漁業体験、自然の大切さや本物のおい叱った味覚体験などベタほめ。
スッタフこの感想文を読んで感動ひとしお。再び元気をもらい回想を肴に懇親会。
ならばこの感動、中学生に伝えようと暮れに妻と猿投台中学校を訪問。
これまたビックリ、大講堂で各組毎想い出を心がこもった寸劇で歓迎を受ける。
嬉しくて涙する。返礼の言葉がグチャグチャ??とにかく感動、感動。 
これで修学旅行1件落着と思いきや、今年の正月、120通の年賀状が舞い込んできた。返礼にてんてこ舞い。
修学旅行が終わっても、年度を超えて続いた交流の原点は「心のこもったもてなし」にあったと確信。ハイテク社会にあって、この「心」こそが、他に勝る田舎資源でないでしょうか。
           以上
晩に新潟県の市振小学校で「自然から学ぶこと」の演題で講演を終えてきた。
30名あまりの父兄が熱心に聞いてくださる。私も楽しく語りかけて話すことが出来快適でした。

投稿者:ながさきat 23:45| 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

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