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2021年12月30日

2021年を振り返る(12月)

【12月】レナード彗星(C/2021A1)
-----☆彡12/21夕方雲間低空のレナード彗星☆彡-----
カラーポジ画像

白黒ポジ画像

白黒反転ポジ画像

このときレナード彗星は南西低空で、未だ青空が残るうちから観察を始めた。1枚め画像のように強調処理を控えめにすればすむことだが、同彗星は地球最接近を過ぎて太陽へ近付き始め尾が数本に枝分かれしているようだ。(白黒反転像)>で、無理矢理強調処理したが、薄雲のため背景ムラとノイズまみれでとても見苦しい画像になっている。日本海側では冬の悪天候のため、この日以外は観察できないままだが、太平洋側では、さらに太陽へ近づきバーストを起こしている同彗星像が観察されている。追観察できず残念だが冬の天候では致し方ない。
【データ】2021年12月21日17時41分〜(8〜20秒44枚彗星&恒星基準)/EOSkissM(HKIR,ISO1250〜1600,RAW-TIF)/WO-Star71(fl=350mm)/ADVX赤道儀@自宅星見台HANA
-----☆彡12/11見納め?レナード彗星☆彡-----
12/11朝のC/2021A1レナード彗星。前回12/3晩、球状星団M3に接近した時はりょうけん座におり天の高い位置で観察できたのだが、、↓
↓C/2021A1レナード彗星(ポジ)↓彗星基準モード

↓同(白黒反転)↓※尾がイオン(上)とダスト(下)の2つに分かれている

近日点通過を控えて東低空へ移動しており、5時近くにならないと姿を見せない。なので前晩そのまま就寝し、明け方早起きしての迎撃となった。午前3時過ぎに目覚めて外を見ると星が見えたので、あわてて星見台へ直行した。
【データ】2021年12月11日5時17分〜(20秒30 枚彗星基準)/EOSkissM(HKIR,ISO4800,RAW-TIF)/FS60CB(fl=255mm)/GPD(SynScan改)赤道儀@自宅星見台HANA
↓C/2021A1レナード彗星(ポジ)↓彗星&恒星基準モード

↓同(白黒反転)↓

低空かつ写野の何処かに薄雲あり、その影響でどの画像も背景ムラが生じ、見苦しい画像になってしまった。
【データ】2021年12月11日5時17分〜(20秒20 枚彗星&恒星基準)/他は上と同じ
日々の移動量が大きく、実質この日12/11が東空に見えるラストチャンスと思えた。日を追う毎に太陽近くへ移動しているから。次に姿を見せるのは近日点通過後になるが、夕方の西空、否、南西空低く、観察は非常に厳しくなると予想されている。また、近日点通過に伴い彗星の崩壊が危ぶまれている。
↓撮影中のステラショット画面↓
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投稿者:龍吉at 20:50 | 彗星・流星 | コメント(0)

2021年を振り返る(11月)

【11月】11/19ほぼ皆既月食
GPV気象予報では自宅周辺も晴れる雲行きだったが、日本海側に住む者の悲しさでこの時期このままスッキリ晴れが続くとは思えなかった。>で、超久しぶりに高鷲まで出かけた。>自宅も晴れたらしいが、後の祭り orz (-_-;)/取り敢えずiPhone画も含め5台のカメラから1枚ずつUp。↓(苦笑) ※いずれも最大食分(18時過ぎ)頃の画像※
↓APS-C+FC60屈折(fl=500mm)↓

「ターコイズフリンジ」と言われる)高輝度部と影の間の青紫色が撮影直後の背面モニターでもあっさり確認できた。
↓4/3+Maksy60(fl=750mm)↓ブレている orz

「ターコイズフリンジ」と言われる)高輝度部と影の間の青紫色が背面モニターで確認できた。
↓APS-C+MEIKE6.5mmFyshEye全周魚眼↓

澄み切った高鷲の星空。秋の天の川が数秒の固定撮影であっさり写る。
↓EOS6D+Nikkor28mm,F2.8↓

月食の月がおうし座にあり、すぐ左(北)横にすばる(M45)が並んで居るのが分かる。
★ほぼ30分間隔で撮った望遠鏡直焦点画像を重ね「地球の影」表出を試みた。★
※画像はいずれも上が北方向※
↓最大食分30分前と最大食分時、最大食分30分後の3枚を1枚に合成↓

↓以下、iPhone12pro(×1,×0.5レンズ)↓
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投稿者:龍吉at 20:11 | 太陽系・月 | コメント(0)

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