2007 年1 月28 日
2007 年1 月22 日
春のような気候
春のような天気が続いています。暖かいためか、それともノロウィルスの流行でうがい・手洗いが徹底されているためか、インフルエンザの報告は例年に比べて全国的に少ないようです。当院でも、まだインフルエンザと診断のついた方はいらっしゃいません。でも、例年 冬休みが終わって2週間くらいするとインフルエンザの流行期に入ります。今年は遅れていますが、そろそろ要注意だと思います。こんな気候のため、植物も春と間違えているようです。我が家のバラの中で生育の旺盛なアブラハムダービーや、つるアイスバーグは蕾がふくらみ開花したものも見られます。沈丁花の蕾もふくらんできました。これからどうなるのか?ちょっと心配です。たくさんの雪は嫌ですが、季節は、はっきりとしている方がいいですね。
センター試験の日は大雪になることが多いのですが、今年は大丈夫でした。我が家の長女もセンター試験を受けました。本人よりも親の方が緊張していたみたいです。私は国立T期校・U期校の時代、妻は第1回の共通一次の時代、センター試験は我が家では初体験でした。ともかく、ふだんどおりの体調で受けられ、アクシデントもなくほっとしました。しかし、金沢でもリスニング機器の不良があったとのことでとても腹立たしいです。
2007 年1 月14 日
ノロウィルス騒動
年が明けてもノロウィルスが依然として流行しています。今年はインフルエンザの流行が遅れているので、なおのこと目立っています。マスコミが連日報道するのでノロウィルスによる胃腸炎と診断すると多くの皆さんはギョッとした顔つきになられます。慌ててそんなに重症の病気ではないこと、以前からあった病気であり、毎年、晩秋から冬にかけて流行するものであり、今年はたまたま罹患者が多く話題になっていることを説明して、やっと冷静になられます。
人間が人間であるためには人と人のつながりの中で生きていくことが基本です。生きていくためにはいろいろな細菌やウィルスに出会うのは当然のことです。ノロウィルスよりも強力なウィルスはいくらでもあります。いわゆる「おなかの風邪」の軽いものに目くじらをたてるのは行き過ぎのように思います。
ノロウィルスの検査はまだ保険適応ではありませんので、自費となります。当院では¥3500です。結果判明までに2日間かかります。なお、ノロウィルスに有効な薬剤はなく、安静と食事療法および対症療法(整腸剤・吐き気止め)によって回復を待ちます。一般的には成人では2〜3日、小児では3〜4日で治ります。
2007 年1 月8 日
七草粥
昨日 1月7日は五節句のひとつの人日(じんじつ)でした。古来より中国では、この日の朝に7種の野菜が入った粥を食べる風習があったそうです。日本では七草粥は平安時代からはじまり、江戸時代に一般的になったそうです。春の七草は、セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロをいいます。我が家では昨日は食べそこなったので今日の夕食にミツバを加えて、勝手に八草にして食べました。お粥は美味しいですね。正月で食べ過ぎたおなかには、丁度よかったです。
明日から、幼稚園・学校がはじまります。インフルエンザの流行期も目前なので、規則正しい生活をするように心がけましょう。
2007 年1 月2 日
明けまして おめでとうございます。
”明けまして、おめでとうございます。”皆様のご健康とご多幸を、お祈りしています。
大晦日も元旦も、穏やかな日々でした。北陸では珍しいことだと思います。
今日は私の誕生日です。51才になりました。1年1年がとても早く感じられます。ある人がこんなことを言っていました。5才の子の1年は5分の1、50才の人の1年は50分の1。その通りだと思います。
年をとれるのは幸せなことです。だから、「おめでとう」なのでしょう。京都の三千院の廊下で数年前に次のような言葉を見つけ、自分の心が暖かくなるのを感じました。「そのままでよいと知らされた時、このままではもったいないと気づく。」私の中で”向上心”という言葉の本当の意味が理解できました。現状を否定した向上心は、苦しいものです。現在の自分をそのまま受け容れること、これが出発点です。幾つになっても、向上心をもって日々の生活を送りたいですね。