みさと村だより

　今日は、学習参観。
　言葉の学習で、反対語を勉強した。反対語といっても、厳密にはいくつかの種類がある。また、反対言葉は、１対１で対応するものではない。その辺が難しいところだ。ちょっと曖昧にぼやかしながら学習することになった。
　が、たいへん難しい言葉を例に挙げる子供がいれば、一般的な言葉でもよく知らない語彙の少ない子供がいる。その辺が難しいところだ。

　職場に仕事用パソコン、家には、個人用パソコンとバックアップ用を兼ねた家族用のパソコンをおいて、作業用ディスクにデータを入れて持ち歩いている。
　時々、データを整理するようにしている。

　さて、昨日、データを整理していて気づいた。７月末から８月初めにかけての写真データがそっくり消失していた。

　理由は、簡単だ。７月末に個人用パソコンが不安定になり、何とかだましだまし使う内に、ついにあきらめて新しい機械に買い換えたのである。その際、おかしくなり始めた頃に、データをそっくりバックアップしたのであるが、その後、ついにあきらめるまでの間のデータをバックアップし忘れたのである。カメラにデータを残していたつもりで、両方とも消去してしまっていたのだ。

　７月末の東京方面旅行と、植物や生物の成長過程をたどった写真データがそっくり消えていた。残念。

　毎日仕事に使っているパソコンが突然故障すると、気持ちがパニックになって、思わぬ影響がある。

　疲れが抜けない。
　週末には、何もしたくないくらいつかれる。朝起きて、１０時ぐらいに昼寝をして、夕方に昼寝第２弾をして、夜も早めに寝て。
　疲れやすくなってきたことを感じるね。

　２学期のスタートが早かったことで、疲れが出ているのかもしれない。周りの人々は、だいたいそっち派である。

　みさと村でない方の運動会がついにあった。
　
　残念ながら見に行けなかったが、８月のはじめからこれを目指してがんばってきた子供たちのために、はれてくれとの思いが通じて、朝方は曇り模様だったのが、みるみる晴れてきて、昼頃には快晴状態。

　子供たちががんばって作ったデコも映えて満足の運動会だった模様。もっとも、期待していた応援賞の方は残念だったとか。

　今日予定されていた運動会（みさと村ではない）は、延期。
　でも、朝日が輝き、その後ずっといい天気。これは、午前中晴れが続くのではないかと思っていたら、11時頃についに降ってきた。それも、グラウンドで活動を始めたばかりの時に。そして、その後、激しい雨が続いた。やはり天気予報は正しい。
　そういうわけで、明日もかなりの雨が降るということで、明日予定されていた運動会も、延期になった。一週間延期。来週は晴れるといいね。

　一夏を超えて、子供たちは大きく育っただろうか。
　
　バランスのよい成長ならよいのだが、中には、ほとんど変化のない子供、どちらか（普通は体重の方）だけ伸びている子供もいるのだ、ちょっとこれは困った。
　
　さて、結果の方は・・・・。子供たちの家には、健康ノートでお知らせすることになる。
　
　食欲の秋、おいしいごはんをいっぱい食べて、大きく育たなくっちゃね。

　大人はあまり大きく育たない方がいいね。

　谷山浩子といっても、ぴんと来ない人が多いかも。

　わたしの大学生時代、彼女がデビューした頃によく聞いた歌手だ。いくつかヒット曲があったが、その後ほとんど名前を聞くことがなかった。
　そんな名前と出会ったのは、ゲド戦記である。主題歌を歌っている歌手の名前は以前から聞いていたが、主題歌の作者の名前を聞いてびっくり。谷山浩子だった。その瞬間にむかしの懐かしい思い出がよみがえってきた。
　インターネットでCDなどを調べてみてもっとびっくり。デビューアルバムは、あまんきみこの「車の色は空の色」をテーマにまとめたものだった。レコードの時代に買って聞いていたはずだが、その当時は、あまんきみこにも、「運転手の松井さん」にも関心がなかったので、記憶に残ることもなく、すっかり忘れていた。
　まずは聞いてみようと、近くのレンタル店に行ってみたのだが、谷山浩子のCDがたったの1枚もない。困ったものだ。
　どうしても聞いてみたくてすぐにアマゾンに注文した。あさってには届くらしい。楽しみだ。

　これでもかという暑さはちょっと影を潜め、時々どっと雨が降る。
　今日は、外でキックベースを楽しんでいた。そろそろ終わりの時間だなと思い、建物の中に入ろうとした時、何となくポツリポツリと雨が降ってきた。
　これは急がなきゃとみんなで急いで中に入ったら、まもなくすごい雨が降ってきた。おかげで、グラウンドの用具庫の鍵を閉めに行けなくなってしまった。
　キックベースをやっている間、雨が待っていてくれたのかと思うと、ちょっとうれしかったね。

　夏の研修で紹介された島秋人の本をようやく読んだ。
　書いた人は、脚本家で、彼を題材にしている朗読劇を作っていることを初めて知った。しかも、演じているのは、そのまんま東だという。

　さて、夏の研修でも聞いていたのだが、島秋人のプロフィールや、遺愛集の成立までの経過が書かれていた。なかなか興味深かった。改めて思う。彼が罪を犯して死刑になったからこそ成立した文学である。しかし、こんな歌を詠む人をあえて殺さなきゃならなかったのだろうか。

　署名をした法務大臣は、そのことの悔い改めなしには天国に行けないだろうと思う。

　同時に、「ある遺言のゆくえ」という、永山則夫子供基金に関する本も読んだ。
　こっちは、ちょっと永山則夫よりも、不登校児問題や外国人労働者問題、ペルーの社会情勢に関する問題なので、半分読んでやめてしまった。

　今日から９月、ふつうは、今日から子供たちの声があふれるのだが・・・・。

　４日目にして、みさと村の子供たちは、ちょっと疲れ気味。
　でも、うれしい週末だ。ほっと、一息。