「なぜ、自粛警察は日本だけなのか」を読んだ。
題名といい、本の体裁といい、週刊誌的な取り上げ方かと思ったが、日本人の特質についてのちょっと学問的な考察だった。副題に「同調圧力と「世間」」とある。この世間という言葉がキーワードだった。
自分は、どちらかというと、できるだけ人と違う道を歩きたい性格なのであるが、それでも、周囲の様子を気にかけることはよくあるので、なるほどなと思わされた。
ヨーロッパでも、同調圧力というのは、かつてあったが、近代と共に一つ一つ芽を摘んできた結果、ほとんど見られなくなったのだという。
21世紀に入る頃から、日本の若者に特に顕著に、世間を気にかける傾向、息苦しさが見られるようになっているという。それが、若者の自殺の増加や巻き添え自殺のような無差別殺人事件に、反映しているという。まさに、これを読んでいる時に、長野で、そんな事件が起きた。
いろいろなことで、日本社会の問題、閉塞感が問題として意識されるようになってきているこの時に、解決への道を歩みだしたいものだと思う。
投稿者:at Sushiat 21:12
| 日記
「音楽と生命」を読んだ。
坂本龍一と福岡伸一の対談集である。坂本龍一さんが亡くなったタイミングで出版されたので、関心があって読んでみようと思った。とはいえ、いつもの県立図書館で借りて読んだのだが。
ロゴスとビュシスの対立とか、認知の問題とかについて、哲学的な対話がなされていて、なかなか理解が難しい本だった。そして、お二人の博識には頭が下がる思いがした。だって、よく分からない言葉がどんどん出てくるので、スマホでググりながら読まなくてはならなかったんだから。
ちょうど、定期受診の日で、いつも4時間ほど待たされるから、読書タイムにしているのだが、ちょうど読み終わった頃に受診の案内が来た。
図書館で予約したら,先に借りている人がいて、その人の後に借りたのだが、本がすごくきれいだった。大切に読まれたんだろうな。
投稿者:at Sushiat 21:14
| 日記
「高学歴親という病」を読んだ。
精神科医として、病む子供の治療を進める著者が書いた本である。
自分が、それなりの社会的地位を獲得したから、子供にもそれを与えたいと思って夢中になる親、逆に、思うように手に入れることができなかったから、子供には、手に入れさせたいと願って無理を重ねる親。子を思う気持ちに間違いはないのだが、やり方を間違えてはいけないということである。
もっとも、学校の教師として、ネグレクトのような様子も数多く見てきたし、子供のためと言って、子供が課題を乗り越えようとがんばるのを、無理をしなくてもいいと言って励まさない親も見てきた。がんばれと言ってくれるのは、むしろよいことかもしれない。が、最後の選択は、子供に委ねなくてはだめだろう。支援はするが、強制はしないということが大切なのだろう。子供が失敗するのも、見守らなきゃね。
投稿者:at Sushiat 21:16
| 日記
「佐久間宣行のずるい仕事術」を読んだ
これもまた、県立図書館で借りて読んだ。
予約が付いていたので、借りられるのはだいぶ先だろうと思っていたが、案外早く借りられた。
佐久間さんのことは、「あちこちオードリー」で知った。富山では放送していないので、Tverで見ているのだが、時々話を振られるディレクターさんぐらいに思っていたら、NHKのクローズアップ現代に出演したので、世間的に注目されている人だと分かり、関心をもったのだ。
さて、この本、なかなかの内容である。2〜3ページで1つの内容をまとめているので、大変読みやすい。そして、言っていることが的を射ている。仕事始めの若者に是非読んでほしい本だった。今の自分にとっても有意義な内容である。ああ、だからうまくいかなかったんだな、とか、あのとき、こうしておけばよかったんだよな、とか、反省することが多い。まあ、それも含めての自分の人生だから、過去は仕方ないのだが。佐久間さんが大切にしてきたこと、今より少しよい未来にするために布石を打ってきたことが分かりやすく述べられていて、自分の経験を後の人に役立てようという思いが伝わってくる本だった。
投稿者:at Sushiat 21:23
| 日記
「道をひらく言葉」を読んだ
NHKの「あの人に会いたい」という番組で取り上げた22人の言葉を紹介している。知っている人もいれば、この本で初めて知った人もいる。お亡くなりになった人ばかりなので、生前にもっと関心をもって知っておけばよかったと思わされる人たちだった。
知っていた人でも、自分の知らなかった内面をのぞくことができて、面白かった。改めてその人のことを詳しく調べてみたいと思わされた人もあった。
自分が教育に携わっていたこともあって、学校不信で育ったという人が何人もいて、どこかで挽回する機会は無かったものかと思わされもした。
ドキッとしたのは、半藤一利さんの「この国は武力なんかでは守れない」という言葉だった。防衛力強化が叫ばれる昨今、自分もある程度の防衛力は必要と思うのだが、こうはっきり言われると、考えさせられる。
一方で、あまり好きではない立川談志さん、食わず嫌いはよくないので、志の輔さんの師匠だし、一度じっくりと彼の落語を聞いてみようかと思わないではないが、いまいち気が進まないのだ。
投稿者:at Sushiat 21:20
| 日記
読み聞かせに参加
市内の小学校で読み聞かせをしているところがあって、知人に誘われたので、見学に行く。
朝の学校近辺は、交通規制があるので、車で行けるか心配したが、学校前までいけるルートがあることが分かって安心した。
学級全体に見えるように提示するには、本をスクリーンに映して見せてやるのがよいのだが、読み聞かせは、本当に本を手持ちして読んでおられた。どの学年も、1学級20人ほどなので、なんとかみんなが見られる感じなのかなと思う。
メンバーは、多彩で、各教室に孫がおられる方もおられた。仲間に入れていただいて、読み聞かせに参加しようと思う。
投稿者:at Sushiat 10:39
| 日記
「お市の方の生涯」を読んだ
「「天下一の美人」と娘たちの知られざる政治権力の実像」と副題にある。
県立図書館で、予約して、すでに借りていた人がいたので、予約待ちをして借りて読んだのだが、ちょっと期待外れだった。中身が専門的すぎて、よく知らない歴史上の人物の名前がどんどん出てくるのだが、名前の出てくる話が苦手な私には苦痛だった。既知の歴史上の人物名も、別の名前で登場するので、なおよく分からないことになった。また、歴史資料の引用が多く、真面目に読むのを諦めて現代語訳の部分だけを読んでしまったが、新書というエッセンス本を読もうという人間に、こんなに資料を挙げなくてもいいのではないかと思う。もしかしたら、私の前にこの本を借りた人も、そんな事情で早々に熟読を諦めたから早く借りられたのではないかと思ってしまった。
それでも、織田信長、羽柴秀吉、浅井長政、柴田勝家などの関係について、改めて関心をもつことができたのは、収穫であった。
投稿者:at Sushiat 21:27
| 日記
「さようならがくるまえに」を読んだ
副題に「認知症ケアの現場から」とあるように、病院や施設でケアに取り組む人が書いている。30ほどの事例をもとに、認知症ってどんなことか、患者はどんなことを考え、思い悩んでいるのか、家族はどんな思いになるのか、症状の進行を留めるための手立てのポイントなどが書かれている。
自分だって、若年認知症はもう可能性がないが、年齢にあった認知の衰えは、現実のものとなりつつある。元気もりもりの母も、ある日おかしなことを始めるかもしれない。いつ来るか分からないその時のために、心の備えをしておかなくては、と思わされた。
投稿者:at Sushiat 21:58
| 日記
「正倉院のしごと」を読んだ
言わずと知れた東大寺の正倉院である。
正倉院は知っているが、その位置づけや、成り立ち、歴史については、知らないことの方が多かった。そもそも正倉院が本当の名前は「正倉」だということも知らなかったし、東大寺のものかと思っていたが、宮内庁管轄で、国宝ではないということも知らなかった。一度実物を見てみたいものだと思っていたが、秋の一時期に奈良国立博物館で公開されることも知らなかった。一度公開したものは、その後10年は公開しない決まりになっているという。これは、行ける時に是非見に行かなくてはならないだろう。
宝物を保存したり修復したりする仕事についておられる方の視点から、考えることができたのは、よい経験だった。
投稿者:at Sushiat 22:08
| 日記
「ほんとうのリーダーのみつけかた」を読んだ
「西の魔女が死んだ」の梨木香歩さんの本である。
リーダー論の本かと思ったら、同調圧力にさらされている若者向けに、自己肯定感を高めようと呼びかける本だった。
始めに同調圧力の実験の話が出てくるのだが、ちょっと考えさせられた。
錯視(ほんとうは同じ長さのものが違って見える)の実験だということで集められた10人に、明らかに長さの違うものを見せて、どちらが長いかを答えさせる実験。実は、9人目までが、仕掛け人で、短い方を長いと答える。それを聞いていた10人目の本当の被験者が、おかしいなと思いつつ短い方を長いと答えてしまうという実験である。
私だったら、「私には、Aが長いように見えますが」と自分が思ったことを答えるのではないかと思うが、これが、どっちのやり方をするかのような問題だったら、おかしいなと思っても、大勢に従う発言をするだろうと思う。
間違ってはいけないのではなく。間違えたことを記憶して、次に生かせるようにすること、苦い思いを肝心安打と思った肝心なんだと思った。そして、それを若者たちに伝える責任があるんだと思った。
ところで、梨木香歩さんて、1歳違いの同年代なんだと初めて知った。
投稿者:at Sushiat 22:06
| 日記
ゴールデンウィーク終了
ゴールデンウィークも終わり、子供たちは、新幹線で帰っていった。
一昨日の9時に見送り。孫ちゃんは、駅にライトレールが入ってくるのを見て、興味津々、ガタンゴトンと興奮気味だった。
そして、今日は、孫ちゃんのために借りていた、ベビーチェアとチャイルドシートの返却作業。ゴールデンウィークが終わったなという実感がわいて、寂しさも涌いてきた。
投稿者:at Sushiat 21:19
| 日記
| コメント(0)
くろべ牧場まきばの森へ
天気もよく、昼頃に、みんなでくろべ牧場まきばの森へ行く。人気の観光地で、ゴールデンウィークは催しもあるので、かなりの混みようだった。
孫ちゃんは、動物を恐れない。やぎにえさをやろうとして、ぐいぐい距離を詰めていくので、反撃されないかと見ていてドキドキする。同様に、羊にも迫っていた。
ここの名物は、新鮮な牛乳で作ったおいしいソフトクリームなのだが、孫ちゃんは好みではなかった模様。フライドポテトとおにぎりをばくばく食べていた。
投稿者:at Sushiat 21:02
| 日記