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2008年10月21日

初代PENTAX75赤道儀不調の原因

以前の記事で「初代PENTAX75赤道儀が不調」と書いたが、その原因が分かった。
この赤道儀の赤緯微動は押し引きねじ部分微動で、微動つまみ奥にあるバネの反発力でガタを解消する。(昔の高橋TS式赤道儀と同じ方式)
失敗は、この赤緯微動ねじが緩み過ぎていた(赤警告マークが出ていた)からだった。
#いずれの失敗画像も赤緯方向にずれていることに早く気づくべきだった。
★M42↓FC-60屈折鏡筒(fl=500mm)直焦点、放置追尾↓
M42_9404c9o1018pux
月が近くにあり、明るい空の下で強行撮影(15秒〜3分の多段階露光9枚コンポジット)
(もちろん、完全追尾とは言い難いが)fl=500mm直焦点で2,3分の露光ができそうだ。
=高橋初代P型赤道儀とほぼ同じ実力をもっているようだ。
↓初代PENTAX75赤道儀
P75e_0267ux
残念ながら(グリスが硬化しているらしく)
特に冬場は両軸とも動きが渋くてバランスが分かり辛くなる。

投稿者:Ken28at 04:58| 星雲・星団 | コメント(2) | トラックバック(0)

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◆この記事へのコメント:

はじめまして。

オリオン星雲拝見しました。
30数年前の小学生時代、小遣いをためて買った天体望遠鏡を覗いて見たオリオン星雲の感動がよみがえりました。
小さくぼんやりだったんですけどね。

月面写真もすばらしいですね。
私は別府市在住ですが、月のクレータの名前には、大分県杵築市出身の江戸時代の天文学者、麻田剛立にちなんだクレータアサダというのがあります。
私の郷土の自慢のひとりです。

投稿者:元銀行員: at 2008/10/21 11:19

元銀行員さん、有難うございます。
小学生時代の印象というのは本当に大切ですね。
自分は、高学年の秋、学校の天体望遠鏡(屈折経緯台)で土星を見せてもらったことがきっかけです。
天体への興味が断続的ながらも持続できたのは自宅周辺の星空がまだそこそこ暗い星まで見えるという環境下にあるからです。
オリオン星雲は、中学生の頃に自作の望遠鏡で見て感動した記憶があります。

月のクレータに名前がつくとはすごいですね。
(本市には、そのような著名人はおりません)
天体に関するものはほぼ網羅するように心がけてはいますが、どちらかといえば星雲や星団、彗星に関心があり、実は、月や太陽はちょっと苦手です。

投稿者:Ken28URL at 2008/10/21 18:41

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