2006年12月23日
再挑戦>県内カノープス星見行
★先月27日エントリィ「県内カノープス行」の続編です。
★20日晩は(この時期の北陸にしては珍しいことに)良く晴れ上がりました。
年末の慌ただしい中とはいえ見逃すわけにもいかず、性(さが)ですね。
で、早速望遠鏡を出しにかかったのですが..
低空までよく晴れ渡っているのに気づき、望遠鏡を出すのを止めました。
★ひょっとすると、カノープスが拝めるかも..★
現在22h30m過ぎ、氷見市の観察ポイントまでは約1時間。間に合うか?
南中時刻は24h19-20m頃と判明。(さらに1時間かかって帰宅することになるので)
平日なので通常勤務がこなせるか?不安ですが、もう心は止められない。(笑)
★そそくさと出発したのが22h45m過ぎ。今回は東海北陸道を利用しました。
(高速利用だと約15分〜20分ぐらいは時間短縮できます。)
高速道で高岡市に入った頃から出始めた雲が気になります。
★目的地(氷見市懸札)到着は、23h30m過ぎ。やはり雲があります。
オリオン座や大犬座は見えますが、肝心の低空は雲が邪魔しているのです。
#う〜ん、やはり自宅で冬の星々を観ていた方がよかったか?(後悔)
(低空の雲が切れそうにないので)しばらく機材を出そうか迷っていました。
で、とりあえず日付が変わる(24h)まで待つことに..
(駄目なら、すぐに引き返せば25h前には戻れる)
★24時。低空は雲がありそうですが、心なしか空が晴れ渡ってきました。
機材(三脚とカメラ)を出すことを決断。
↓1枚目↓(いずれも画像をクリックすると別窓に拡大表示します)
(やはり低空は雲が邪魔しているようです)
2006年12月20日24時11分〜16分/D70(ISO400,RAW)ニッコール28mmF2.8
続いて、もう1枚↓南中時刻前後
↓同画像の下部分をトリミングしたもの
(撮影時刻は24時17分-22分、他は同じ)
やはり雲が低空を隠しています..が、ここでもっと肝心な問題に気づきます。
で、★その肝心な問題とは..
【考察】
南中を過ぎているとはいえ、この観察ポイントでは手前の杉木立数本が完全に邪魔です。
つまり、このポイントでの真南は杉木立と手前の瓦屋根の間ではなく、杉木立の左から2本目〜3本目辺りであることがわかったのです。
○観察ポイントを左に移動して観ればよいのですが..
▲そうすると画面左にある屋根が邪魔するのです。
▲全ての画像は三脚をめいっぱい高くして撮影しているので、屋根越しの撮影は難しい。
○この屋根に上れば見えると思いますが..▲当然それは無理(笑)
○また、観察ポイント後方は小高くなっています..▲眼前の外灯が邪魔します。
(実は、外灯のすぐ右下で撮影しているのです。)
【結論】
ここでのカノープス観察は非常に厳しい。ほぼ絶望的..orz
このポイントは諦めるしかなさそう..#今季はますます絶望的?
★20日晩は(この時期の北陸にしては珍しいことに)良く晴れ上がりました。
年末の慌ただしい中とはいえ見逃すわけにもいかず、性(さが)ですね。
で、早速望遠鏡を出しにかかったのですが..
低空までよく晴れ渡っているのに気づき、望遠鏡を出すのを止めました。
★ひょっとすると、カノープスが拝めるかも..★
現在22h30m過ぎ、氷見市の観察ポイントまでは約1時間。間に合うか?
南中時刻は24h19-20m頃と判明。(さらに1時間かかって帰宅することになるので)
平日なので通常勤務がこなせるか?不安ですが、もう心は止められない。(笑)
★そそくさと出発したのが22h45m過ぎ。今回は東海北陸道を利用しました。
(高速利用だと約15分〜20分ぐらいは時間短縮できます。)
高速道で高岡市に入った頃から出始めた雲が気になります。
★目的地(氷見市懸札)到着は、23h30m過ぎ。やはり雲があります。
オリオン座や大犬座は見えますが、肝心の低空は雲が邪魔しているのです。
#う〜ん、やはり自宅で冬の星々を観ていた方がよかったか?(後悔)
(低空の雲が切れそうにないので)しばらく機材を出そうか迷っていました。
で、とりあえず日付が変わる(24h)まで待つことに..
(駄目なら、すぐに引き返せば25h前には戻れる)
★24時。低空は雲がありそうですが、心なしか空が晴れ渡ってきました。
機材(三脚とカメラ)を出すことを決断。
↓1枚目↓(いずれも画像をクリックすると別窓に拡大表示します)
(やはり低空は雲が邪魔しているようです)
2006年12月20日24時11分〜16分/D70(ISO400,RAW)ニッコール28mmF2.8
続いて、もう1枚↓南中時刻前後
↓同画像の下部分をトリミングしたもの
(撮影時刻は24時17分-22分、他は同じ)
やはり雲が低空を隠しています..が、ここでもっと肝心な問題に気づきます。
で、★その肝心な問題とは..
★皮肉なことに南中時刻を少々過ぎてから超低空の雲が淡くなったようです。
↓24時25分〜28分頃にキスデジ(50mmF2.8)で撮影した画像↓
(ステラナビをもとに)超低空カノープス近傍の星々の赤緯値を記入したものです。
カノープスのおおよその位置も記入してみました。
(いずれも画像をクリックすると別窓に拡大表示します)
【考察】
南中を過ぎているとはいえ、この観察ポイントでは手前の杉木立数本が完全に邪魔です。
つまり、このポイントでの真南は杉木立と手前の瓦屋根の間ではなく、杉木立の左から2本目〜3本目辺りであることがわかったのです。
○観察ポイントを左に移動して観ればよいのですが..
▲そうすると画面左にある屋根が邪魔するのです。
▲全ての画像は三脚をめいっぱい高くして撮影しているので、屋根越しの撮影は難しい。
○この屋根に上れば見えると思いますが..▲当然それは無理(笑)
○また、観察ポイント後方は小高くなっています..▲眼前の外灯が邪魔します。
(実は、外灯のすぐ右下で撮影しているのです。)
【結論】
ここでのカノープス観察は非常に厳しい。ほぼ絶望的..orz
このポイントは諦めるしかなさそう..#今季はますます絶望的?
投稿者:Ken28at 03:10| 星空・星座 | コメント(2)
◆この記事へのコメント:
う〜む、そうですか・・そちらではカノープスハンティングはかなり手強い撮影になるんですね、緯度の違いを感じます。
一方こちらでは北の空に大阪の光害を抱え、関空の航路をひっきりなしに飛行機が飛び回るのでポラリスを中心とする星景写真はほぼ絶望的です・・。
投稿者:Fuuma-mfuk: at 2006/12/25 20:48
ふうまさん
緯度だけで言えばまだ1度ほどの余裕があるはずなのですが、
▲本県は(名の通り)北以外は全て山々があること。
▲冬の時期は天候が望めず、特に低空が雲に覆われがちであること
などがネックとなっています。
約20年前に目撃している氷見市内の詳しいカノープス観察ポイントが思い出せません。
他にも観察ポイントがあるはず?と再挑戦しているのですが..見通しが甘かったです。
#県境の山々に上れば簡単なのでしょうが、秋はクマ、冬は降雪という天敵が..(笑)
投稿者:ken28:URL at 2006/12/26 11:15