読書感想文
今回のは、間違いなく父の蔵書である。
ISBNに続けて書いてある値段にはあの忌まわしい「消費税」の表現が全く無い事でもわかる。
「雑学のすすめ」(古川 愛哲 著 日本実業出版 刊)である。
副題に「学ぶ快感、知る興奮。豊かな毎日の為に---。」とある。
昨年の10月29日から「タイトルの書き写しと内容を音読」を始めて、先日の3月10日に読了したものである。
発行日が昭和60年8月25日が初版である。
「昭和ですよ!」と言いたい。
父は未だ国鉄に勤務していて、管理局で係長という立場だった。
その当時私も会社は違うけれど、同じような組織段階に「課長」として赴任し、同僚との帰りに立ち寄る「焼鳥屋」で、大きなテーブルの端と端でお互いに同僚と飲んでいるのに会った。
こんな雑学の本を読んでいたなんて全く知らなかった。
読書感想、としては「兎も角一度目通してみれば『雑学ってこんなに楽しい物か』と思われるに違いないと思います。
目次 一章 遊びながら得られる尊い知識
二章 学問に自信がつく野生の思考
三章 よく効く雑学
四章 気軽にできる雑学ハント
五章 雑学人生を実践するには
六章 私の雑学ライフ
七章 あなたの脳を洗い直す雑学用語
233ページもある本である。
「そんなに長く雑学などに付き合って居られない」と思う人も多いと思う。
そんな人に一つ「客引き」的にすすめるのは、最後の七章だけでも良い。『学』という考え方から解き放たれることだろうから。
投稿者:つねちゃん
at 06 :23
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