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2018年11月07日

64P/Swift-Gehrels彗星

11/3貴重な晴天がそのまま夜も続いたので、黒部から帰宅後も星見台に居た。気になっていた標記彗星が天頂付近に高く上っているところを狙った。↓画面全体↓

18c64p1103c31ut1208fcbsx posted by (C)龍吉
↓同、等倍トリミング像↓

18c64p1103c31ut1208fcbup posted by (C)龍吉
64Pは見やすい位置に居て一晩中観察可能だが、明るい彗星でないのが残念。テールも判然とせず彗星特有のエメラルドグリーンの丸い光芒が写る。なお、移動速度が遅く=背景の星のズレも小さいので、この彗星画像も前回紹介したSequatorで処理した。
--------【追記】 Sequator試行その後 -------------------------------
前回11/5記事で紹介した画像では地上景色との境界付近の光芒が気になった。そこで、処理時のDynamicRange項目をoffにしてみたこと、境界線指定時のマスク円の直径を小さくして地上景色ギリギリに指定できたことなどが功を奏したのだろうと勝手に解釈している。
↓処理し直した南天画像↓

18south1103c35ut1811nrdfcsx posted by (C)龍吉
↓前回掲載した南天画像↓(稜線上に光芒が残っている)

【データ上(64P)】64P/Swift-Gehrels/2018年11月3日21時8分〜(60秒×31枚)/EOS6D(HKIR,ISO2000,RAW)/WO-Star71(fl=350mm)/LX200赤道儀改ステラショット制御STVガイド
【データ下(南天画像)】2018年11月4日3時11分〜(20秒34枚=約11分余)/富士X-T1(ISO3200,RAW)/SAMYANG14mm,F2.8→F4との中間絞り/三脚固定@自宅星見台前
※「Sequator」については次のサイトを参考に独習した。→ https://www.photografan.com/basic-knowledge/multiple-exposure-stacking-sequator/
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<龍吉>Sequatorを彗星の画像処理に利用できたのは移動量が小さいから。
<はな>オイラも寝ているときの移動量はゼロに等しいニャー(イミフ)
<ソラ>移動量に関して、(幼犬ゆえ)落ち着きなくせわしないので大きいワン

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投稿者:龍吉at 19:41| 彗星・流星 | コメント(0)

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