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2006年11月27日

県内カノープス行(氷見市懸札編)

【11月25日〜26日】昨夜の快晴がそのまま一日続く。
日付が変わる頃、時々雲が発生するものの晴れているので出かけることにする。
(出かけないでモヤがどうかと気にするよりも、実際に現地で納得する方がよい)
↓カノープス付近のシミュレーション画像
Cano1126sv
(ステラナビV6で作成:26日02時)
目的地は、昨夜の場所よりも少し北にある氷見市懸札(かけふだ)地区
午前1時30分頃、目的地到着。空は快曇状態。
↓「クマ出没注意」の看板が..(#クマ公もそろそろお休みだと思うが)
Kuma1132sv
いっこうに雲が切れないので、のんびり準備する。
Cnps750c4e1125sv
やがて、カノープス南中時間が過ぎる頃、雲間から星が見え出すが..
Cps066c7e1125sv
やはり、地平線付近低空は常に曇ったまま。
Cp770c4e1125sv
時間だけが過ぎていく..

南中時間をかなり過ぎた頃になって星空が姿を現し始めた。
Dog424c11n1125sv
どうやら、このポイントでは真南の方向に障害物はなさそう..
(遠くに山が無ければ..の話ですが)
Sankaku438c5n1125sv
このポイントもなかなか空が暗そう..
Ori982c4e1125sv
南中場所(真南方向)が山の稜線の低い部分と合致しているか?確かめるため、撮影を繰り返す。
Oko577c3e1125sv
↓今回の観察ポイント↓
Roc390c8e1125sv
観察ポイントは、懸札地区の一番高台付近。

【総括】
月明の影響がない晩秋の週末、低空まで快晴という条件をクリアできて良かったが、結局カノープス迎撃は叶わなかった。
ただ、熊無地区も懸札地区も、「人里であること」「クルマで行けること」を念頭においてロケ地に選んでおり、単に標高のある山間地ではなく、今後降雪期に入っても、すっきり晴れる日があればカノープス迎撃のチャンスは残されていると思う。
(#う〜ム、負け惜しみ?に聞こえますね..)

投稿者:Ken28at 00:35| 星空・星座 | コメント(4)

◆この記事へのコメント:

そういえば、今年もカノープスが観望できる季節ですね。
こちらは南は海ですので、天候さえ良ければ捉える確率は
かなりあるのですが・・・。
あとは南中時刻までに行き着けさえすれば。
昨年は年明けしてからでしたが、さて今年は?

#しかし、クマは怖いですねー。冬眠の季節でも、寝惚けて
出てこられると余計に問題ですし。

投稿者:ichURL at 2006/11/27 22:00

ichさん 約20年前に県内カノープスは経験済みなのですが、その証拠(写真)がない、というのが今回のドタバタのきっかけです。
これから先は晴天日が殆ど無いこと、晴れたとしても超低空まで晴れ渡る可能性が少ないことから、この時期にかけていたというわけです。
人里で厳冬期もクルマで行ける場所なので、未だチャンスはありますが..今回の失敗でかなり厳しくなりました。

クマの方は、大概は寒くなると動けなくなるようです。
つまり、否が応でも冬眠するしかないようです。
体力のない子熊などは死んでしまうことになるため、先頃狩猟解禁になったものの、本県ではクマ狩猟自粛となっています。
腹が減っては眠れない、というクマも居そうなので、最近はクマ避け鈴を常に持参しています..気休めかも知れませんが..

投稿者:Ken28URL at 2006/11/28 18:46

かなり難易度高そうですね。
それだけに、捉えたときは価値が出そうです。
熊出没注意の看板を見ると、ドキッとしますね。
お気をつけて、頑張ってください。

投稿者:ゆうひぶたっくすURL at 2006/11/28 20:57

ゆうひぶたっくすさん
初日にすんなり見えておれば、「意外とちょろいもんさ」で終わったかも知れません。
ところが、あと1度のところで見逃したことで、全く見通しが甘かったというか、意外と手強いことを思い知らされました。
クマはもうほとんど心配ないと思います。
ただ、カノープスとの再会はクマとの遭遇以上にチャンスがないような気がしてきました。

投稿者:Ken28URL at 2006/11/29 01:15

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