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2006年8月24日

ショック>惑星数−1

ニュース等で話題になっていますが、IAU(国際天文学連合)の総会で今まで曖昧になっていた惑星の定義が決議されるらしい。

問題になっているのは冥王星。
発見当時は、他の惑星並の大きさがあると考えられていたから問題なかったが、その後、
・実際の大きさが1000km余と小さいことが分かってきたこと(月よりも小さい)
・軌道が他の惑星とは明らかに異なること
などから、(冥王星を)惑星として疑問視する声が出ていた。

さらに、その後の観察によって冥王星より外側に(火星−木星間にある)小惑星帯と同じような小天体群の存在が発見されたこと。
その中には冥王星を上回る大きさの天体の存在も明らかになったこと。

以上のことから、今回のIAU会議では、
「冥王星を惑星として認めるのなら冥王星よりも大きなこれら天体も惑星にすべき」
という主張(全部で惑星数12個)が出されたことから俄に論議が高まった。

この時点で、
「全惑星を自分の眼で実際に見た(眼視確認した)」という密かな自慢をもつ自分としては、
『うーむ、セレスは問題ないが..』。

が、昨日になって事態が「冥王星を惑星から外す」という方向に急変。

新たに3個新惑星を認めると、今後の観察で新惑星がぞろぞろ発見される可能性が大になるから..
ならば、冥王星が他の惑星とは(大きさも小さく軌道も異なるから)違うのだから
惑星の定義には該当しないということにするのが妥当?ということになったらしい。

う〜む、今になって冥王星が惑星から格下げ?というのは..だったらそっとしておいて欲しかったなー。
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投稿者:Ken28at 22:13 | 太陽系・月 | コメント(3) | トラックバック(1)

早過ぎ>先撮り

前回、前々回エントリィ(撮影行@津幡町)の早朝撮影で最後に撮ったのですが..
【その1】プレヤデス星団M45
M45c4n0820sv
どうやら撮影時は淡い薄雲があり透明度が落ちていたようです。
青い星雲が刷毛で描いたようなスジが殆ど写っておらず、ぼわーっとしているだけ。
ニコンD70(ISO1600,RAW)/ボーグED10cmF4屈折鏡筒/4分露光×4枚コンポジット
EM-10赤動儀ノータッチガイド/他は共通データと同じ
【比較用画像】昨年12月に撮影したプレヤデス星団
m45c8sv

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投稿者:Ken28at 00:25 | 星雲・星団 | コメント(2)

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