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2023年1月3日

1/3卯年初の太陽観察

1/3,11時半過ぎの太陽Hα像※1/1,1/2は天候とタイミング合わず欠測※各画像をクリックすると別窓に等倍像を表示します※可視光黒点は3176,3177,3179,3180,3181群の5群。ダークフィラメント影が彼方此方に点在していて、南西縁の紅炎へそのまま続いているように見えるのもあった。周縁の紅炎では西側よりも東側の噴出が多く賑やか。北極付近には縦髪のように横へたなびくような形状のもの目立っていた。
↓全体像(カラー1)11h35m↓

↓可視光全体像(白黒)11h338m↓

↓全体像(白黒)↓

↓全体像(カラー2)↓

↓東側等倍(可視光※、白黒)↓

↓西側等倍(可視光※、白黒)↓

↓北東側等倍(白黒)↓第2象限

↓北西側等倍(白黒)↓第1象限

↓南東側等倍(白黒)↓第3象限

↓南西側等倍(白黒)↓第4象限

↓Registax画面(北東側)↓

↓同、北西側↓

↓同、南東側↓

↓同、南西側↓

【データ】2023年1月3日11時35分(30fps×18秒38%)LumixG7(ISO800,Shutter1/40sec.白黒ダイナミックモード4K,30fps,MP4→SER)/LUNT60THa+1.4テレコン(fl=700mm)/PENTAX65赤道儀@南砺市中ノ江
【データ】可視光/同日11時38分(30fps×20秒70%)LumixG7(ISO200,Shutter1/400sec.白黒ダイナミックモード4K,30fps,MP4→SER)/対物D5フィルター付TS65mmセミアポ屈折+1.4テレコン(fl=700mm)/他は上と同じ
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<龍吉>!(^^)!元旦と2日は連続欠測となってしまったが、3日になって太陽観察できたのは幸いだった。(^_-)-☆
<はな>=^_^=ただ、明日からまた冬型本格化?との予報なのが残念。雪の合間に晴れ間があるといいニャー≡^・.・^≡
<ソラ>U.゚ω゚U冬の天候最悪だけど、今年から天候を選ばぬ監視カメラで雨雪合間に星が録れるかも知れないワン▽・。・▽

☆彡お知らせ☆彡太陽Hα&可視光像専用ページを特設しました。観察した太陽Hα像を月毎に一覧できます。
■■今ご覧の)このページは従来通り(太陽も含めた)天文全般で継続します■■

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投稿者:龍吉at 23:29 | 太陽系・月 | コメント(0)

監視カメラで流星キャッチ総集編2

監視カメラで流星キャッチ総集編その2
↓12/28未明〜明け方に現れた流星たち↓

これを完全手動マンパワーでやるのは無理。(未明から明け方まで5時間として)
1分単位のmp4データ収録されるので、1時間で60個、5時間で300個のmp4データが残る。
1つ1つ見直すのは限りなく不可能に近い。>監視カメラやドラレコでは、映像に変化が生じた場面を見つけ出す動体検知プログラムを利用して抽出される。一般的な監視映像であればほぼ問題ないようだが、流星検出は苦手?というか、今までカメラ標準添付の動体検出機能では流星を1個も見つけられなかった。で、流星検出に特化したプログラムがつくられた。それが、Meteor-Detect(kin-hasegawaさん作)。
流星見落としがある、という指摘もあるそうだが、自分としてはそのような見落としに遭遇したことはない。むしろ、暗めの流れ星も検知しており、スグレモノという印象。
↓実用化の目処が立ったのでカメラ2台を自作台座に載せ、物置屋上の手すりに設置↓

■■以下、マニアックな内容なので興味ない方はスルー願います■■
(Meteor-Detectはpython環境下で稼働するツールなので)
【1】PCにpythoneを構築する。
・ https://www.python.org/downloads/windows/ からPython3.9.13インストーラを
 ダウンロードしインストールする。
※3.10.*では未対応、、ということだったが、3.9.13が見当たらず、やむなく3.10.9をダウンロード&インストールしたが、幸いにも問題なく稼働できた。(Win10Pro)
この件について、使用するPC環境の違いもあると思う。
また、以下の記述内容に関して、ご指摘を受けても返答は致しかねる。各自の判断、自己責任で進めてください。全くの保証はありません。
なお、3.11.1も公開されているが、Win11用?試していない。リスクを冒してまで最新版?にする意味も感じていない。
いずれも、Win7以前のマシンは駄目と断り書きされている。

【2】3.10.9(64bit)インストーラを実行し、"Add Python 3.10 to PATH"にチェックを
 入れてから、"Install Now"でインストール。
 ユーザーアカウント制御の画面で変更の許可を求められたら「はい」をクリック。
・最後に "Disable Path length limit" が出てくるのでクリック、ユーザアカウント
 制御の画面での変更を許可し、Closeでインストーラを閉じる。

【3】Pythonで自動検出プログラムを動かすための初期設定をする。
・ Windows PCで、コマンドプロンプトを開く。(キーボードの「Windowsキー」押し
  ながら「R」キーを押し、出てくる小窓に cmd と入力してEnter)
コマンドプロンプトの画面(背景黒枠)が開いたら、下の通り順番に入力する。
<※以下の5行を1行ずつコマンドプロンプトへコピペすれば入力ミスを防げる>
         ====
pip install ffmpeg
pip install opencv-python
pip install imutils
pip install youtube_dl
pip install pafy

【4】meteor-detectをダウンロードする。
githubの meteor-detectのリポジトリ(https://github.com/kin-hasegawa/meteor-detect)から、
 緑色の code と書いてあるボタンをクリックし、"Download ZIP"を選択。
>meteor-detect-main.zip がPCにダウンロードされる。
  →右クリックして「すべて展開」を選択。
・展開された meteor-detect-main のフォルダを、PC上のわかりやすい場所へ移動
 させる。(例えばCドライブ直下など)←※これを推奨
---------- ここまでが最初の関門かと? ----------
意味不明の長文が未だ続きます↓追記へ↓
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投稿者:龍吉at 10:57 | 彗星・流星 | コメント(0)

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