■HIDキットを装着
NSRのライトをHIDに交換した。NSRのライトは犯罪的に暗い。一応当時のホンダとしては標準的な35W×2なのだが、形状とレンズカットのせいで同じ35W×2のCBR系より暗いのである。
まして、標準的なH4とかなら逃げは効くのだが、H4Rと呼ばれるバルブはホンダバイク専用と言っても良く、マツシマの高効率ハロゲン位しか見あたらない。
当時の峠小僧が良く補助ランプをつけていたのは必要だったからである。
さてバイク用HIDキットが市場に出始めたモノの、ほとんどが車用を流用した、汎用性の高いネイキッド用やシングルランプ用だ。
NSRに使えるものはナカナカでなかった。これは前述のバルブの問題もあるが、NSRの場合他にも問題が多かった。
それはバイクの場合(特に2サイクルの2気筒以下)は、アイドリングが4輪に比べ不安定、ミスファイヤ、不整爆発が多い…etc。いずれも電圧が不安定になりやすい要因が多い。
さらにNSRの場合、電気をバカ食いするアイテム満載にギリギリの発電量、等電気系が本質的に弱い…不等爆発の90度Vツインでアイドリングは本質的にムラがある。…と言う事は当然電圧にもムラが有るという事だ。
HIDは基本的には体育館やスタジアムなどの投光器と同じ仕組みである。高電圧によって放電し、発光するから、電圧が低いと全く点灯しない。
通常のフィラメントなら明るさが多少変わるだけだが、HIDの場合(建築照明の話)経験的には7-8%電圧が降下するとダメ。(メーカー保障は5%)
一般建物用と自動車用等の最大の違いは、この電圧の”揺らぎの幅”と点灯してから照度が安定するまでの時間である。さらにライトがHi-LOW兼用の場合は精度良く球が前後に移動しなければならない。
今回購入したNSR用のHIDは、自動車汎用H4-LOW交換用をショップでNSRでも問題ないように改良したものである。
通常のH4の爪をカットし、H4Rアダプタを介しマウント。通常のバラストの高圧側にサブの安定ユニット(中身はコンデンサ?)を追加してあり、広範囲での電圧幅で問題なく動作するという。
LOW専用で、2灯のうち1灯をコレに交換し、Hiは右側だけを使う事になる。
基本的な配線は簡単で、元のライトのコネクタから電源を取るだけだが、問題は配線と取り付けスペースである。
マニュアルは元の自動車用の紙と、お店で追加したNSR(MC28)の場合のマウント位置がかかれたものだが、必要最小限。別にNSR専用でも無いのでしょうがないが。
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投稿者:kan
at 20 :25
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■レギュレータレクチファイヤを交換
朝、体の疲れや痛みを確認しつつ起床。全体的に怠く、軽い痛みを伴う部分もあるが、行動にはまったく支障がないレベル。
天気が少し悪くなりそうなので、朝イチでNSRのレギュレータレクチファイヤを交換する事にする。
レクチファイヤは発電された電気の電圧を整える役目を持つパーツで、コレが壊れると各部に高い電圧が流れて他の電気系も破壊する。
完全に壊れるとレクチファイヤが焼け死にます。CBRの例で言うと、序盤ではバッテリが上がりやすくなったり、ライトが切れたりした。最悪は制御系も壊れてしまう。
ライトがエンジンの回転に関係なく時々明るくなったりするのは要注意。NSRは現在この状態。ちなみに一応テスタでは異常が無いが。
90年前後のホンダ車では電気系が良く壊れると知ったのはここ数年で、そういえばCBR、BEATもそうだ。もっと早く知っていればCBRは壊れなかったかも。
で、NSRのレクチファイヤは対策品が出ていると聞いたので、早く交換したかったのだ。
シート、シートカウルを取り外し、バッテリーのマイナスを外す。NSRのレクチファイヤは2個のボルトでサスの上に止まっている。普通のバイクでは右サイドカバー内のシートレール等が多い。レクチファイヤは結構発熱するため、放熱が耐久性に影響しやすい。

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投稿者:kan
at 15 :35
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ツーリング後の整備
本日の作業。先日ツーリングから戻ったNSRを再チェック。ちょっと気になったところがあったので、リアブレーキキャリパー周りを掃除し、グリスをつけて再度組み直し。
伸びたドライブチェンの調整。現在のシューズに合わせたステップの調整。2サイクルオイルを満タンに補充しておく。
その後、ブレーキにアタリを出すため、鹿島までの山道を走行。わざとリアブレーキを多用し軽くヤキを入れる。
コゲ臭い。考えてみればこのパッド新品だが、8年前に在庫セールで買った多分10年モノ。ちなみにキタコ製。NSRを手に入れたときに既にリアパッドが無かったので買いに行ったら、たまたま在庫一掃で安かったので2セット買ったものだ。
今のパッドとは成分が全然違う。見た目からノンアスだとは思うが、今のパッドはもっとメタル成分が多い。
まぁNSRにとってリアは絶対制動力はアテにしてないので、フェードさえしなければ良いのだが。
鹿島側出る頃にはアタリがついて制動力が出るようになった。しかしディスクローターは青黒く焼けたまま。これはどうしようもない。匂いはほぼ収まったが、多少引きずっているようだ。
レコードの様になったローターに合わせてパッドが減るのを期待するだけだ。もう少し攻撃性の高いパッドにした方が良いかもしれない。
再度ペダルを調整し、氷見側へ戻って今度は自転車の整備。考えてみればこれも既に400km以上走行している。
先日ギアが勝手にシフトダウンしたりする現象が頻発したのだ。ディレイラー(自転車のシフト機構)のワイヤを調整してセンターを出す。初期の伸びが出たのだろう。ブレーキは割とマメにチェックするのだが。
その後チェーンなどの油分に多量に付いている海岸の砂を落とすことにする。バイクと違ってシールチェーンなどは無いから、ブレーキクリーナーを大量に吹きかける。(ホントは駄目らしい)バイクに比べれば頼りない細さ。
たっぷり掛けながらチェーンを回すと…うわぁ~!とびっくりするほど砂と汚れが落ちてくる。他の部分のグリスが落ちないように気をつけるが落ちちゃったかも。
その後チェンとディレイラーにはグリスを給油しておいた。自転車のメンテナンスもちゃんとした道具と知識を入れておこうと思う。
投稿者:kan
at 22 :52
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■GWバイクツーリング<後編>
3日目、宿のご主人と女将さんに見送られて出発。ちなみにお子様に一番人気だったのは当然NSRだ。(^^)
R178を敦賀方面へひた走る。道の駅、てんきてんき丹後にて休憩。でもなんで、”てんきてんき”なのだろう?
ここから道は太鼓山を駆け上るワインディングへ。しかも山頂付近はシングルトラックの上、あちこち土砂が流れたり倒木があるという、ヒジョーに激しいコンディションでした。
二枚田を狭くした感じ。こーゆー道は実は大好き。



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投稿者:kan
at 10 :23
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■GWバイクツーリング<中編>
ビジホ玄関に7時に集合…だがT森氏が出てこない。D蔵に言わせるといつもの事らしい。朝イチでガソリンを補給し、朝食を吉野家で。目指すは中国自動車道に乗って大山である。




中国自動車道津山ICから米子自動車道へ。風の家SAで休憩。アプリリアのレゴラリーダモデルの人と会話する。このとき、ホイールの汚れからNSRのリアブレーキパッドが既に無いことが発覚。
おかしい?昨年OHしたときは、まだ十分有ったと思う…フロントはそのとき交換しているから見もしなかった…。なんと初歩的なミス!かなーり落ち込む。
蒜山ICで降りて今回のメーンイベント?大山へ向かう。アプリリアの人も一緒に付いてくる。蒜山ICから大山を登るルートは所々路肩が半壊して片道通行になっているが、総じては路面もきれい。中低速のコーナーが入り交じった楽しい走りやすいコースである。
こういうコースはアプリリアの様な大排気量オフマシンが最高に速い。
T森氏を先導にワインディングを駆け上る。T森氏の後ろをついて走るが、時折出てくる低速コーナーでは手こずっている様子。
低速コーナーではどうしてもT森氏のグッツイを突く感じになってしまう。軽量なNSRと大排気量車とは走行パターンがそもそも違うが、低速コーナーはそれが顕著だ。T森氏に先を譲ってもらって先を走らせてもらう。
2速3速を使いながらリズミカルに走る。思い切って使えないリアブレーキが恨めしい。下りのヘアピンでリアディスクから異音が発生し始める。あ~!ディスクが削れていくぅ~!
新しいタイヤ、SPORTSMAXはトラクションをきちんと掛けている限り、不安感を感じさせない。時折空転してもお尻にそれを感じさせて大きく姿勢を崩すことなく加速する。
分岐路でアプリリアの人と離れ皆を待って再び農道を行く。鳥取側は路面も広く見通しも良い中高速のコーナーが主体。大山を回るルートは本当に気持ちが良い。日本海側の畑のあたりなんかはオープンロードだし。
再び狭い街道のところで先に行かせてもらう。緑を縫うようなシングルロードは私がもっとも好きな道だ。
道が広くなった展望のあるところで休憩。再びアプリリアの人に会う。皆で記念撮影。



再び走行しようと思ったら、T森氏のグッツイ、セルが回らない?!たま~にあるらしい。イタリアンである。下りを利用してD蔵が押す。ぼすっ!ドドド!!おお、かかった(^^)
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投稿者:kan
at 10 :22
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■GWバイクツーリング<前編>
GWの後半にバイクで中国地方へツーリング

■傾向と対策
一体2サイクルオイルは満タンで何キロまで持つのか?計算上で行けば、1Lのオイルでガソリン50L分(750km程度)なので、多分800-1000km程度だとは思うんだけど…実績がないので全くわからない。(いつも継ぎ足しなので)一応、タンクを満タンに補充し、缶に残った600ml程度も持っていくことにした。これで1500km程度は走れる…筈。
果たして自分はNSRのポジションに耐えきれるのか?
替えよう替えようと思いながら8年以上経過していたRideen-GPR80をツーリング前に流石にヤバイので交換。
基本的にタイヤは技術と思想の進歩の早い世界なので、最新の銘柄にはやはりメリットが大きい。で、急遽ツーリング前にGPR100を友人の店に発注した。
GPR100そのものは過激な銘柄ではなく、オールラウンドな性格なものだ。もっともどのメーカーも中排気量ラジアルそのものは銘柄選択の幅が少ない。
土曜日にタイヤが来たので、バイクを預けて仕事へ。交換しておいて貰う。
日曜、2ストオイルの補充、前々から気になっていたシートのズレとフェンダーの脱落を直す。雨が降る前にあわててタイヤを一皮むいておく。雨の為メンテはかなり中途半端。
後は専ら荷物の準備というかパッキングに頭を悩ます。雨のツーリングは準備が重要。
今回は土地勘もないし、マップも持ってないので完全にルートはお任せ状態である。
■無情の雨
月曜日、朝から雨カッパを着て出かける。おかしい、時間になっても集合場所に来ない。…携帯でD蔵に確認すると、一日違うという。…え?明日だっけ?がーん。
あわてて戻って気になっていて出来なかったメンテをする。ワイヤ類のグリスアップ、アクセルカラーのグリスアップを行う。
雨の中走行したのでチェーンもグリスを吹いておく。ライディングシューズも老朽化が激しいのが発覚したのであわてて新調した。
思えばこの1日が後で大きな影響を及ぼしたのである。
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投稿者:kan
at 10 :11
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