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2007 年1 月27 日

大吟醸の袋吊り

今朝からみぞれ模様の寒い日となっています。
昨日、今季最初の大吟醸の搾りがありました。
細長い酒袋に出来上がったもろみを入れ、太い竹さおにいくつもぶら下げます。
圧力を掛けずに袋からにじみ出るしずくを集めます。このとき最も気になることは「袋ぐせ」あるいは「袋香」と呼ばれる酒袋に由来する付けてはならない香りです。杜氏とともにきき酒しましたが、袋香はなくほっと一安心です。

飲酒運転だめですよ

投稿者:天狗舞at 14 :16 | 酒蔵日記

2007 年1 月20 日

大寒

暦どおりの寒い朝でしたが日中は日差しも出て比較的暖かい日となっています。
この冬は雪も少なく今のところは暖冬です。
酒造りには適度な寒さが必要です。冷気が蒸した米の温度を下げることは当然ですが、仕込蔵の中が適度に低温に保たれることがもろみの醗酵を順調に進めるためにも大切です。もろみの温度は醗酵による熱のためそのままですと上昇してしまい良いお酒が出来ません。もろみの温度を調節するためにはいくつかの方法がありますが、天狗舞ではタンクの周りに冷たい水が循環するようなマットを巻き、タンクそのものを冷やすことで中のもろみの温度を調節しています。
仕込蔵の数多くのもろみを一日に何度も温度測定を行い微妙にその温度を調整しています。

お酒は楽しく適量を

投稿者:天狗舞at 13 :09 | 酒蔵日記

2007 年1 月13 日

寒い日は鍋料理

今朝から雪模様です。今のところ積もるほどではありませんが、結構寒くなっています。
お隣の富山県高岡市で今日明日と日本海鍋祭りが開催されるとラジオから流れていました。毎年多くのお客様が集まるイベントとして定着しているものですが、今年は世界の鍋料理も数種類楽しめるとのことです。
近頃は酒粕を使った粕汁を作るご家庭も少なくなったと聞きますが、粕汁は温まります。この時期新鮮な酒粕で作ると格別です。


投稿者:天狗舞at 10 :56 | 酒蔵日記

2007 年1 月6 日

小寒

早いもので1月も6日となり小寒となりました。いよいよ寒に入りますが暦どおりの寒気が列島を覆うようで、蔵の中にいても大きな雷鳴が聞こえてきます。寒くなりそうです。
寒い夜は燗酒が何といっても温まります。山廃純米などは特に燗に向きます。
お酒の温度が変るにつれて味わいの変化を楽しむことが出来ますので今夜あたりいかがですか。一度お試し下さい。

お酒は美味しく適量をお楽しみ下さい。

投稿者:天狗舞at 18 :39 | 酒蔵日記

2007 年1 月1 日

謹賀新年

明けましておめでとうございます。
昨日の記事にも掲載しましたが、北陸にしては珍しい晴れの年末年始です。
初日の出の少し南側に白く輝く霊峰白山を見ることが出来、今年はいいことがありそうです。
今朝はこの冬一番の冷え込みで、蔵近辺で最低気温がマイナス4度と低温注意報が発令されるほどでした。元日の引き締まった空気は身も心も凛とした気分にしてくれます。
今年もこの凛とした気持ちを忘れずに、個性豊かな旨し酒を醸して参ります。
どうぞよろしくお願い致します。



投稿者:天狗舞at 10 :50 | 酒蔵日記

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