2006 年2 月14 日
2006 年2 月12 日
ニュージーランドからの便り
昨日、ニュージーランドで自らブドウを栽培しワイン造りを行っている楠田さん(KUSUDA WINESのオーナー)から日本酒セミナーの便りが届きました。楠田さんとは昨年お会いする機会があり、ワインの権威であるマスターオブワインのボブ・キャンベルさんのニュージーランドの自宅でワイン関係者を集め、日本酒のセミナーを行いたいとのお話がありましたので、「天狗舞」を数点ご提供させていただきました。お便りによりますと、燗酒の評価がことのほかよかったとのことで日本酒の文化に触れていただけたのではないかと思っています。また、山廃純米吟醸は「フルーティーでワインと間違えそうだ」という声が多かったとのことです。
お便りには「からすみ」には白ワインと日本酒(山廃純米酒)のどちらが相性が良いかというテストもあったようですが、これは圧倒的に日本酒に軍配が上がったとの事です。(魚卵の臭いが日本酒で消されることによるものでしょう。)
今日も寒い一日です。純米酒の熱燗などいかがでしょうか。(徳)
楠田さんのURLはhttp://www.kusudawines.comです。
2006 年2 月4 日
立春
立春の今日ですが、最高気温がほぼ0度とこの地方では珍しい真冬日となりました。蔵の入り口に珪化木をくりぬいたものから仕込水が流れ出るようにしたものがあるのですが、外気温が低いためでしょうか、まるで湯が沸いているように湯気が立ち上っていました。北の地方では当たり前なのでしょうが、このあたりでは珍しいことです。
蔵では純米大吟醸のもろみも熟成し、酒袋に入れゆっくりと搾ります。
これと並行して35%まで精米した白米を用いた大吟醸の仕込みが続きます。蔵人に最も緊張感が漂う時期です。
こうも寒いとやっぱり純米酒の熱燗といきますか。
お酒は美味しく適量を(徳)