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2006年09月02日

歌人 島秋人

 夏の研修で紹介された島秋人の本をようやく読んだ。
 書いた人は、脚本家で、彼を題材にしている朗読劇を作っていることを初めて知った。しかも、演じているのは、そのまんま東だという。

 さて、夏の研修でも聞いていたのだが、島秋人のプロフィールや、遺愛集の成立までの経過が書かれていた。なかなか興味深かった。改めて思う。彼が罪を犯して死刑になったからこそ成立した文学である。しかし、こんな歌を詠む人をあえて殺さなきゃならなかったのだろうか。

 署名をした法務大臣は、そのことの悔い改めなしには天国に行けないだろうと思う。

 同時に、「ある遺言のゆくえ」という、永山則夫子供基金に関する本も読んだ。
 こっちは、ちょっと永山則夫よりも、不登校児問題や外国人労働者問題、ペルーの社会情勢に関する問題なので、半分読んでやめてしまった。

投稿者:at Sushiat 15:35| 日記