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2006 年1 月28 日

山廃本醸造生酒の瓶詰め

山廃仕込みの本醸造生酒の瓶詰めがありました。
生の新鮮さと山廃仕込によるしっかりとした味わいが特徴のお酒です。300mlの小容量ですので手軽に味わっていただけます。商品の詳しいご説明は当HPの商品案内をご覧ください。

投稿者:天狗舞at 12 :04 | 酒蔵日記

2006 年1 月20 日

大寒

大寒とは冷気が極まって、もっとも寒さがつのる頃とされますが、ここ石川も暦どおりの寒い日となりました。当地は気温が氷点下になる日はこれまで余りありませんでしたが、この冬は違います。
先週中頃まで多く残っていた雪も雨と暖かい日が3日ほど続いたため蔵の周辺では田畑や日陰に少し残る程度まで解けました。
蔵では仕込みの作業が続きますが、12月に仕込んだ大吟醸のもろみも30日を過ぎ、搾る日が近づくにつれ、酒袋や槽(ふね・在来型の搾り機)の手入れに力が入ります。特に酒袋の手入れは十二分過ぎるくらい丁寧に行わないと「袋香」という良くない香りがお酒に移ることがあります。もろみまで順調にいっても最後の工程で品質を落としてしまうことにならないよう注意を払います。
お酒を飲むときは「和らぎ水」も同量飲みましょう。(徳)

投稿者:天狗舞at 16 :00 | 酒蔵日記

2006 年1 月16 日

日の入りと蔵の夕食

早くも1月も半ばとなりました。気が付けば日の入りが遅くなっています。調べたところ先月の冬至に比べて20分程遅くなり今では5時を過ぎるようになりました。蔵人達が食事をとる場所は蔵から少し離れており、夕方ひとまず仕事を終え食事に向かう時、冬至の頃は日没後で暗かったのですが今では明るさが残っています。
食堂では蔵人達が蔵の中で冷えた体を熱燗で温めます。翌日の作業確認も含めてその日の出来事や故郷の能登の話題でにぎやかな食事風景です。
お酒は楽しく適量を(徳)

投稿者:天狗舞at 13 :09 | 酒蔵日記

2006 年1 月5 日

小寒と冬の雷

今日から「寒の入り」です。寒さが本格的に厳しくなり始める頃とされていますが、この冬は今でも十分に寒く、先月の石川県では平年より3度程気温が低かったようです。元日は北陸にしては珍しい好天に恵まれましたが、2日からは冬の空模様に戻っています。
ここ北陸では雷が冬に集中します。特にこの冬は雷が多く、平成17年に観測された雷の鳴った日はこれまでの記録を更新し年間で70日を超えたと報道されていました。(観測地点は金沢市)
冬に北陸をご旅行される方はその音と響きに驚かないでください。(徳)
お酒はおつまみと共にお飲みください。

投稿者:天狗舞at 13 :05 | 酒蔵日記

2006 年1 月1 日

明けましておめでとうございます

皆様には健やかに新年を迎えられたことと存じます。昨年はお世話になりありがとうございました。今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
今朝は薄曇りながら初日の出を拝むことができました。その後は雲も消え、冬の北陸にしては珍しい快晴となり、白銀に輝く霊峰白山の雄姿も望むことができました。12月の連日の雪模様から一転しての好天に幸先のよい一年になればいいと願うばかりです。
蔵では今朝も一連の作業が行われておりますが、仕事を早めに切り上げ蔵人達も新年を祝います。
年末までに仕込みの済んだ純米大吟醸のもろみが、静かに醗酵しながらいい香りを漂わせ始めています。搾る日までまだ何日もありますが、その日が待ち遠しくなります。
今年も酒蔵日記で蔵の様子をお伝えして参りますのでご覧いただければ幸いです。
さて、今日はおせち料理と純米大吟醸、いかがですか。
お正月ですが暴飲暴食にお気をつけください。(徳)

投稿者:天狗舞at 10 :44 | 酒蔵日記

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