みさと村だより

　子どもは、昨日から大阪に向かったが、受験に合わせて下宿の斡旋がある。これには親として行ってやりたい。
　急遽仕事の都合をつけるように頼んで、朝一番のサンダーバードで大阪に向かった。
　受験日ということで、受験生らしき学生が列車の中に見られる。
　斜め前の父子は、結局京都まで行った。列車事故があったらと不安ではないのだろうか。とふと思う。
　大学の中には、いろいろな業者(が雇った学生アルバイト)が、住宅斡旋をしていた。生協の紹介会のコーナーに行くと、すごい列になっていて、受け付けてもらうだけで１時間以上かかった。
　よさそうなところを４つピックアップして、案内してもらったが、鍵のトラブルがあって、実際に見られたのは、結局２つだった。ままよと、そのうち一つを予約して来た。
　大学に合格できなければ､手付けなしで則キャンセルになるということ。また、今日、予約した人の半数以上は、合格できないので、実際には、今日予約しなくても、その時になれば、好条件の物件がたくさん出てくるという話だったが、予約して来た。
　子どもはだめだろうと弱気だったが、母親が急についてこられなくなるような、こんな大変な条件で受験したときに、神様は、きっと受からせてくれるに違いないと確信のようなものがあった。
　列車の予約の関係で、母と子どもより一本先の電車で帰ってきた。

　地震の影響は、考えた以上に大変だった。我が家の生活ががらっと変わってしまった。 　週末には、子どもの受験だが、家内はついて行けない。かといって、私もこの時期、急には休めない。付き添いは、母に頼むことにした。不安だ。

　村のホームページのメンテナンスのために、ＩＥを立ち上げたら、ニュージーランドで地震があったらしいニュースがトップにあった。あまり気にすることもなく仕事を終えて、再度見ると、富山県関係者が２０名ほど被害に遭っているらしい。ちょっと好奇心からそのニュースをクリックしてびっくり。大変なことだ。自分の関係者たちだった。富山県関係者が２０名でぴんと来ないところが情けない。それは置いとくとして、大変なことになった。　そう思ってぼおっとしていたら、昨年までの上司から電話があった。事情を知っているからだが、これは本当に大変なことになった。

　すでに受かっているので、この結果がたとえ不合格でもよいのだが、やはり気になる。
　結果は、合格。本当によかった。
　でも、子どもにとっての本命は、この後である。がんばってほしい。

　子どもの受験結果の第１回発表である。
　センター試験利用入試の結果が分かる。取り敢えず、これに合格すれば、浪人はない。
　本人は自信なさげなことを言っていた。
　結果は、あった。２つの学部を受験しているが、両方受かっていた。よかった。

　同じところを、個別学力試験でも受けている。その発表は、２日後だ。