第7回がんワクチン療法研究会学術集会
平成22年11月27日、石川県立音楽堂交流ホールにて「第7回がんワクチン療法研究会学術集会」を,消化器グループの中本先生が総会会長として開催いたしました。
日本各地よりがんワクチン療法の専門家が集まり、がんワクチン療法の基礎的研究から臨床応用まで多彩な発表が行われ、活発なディスカッションがなされました。
また特別講演では,金沢大学がん研究所所長の向田直史先生に「抗サイトカイン療法の可能性」と題してご講演いただきました.
投稿者:第一内科医局員
at 19 :56
| トピックス
第96回日本消化器内視鏡学会北陸地方会
第96回日本消化器内視鏡学会北陸地方会が、2010年11月21日に金沢大学医学類、第三・第四講義室で開催されました。
今回は当科第二研究室の加賀谷先生が会長を務め、北陸3県より250名を越える先生方にお集まりいただきました。当日は抜けるような青空で、絶好の学会日和(?)となりました。
教育講演は藤田保険衛生大学の平田一郎教授に、特別講演は福岡大学筑紫病院の平井郁仁先生に、ランチョンセミナーは九州大学の中村昌太郎先生にそれぞれお越しいただき、最新の知見を御発表頂きました。また「北陸における超音波内視鏡の現況」と題したシンポジウムでは、北陸の各病院の第一線で活躍されている4人の先生方より、超音波内視鏡の適応や意義について御発表頂きました。さらに一般演題では50題もの応募を頂き、各分野で活発なご討議を頂戴しました。当科からも鷹取先生がシンポジウムで、西川先生・浦田先生・藤原先生が一般演題で発表してくれました。
さらに初期研修医2年目の羽柴先生、1年目の須田先生もそれぞれ一般演題で発表してくれました。2人とも初期研修中とは思えない立派な発表で、質問に落ち着いて答えている姿を見て、とても頼もしく感じました。
最後になりましたが、今回御発表頂いた先生方ならびに学会に御参加下さった先生方、裏方でいろいろ働いてくれたスタッフのみんなに、この場をお借りして改めて御礼申し上げます。
(K. K.)
投稿者:第一内科医局員
at 20 :51
| 学会発表
AHA scientific sessions 2010
2010年11月13日から17日にかけてシカゴにて開催されたAHA(アメリカ心臓学会)に,当教室から多数のDr.が参加しました.
13日シカゴへと飛び立った我々は,14日より会場のMcCormic Place Convention Centerに向かい,思い思いのOral session, Poster sessionを聴講しました.
15日には岡島先生がPoster sessionにて発表を行いました.2時間自由に聴講者の質問を受けるスタイルのもので,すらすらと質問に答える姿が印象的でした.
16日には池田達則先生がOral sessionにて発表を行いました.他の発表者にひけをとらない英語でのPresentationは堂々たるものでした.
その日の夜はステーキを堪能しました.この写真はChicago Chop Houseの「Tomahawk」と呼ばれるステーキです.今回は行く店行く店のメインディッシュがどれもサイズが大きく,毎晩お腹満たされっぱなしでした.
最終日の17日には明るいうちに全米No.1の高さ(443m)を誇るWillis Tower(かつてSears Towerと呼ばれていました)の展望階(103階!)へ行き,そこから突出した透明アクリル板に身をすくませつつ立ち,眺めを堪能するのでした.
そして様々な思いを胸に,クリスマス・イルミネーションにより輝きを増したシカゴの街を後にしました.この5日間は日本では得られないような貴重な最新の知見と異文化に触れるすばらしい機会となりました.
投稿者:第一内科医局員
at 08 :51
| 学会発表
研修医ワークショップ 「実践! 超音波/内視鏡」開催
11月20日に金沢大学附属病院卒後臨床研修センターの監修のもと,研修医を対象とした腹部超音波ならびに内視鏡検査のワークショップが開催され,当教室消化器グループのDrが講師,インストラクターとして参加いたしました.
まず加賀谷助教が『上部下部消化管内視鏡検査の実際』、荒井助教が『腹部超音波検査の実際』と題して、講義を行いました。
講義の後には、実際に内視鏡を手に取り、上部消化管と下部消化管モデルを用いて、内視鏡検査の基本を実習していただきました。また超音波装置のプローブも握り締め、参加者の方に被験者になっていただき、超音波検査の基本操作も体験していただきました。
少人数に分かれて実際の機械とモデルを使った実習であったため,研修医の先生方にも大変好評いただき,実習時間を延長して講習を受けていただきました.
ご参加いただきました研修医の先生方,お疲れ様でした.
投稿者:第一内科医局員
at 00 :08
| 研修医
AASLD2010
2010年10月29日から11月2日にかけて,ボストンにて開催されたAASLD(アメリカ肝臓学会総会)に,当教室より多数のDrが参加し,発表を行いました.
国際学会に初めて参加した後期研修医の学会参加記が届きましたので,掲載します.
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今回初めて海外の学会に参加させていただくこととなりました。
お先に、金子先生、中本先生、水腰先生、守護先生、西川先生、後期研修医 高田・藤原・吉田の3人で小松空港からアメリカに向かいました。
まず、ワシントンD.C.でNIHに留学中の大石先生にお会いし、写真撮影。。。
部外者がNIHに入館するためには荷物検査とパスポートなどの身分証明が必要で、さすがNIH!!と感動しました。
その後、アーリントン墓地・スミソニアン博物館などを見学。
そして、ボストン入りし、ついにAASLDの会場へ!
ピカピカの大きいビル、Hynes Convention Centerで開催されました。
入口の前で はい、ポーズ。
メイン会場は非常に大きく、実際に発表している人の姿は小さーくしか見えませんでした…。
私たちはPostgraduate Courseを申し込み、ウイルス肝炎の歴史や現状、未来についてなどの講義を聴きました。
英語で講義を聴くことは大変でしたが、すこしずつ慣れてきてとてもいい経験になりました。
このような貴重な経験をさせていただき、本当にありがとうございました。
まだまだ旅は続きましたが、今回はこのへんで…。
(M.Y)
投稿者:第一内科医局員
at 11 :34
| 学会発表
糖尿病・内分泌代謝グループの御簾博文特任助教の発表が新聞に掲載されました.
セル・メタボリズムに掲載された糖尿病・内分泌代謝グループの御簾博文 地域連携腫瘍内科講座・特任助教の論文「A liver-derived secretory protein, selenoprotein P, causes insulin resistance」の内容が,北国新聞,北陸中日新聞,朝日新聞,読売新聞,毎日新聞に掲載されました.
北国新聞 2010年11月6日 朝刊 掲載
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投稿者:第一内科医局員
at 20 :58
| 業績
UEGW(欧州消化器病週間)学会参加
憧れのバルセロナでのUEGW(欧州消化器病週間)に,2研三十路独身コンビで参加しました!
途中何度も発表ポスターを忘れそうになりながら,何とか会場へ到着.
内視鏡のライブデモは会場が満杯で,日本人Drがデモンストレーターをしていることが誇らしく,いつか自分もできるように英語をマスターしようと思いました(そのときは・・・)
それにしても人も街も明るい!
タパスもパエリアも旨い!
ガウディ,世界遺産,ピカソ!
そしてラッキーなことにユーロが安い!!
欧州の学会っていいなあ,と次回ストックホルムが頭をよぎるのでした.
(H.T)
投稿者:第一内科医局員
at 19 :49
| 学会発表
2010年JDDW in Yokohama
2010年10月に横浜で開催されたJDDWに,当教室より多数のDrが参加し,10題の演題を発表しました. 当教室に初期研修にきていた研修医の須田先生が一緒に参加し,学会レポートを作成してくれましたので,掲載します.
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2010年JDDW in Yokohama 学会報告
研修医1年次 須田烈史
2010年のJDDWに参加をいたしましたので、報告をさせていただきます。
私がこのJDDWのことを知ったのは、研修医として消化器内科のローテーションをさせていただいていた7月です。そのときはあまり自分が参加するとは思ってはいませんでしたが、指導医や上級医の先生方の話を聞いているうちに「せっかくだから参加してみようかな?」という思いが芽生えてきました。調べてみましたら、研修医は参加費が無料になるということで「雰囲気だけでも感じたい!」と考えて参加を決めました。
2010年10月13日から参加しました。まず驚いたのは、会場であるパシフィコ横浜の大きさと、人の多さでした。地下鉄「みなとみらい駅」を降りてみると、スーツを着た人の山々・・・「さすがJDDW!!」と感動した。また会場周囲には制服を着た警官が大量に配置されており、「さすがJDDW!!」とさらに感動しましたが、これは私の勘違いで11月にあるAPECの警備訓練でした(笑)。この日は、最近のHCVの治療についての講演が印象的で現在までの治療法に加え治療効果を作用する宿主側のSNP変異が私の中で新しかったです。
10月14日は肝癌に関するセッションに参加しました。特に肝癌に合併する静脈瘤の治療法に関しては発表者間で意見の食い違いもみられ白熱した討論が起こり、見どころがありました。ここで私は感じたのは「まだまだコンセンサスが得られていないことはたくさんあって、いろいろな意見がぶつかりながら新しい治療法などがうまれてくるのだな」ということでした。夕食は上の先生に連れていっていただきました。横浜のおいしい串焼き屋さんで、お酒も交えながらいろいろな談議に花を咲かせることができました。特に私がいつもなんでもできて尊敬できるような先生方の若いころのお話を聞けることができて、おもしろかったです。「○○先生も研修医のころは××だったんだよ〜」とか言われると、研修生活に不安を抱える私としてはなんだかほっとしました。
10月15日はその時ちょうど潰瘍性大腸炎の患者さんが受け持ちでしたので、潰瘍性大腸炎の講演を聞きにいきました。潰瘍性大腸炎の治療法に関して、治療薬の使いわけが難しいなと感じていましたのでためになりました。この日の夕食も上の先生方に連れて行っていただきました。この日は中華街に繰り出しました。後期研修医の先生方も一緒で楽しく・とてもおいしい会になりました。会食の途中に周りの席の人たちの話が聞こえてきまして、その中からよく医療用語が聞こえました。「これもJDDWならではなのかな?」としみじみ感じた瞬間でした。
10月16日は教育講演を聞きまして、帰途に着きました。
ほんとに楽しい学会でした!学会中にいろいろと面倒をみていただいた第一内科の消化器の先生方には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
ただ唯一失敗したのは、ホテルを近いと勘違いして新横浜に取ってしまい毎回横浜まで通うのが非常にめんどうくさかったことです。次回以降は学会のときはホテルを近くに取ろうと決めた私でした。
投稿者:第一内科医局員
at 20 :35
| トピックス