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2018 年1 月23 日

生ビールは「生き物」です

 約60℃の低温殺菌を」して、ビール酵母の発酵を止める処理をしていないのが「生ビール」です。樽の中で発酵を続けている「生き物」なのです。ですから、どんなお店にお入りになっても最初に「生ビール」をオーダーしてみてください。そのお店の生ビールの管理具合で、料理やサービスのレベルが計れます。

 先ず、注ぎ方です。泡比率2〜3割のクリーミーな泡が付いているか。カニ泡は問題外です。そして飲み干していく過程でグラスの洗浄が行き届いていれば飲んだ量の泡のリンクがグラスに残ります。油分や汚れ、埃や繊維などが付着していたり、グラス凍結で氷が浮いていると綺麗な泡のリンクは残りません。鮮度やガス圧の管理、サーバーの洗浄も大切な要素です。

 「ぴるぜん」ではアルバイトの学生諸君に対しても徹底して教育しています。何故なら「ぴるぜんの売り物は生ビール」だからです。創業時から50年間続けてきた「ぴるぜんのプライド」です。



 


投稿者:ぴるぜんat 22 :35 | 日記

2018 年1 月15 日

左義長

 「正月は盆と同様魂祭でもあり,亡者への供養のために行う火祭」なのだそうです。創業時から「ぴるぜん」を支えてくれた田村店長や永田君や佐伯君達、亡くなったスタッフの鎮魂を祈り、正月飾りや古いお札を焼いてきました。




投稿者:ぴるぜんat 15 :47 | 日記

2018 年1 月8 日

お酒には「精霊」が宿っています

酒飲みの自己弁護のようにも思われますが、エッセイストの山口瞳は、「酒を飲まない人は、人生の半分を知らない。」という至言を残しています。一方で、酒の席での横綱の暴力沙汰や、呑み過ぎての立行司のセクハラ等と、お酒を飲んでの不祥事も続いています。

 江戸時代の随筆を集めた百家説林の中で柳沢淇園が「飲酒十徳」として、「礼を正し 、労をいとい、憂をわすれ、鬱をひらき、気をめぐらし、病をさけ、毒を解し、人と親しみ、 縁を結い、人寿を延ぶ」と書いていますが、「狂水」・「地獄湯」・「狂薬」・「万病源」等といった言葉で酒害を説いているものもあります。

 いずれにせよ、これからの人生で「お酒」と付き合わなければならない場面が多々あると思いますが、酒精達と上手に付き合っていってください。決して敵にまわさないように。





投稿者:ぴるぜんat 21 :22 | 日記

2018 年1 月7 日

祝  成人

 ドイツではビールやワインの飲酒・購入は16歳から、スピリッツの飲酒・購入は18歳から認められていますが、日本では20歳からです。

 「ぴるぜん」にお入りになったら、吹き抜けの右壁を見上げてください。大きなビァ樽の前に聖歌隊が整列しています。「酒精」の降臨を祝福しているのです。

 デートの時にはお酒は気紛れでお茶目なキューピット役を演じてくれます。小粋で華麗な小道具になったり、友人達との潤滑油になってくれたり、勝利の女神をかって出てくれたり、一人で涙をこぼす時にはひと時の麻薬にもなってくれます。そうです。お酒には精霊が潜んでいるのです。この千変万化の精霊と、今後どのように付き合っていくのかをじっくりと考えておかなければなりません。味方につけるのか、敵にまわすのかを。

 先輩に飲まされるお酒は大人への登竜門です。新成人に乾杯。 おめでとうございます。



 

投稿者:ぴるぜんat 17 :03 | 日記

2018 年1 月4 日

新年 おめでとうございます

 今日から2018年の営業を始めさせていただきます。今年は、この片町1丁目(旧河原町通り)の現在地で創業してから50年目の年に当たります。この50年間に、金沢の街は大きな変遷を遂げてきました。そんな片町で、今日まで「ぴるぜん」という看板を掲げて営業を継続してこられましたのも、ひとえに私共を支えていただいたお一人おひとりの皆様のおかげと感謝いたしております。ありがとうございます。

 創業100年目を目指して、今日からまた新たな気持ちで頑張ってまいります。今年も相変わりませずにご贔屓いただけますようお願い申し上げます。





投稿者:ぴるぜんat 09 :03 | 日記

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