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2021年01月18日

6年前同期ラブジョイ彗星

再び寒波襲来したが、前回のようなドカ雪では無く除雪の必要も無く一日過ぎたが明朝はどうなるか?心配ではある。朝の内、晴れ間もあったがタイミング合わず太陽観察はできなかった。ということで、過去画像の再掲載↓6年前同期のラブジョイ彗星↓
----------↓ラブジョイ彗星をサンニッパで撮影したもの↓----------

ネットで同日撮影された他の画像を見ると、13日に比べてテールが淡くなったようだ。前回掲載画像のように、テールは長くなった。/テールの写りがよくなかったのは、雲の通過が激しく透明度が悪かっただけでないようだ。/淡いテールを無理に出そうとしてダストテールが分からなくなっている。
【データ】2015年1月16日21時21分〜(1分露光×22枚DSSスタック)/富士X-T1(ISO3200,RAW→TIF)/旧NikkorED300mmF2.8→F4/高橋EM10赤道儀ノータッチ@岐阜県郡上市、白鳥市民野球場
日光の旧サンニッパはクセの強いレンズで、いわゆるドーナツ状の背景ムラが目立ちF4に絞っても影響が残る。その背景ムラを軽減するため、今回は撮影直後にレンズ前に半透明ビニル袋を被せて擬似フラット画像を撮り、処理過程で背景ムラの減算処理をしてみた。完全とは言い難いが、さほど影響は見られなくなった。
----------↓スタック処理したもの↓----------

一枚画像では荒れが酷かったが複数枚スタックにより改善された。彗星のテールが長くなっており、ネットを見ていると17,18にかけて彗星は徐々にM45を離れているのにテールの先端はM45をさらに超えヒヤデス星団の先まで伸びているようだ。
↓白黒反転画像↓

【データ】2015年1月16日21時14分〜(30秒露光×24枚DSSスタック)/富士X-E1(ISO3200,RAW→TIF)/タカハシTG-SDノータッチ@岐阜県郡上市、白鳥市民野球場
----------↓白黒反転画像と合わせたもの↓----------

9/16晩のラブジョイ彗星・3を白黒反転画像と合わせたもの↓

冬の天候で観察できない日が続く。>ネットでラブジョイ画像を見ていると、ここ1週間の間に尾は淡くなったようだが、尾の全長は長くなっているようだ。
【データ上】2015年1月16日21時21分〜(1分露光×22枚DSSスタック)/富士X-T1(ISO3200,RAW→TIF)/旧NikkorED300mmF2.8→F4/高橋EM10赤道儀ノータッチ
【データ下】2015年1月16日21時14分〜(30秒露光×24枚DSSスタック)/富士X-E1(ISO3200,RAW→TIF)/タカハシTG-SDノータッチ@岐阜県郡上市、白鳥市民野球場
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<龍吉>!(^^)!同時期現れていたアイソン彗星は太陽最接近時に消滅したが、その穴を十分に埋めてくれた。(^_-)-☆
<はな>=^_^=とび抜けて明るくなったわけではないけど、尾の様子が見事だったのが印象に残ったニャー≡^・.・^≡
<ソラ>U.゚ω゚ULovejoyの名称からネット上では「ラブ女医」と和訳され?親しまれた記憶があるワン▽・。・▽

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投稿者:龍吉at 16:51| 彗星・流星 | コメント(0)

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