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2011 年2 月9 日

答弁食い違い閣僚防戦一方

 今朝の日経新聞から。
 「8日の衆院予算委員会の集中審議では、子ども手当など民主党マニフェストの財源を巡り野党から集中砲火が浴びせられた。首相や閣僚は必死の防戦に回ったが、ちぐはぐな答弁が目立ち、閣内の足並みの乱れが浮き彫りとなった。」

 相変わらずだ。閣僚の答弁がちぐはぐなのが問題ではない。閣僚の答弁がちぐはぐなのを問題だと言うのが問題なのだ。
 各閣僚はその省(それは各省の背景にある利益集団の意向を踏まえた、その道の技術専門官僚の意向でもある)の意向を踏まえて意見を述べるのが当たり前だ。それを国会の審議を経て閣議決定して最終的に各省大臣が実行する。国会も内閣も、国民の諸利益を調整する場だから、委員会審議で各閣僚や首相の答弁が「ちぐはぐ」なのは当然だ。それをすりあわせる場なのだから。それを当然だと理解できないところに、マスメディアが依然として自民党時代から成長できていない、自民党寄り・民主党パッシング体質の現れがみてとれる。

投稿者:ゆかわat 22 :06 | ビジネス | コメント(0 )

留学生不法就労学校ぐるみほう助容疑

 昨夜たまたまTVニュースで、学校が刑事事件の被疑者になっているのを見た。なんだろうと思っていたが、今朝の新聞で分かった。デザイン専門学校の経営者と教職員が留学生の不法就労(資格外活動)の幇助で書類送検の方針が固められたとある。在留資格更新の際に、長時間のアルバイトで授業時間が不足しているのに出席日数を水増しした書類を入管に提出したのが資格外活動の幇助にあたるというのだ。

 なるほど。確かに形の上ではそうだろう。しかし、せっかく日本に勉強しに来ているのに、出席日数不足で単位不認定はかわいそうだから、学生から何とかしてくれと言われたら、何とかしたくなるのが人情だ。
 しかし、これは文科省から何か言われるのなら分かるが、不法就労の幇助だと言われると、何となく違和感がある。とりわけこの学校が留学生の日本語学校だというのなら入管実務にも通じているからまだしも、デザイン専門学校の、しかも教職員が幇助と言われると、出席数が足りているという証明書を作成したことが資格外活動の幇助に該当するなどということを認識し得たのだろうか。
 行政法を担当している私でさえ、後から言われたら「なるほど、それは当然だ。」と思うが、その時点で認識し得ただろうか。

投稿者:ゆかわat 22 :02 | ビジネス | コメント(0 )

弁護士のホームページ

  あるご相談を受けて、相手方の弁護士から来ている損害賠償の請求書を拝見した。
  ちょっとこの請求は法的根拠はないのではないか、無理スジではないか。そう思って、相手の弁護士がどんな弁護士か調べようと思って、その弁護士のホームページを検索してみた。
うーん。私が見てもすばらしい。非のうちどころがない立派なサイトだ。写真にも威厳がある。私ですらこんな先生に依頼したいと思ってしまった。どうりで相手方も遠く離れた県外の弁護士に依頼したはずだ。
さあ、どうしたものか。

投稿者:ゆかわat 16 :24 | ビジネス | コメント(0 )

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