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2006 年11 月28 日

「LOFT」

黒沢清、久々のホラー作品。待ってました〜。

どうも黒沢清のホラーは難解というか分かりにくい印象なのだけど、この作品はストーリーを丹念に追っていて分かりやすい。でも、その分「CURE」や「カリスマ」、「回路」のように、ぶっ飛んだ感じがなくちょっと地味な印象を受ける。特に「カリスマ」や「回路」は終末感漂うラストが強烈だったが、この作品ではそこまで話は大きくならない(でも、かなりいやな感じだが←ビジュアル的に…)。この辺、最近作の「アカルイミライ」や「ドッペルゲンガー」なんかも考えあわすと興味深い気もする。

全般にショック描写は少なく、ジワジワと恐怖を盛り上げてゆくような演出。この辺は黒沢節が効いている。観客をギャーギャー言わせるより、不安に陥れていく感じ。たとえば、ひとりの部屋で、なんとなく後に人の気配がするみたいな。

でも80年前(だったっけ?)にミイラ(正確には屍蝋だろうな…)がいったん沼から引き上げられたにもかかわらず、どうやらまた沼に沈めてしまったらしいとか、最初の方の主人公が泥を吐くエピソードなんかは、もうちょっと広げても良いような気がする。特にミイラを写した(布をかぶっているが)古いフィルムが見つかったりするところなんか、そそられるエピソードなのだが。ミイラを監視するかのように微速度撮影されていると言う設定や、映像そのものの不穏な感じがうまいなあと思うんだけど、あっさり流してしまうところが、なんとももったいない。多くを語らずに思わせぶりな感じで、恐怖を盛り上げるというのは分かるのだが(実際、効果的と思うが)、引っ張ってほしいよなあ。そういう技巧的な、ある意味あざといような展開は嫌いなのかなあ。

あと、安達祐実がいい感じ。やっぱうまいよなあ。中盤から現れる謎の幽霊役なのだが、この人はどこか不健康というか、影がある感じでホラーによく合っている。これに懲りずに、今後もサイコな役で出てきて欲しい…。

終盤、動きだしたミイラを見て豊川悦司が激怒して「動けるんなら、最初っから自分で何とかしろよ」みたいな感じで突っ込むところが、妙に感心した。

それにしても、ミイラを寝室に置くか?

投稿者:親方
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2006 年11 月26 日

レゲエのイベント

マニールへ行ったら、かなりコアなレゲエのイベント。そのケムリにあてられてか、久々の早期退場。あ〜、頭がくらくらする。
でも単に風邪ひいただけかも…。


投稿者:親方
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今日も飲んでマス。

今日は、彗星倶楽部から北海ラーメン2階のVINCEへ。
彗星ではセブン警察と大野のオキシドールの人と情報交換。初めてセブン警察の実態に触れる。

なかなか面白いじゃんセブン警察。明日の穴とのコラボとかできればなあ…。あと、日舞の話とかで盛り上がって、今はVINCE。

この店は美大生デザインでけっこうシャレた店。さらに店長は元ホテルのシェフでフードもイケテる。今、アサリをつまみに水割り飲んでマス。
あ〜、朝までもつかしら…。


投稿者:親方
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2006 年11 月24 日

ピーマン炭そ病

あなたの知らない病気のせか〜い。今回はピーマン炭そ病です。
実はこのピーマン、趣味と実益を兼ねて顕微鏡を購入したものの春から事務職に飛ばされて腐っている私を見かねて、病気仲間の後輩が差し入れてくれました。うーむ、この寒い時期によく見つけてきてくれた…。

でこれが、そのピーマン…。
炭そ病果実
いい具合に腐ってます。病斑に黒い点が同心円状に出るという炭そ病の特徴がよく出てます。

で、こっちがその点々の拡大。表皮が破れて黒い塊が露出してます。
表面拡大

これを縦に薄く切って顕微鏡で見たのがこれ。
断面拡大
上側が果実表面、下側が内側。
さらに拡大すると…。
分生子層
これは分生子層といって、無性生殖的に胞子を作る器官。ここで胞子(分生子)が大量に作られ、次へと感染してゆく。ひえ〜。

作られた胞子がこれ。
分生子
果実表面の黒い点に水がつくと、分生子層からこういうのが放出されて、流れ出し、ほかの実や葉や茎につくと、病気が広がるという寸法。
防除法としてはとにかく湿度を下げ、濡らさないこと。さらに薬剤防除。登録は「うどんこ病」だけど、ストロビーフロアブルあたり効きそうかなあ。収穫前日まで使えるし。でも、意外とピーマンは使える薬が少ないなあ…。
もしかしてピーマンの炭そ病ってレアもの?

投稿者:親方
at 04 :57 | 趣味 | コメント(0 ) | トラックバック(0 )

2006 年11 月20 日

チェコアニメ映画祭2006 【Aプログラム】

今年もやってきました、チェコアニメ映画祭。今年は34本を4つのプログラムに分けて上映。ほんわかした心温まるものから、心が凍りつくようなザックリしたものまで、バラエティも豊富。
でも、大人向け作品も多い(各プログラムの後半は大人向け)ので子供連れはチトきついかも。下ネタもあるしね。


『カバのティリーネック』
絵、ストーリともにほのぼのした作品。妹カバがかわいい。

『クジラのラジク』
不思議な庭シリーズ。町中にある閉ざされた庭に隠された秘密というモチーフはいいよなあ。それにしても町中の庭にクジラとは!その秘密はBプログラムの「動物が好きな男」で明らかに。
それにしても変なクジラ…。

『郵便屋さんの話』
宛名も差出人もないラブレターを1年がかりで配達する郵便屋さんの話。うーむ、共産圏ならではの非効率さ…とおもったら出てくる人みんな非効率的。こういう非効率的というか遠回りな恋のあり方もいいかな…。

『おじいさんは40人』
ナンセンスギャグの傑作。魔法の壷で40人に増殖したおじいさんの、40倍に増幅された日常がもたらす迷惑っぷりが笑える。

『共存』
夫婦ネタ。編み物に没頭する妻とそれが気に食わない夫の話だが、レースを効果的に画面に取り入れているのが特徴。

『ある粉屋の話』
コワイ〜!話の内容も絵もコワイ。キリスト教の説話というオチなのだが、教訓話を超えてコワイです。なんだか語り部(実写)が絵を指し示しながら話が進んでゆく形式も、お寺の地獄極楽の絵解きを思い起こさせるし…。

『カフェ』
カフェで歓談する人々の腹の内を過激かつコミカルに描写。けっこう下ネタも入ってます。
しかし、こういう作品は、作るヤツが一番性格が悪いような…。

『反復』
今回のベスト!イメージフォーラムで見た、フィル・マロイ以来の衝撃!
日常の単調な繰り返しというより、それが生み出すディスコミュニケーションが主題で、淡々とした音楽と反復されるイメージが効果的。1匹の犬の抵抗からどんどん緊張感が高まり、一瞬の開放。ちょっと泣けました。でも、オチはシニカル…。
飼い主に抵抗して踏ん張る犬の姿がイイ!

投稿者:親方
at 06 :15 | 映画 | コメント(0 ) | トラックバック(0 )

チェコアニメ映画祭2006 【Bプログラム】

『宿なしルンペンくんの話』
シリーズものなのか、ルンペンくんより飛ばされた帽子とそれを追いかける親父のナンセンス話が見せ場。それにしても「宿なしルンペンくん」というのは…

『動物が好きな男』
不思議な庭ビギニング。これだけは人形ではなく、平面のアニメーション。
各プログラムに1話ずつ入っている不思議な庭シリーズだけども、これが一番製作年が新しかったりするところが、昨今の「ビギニング」ブームを思わせる。でも、ちょっと切ない感じで好きです。
それにしてもこの猫ちゃんが、あんなドラ猫になるなんて…。

『わらべ歌』
わらべ歌をアニメにしているんだけど、最後にオチがつくとこがミソ。でも、字幕が読みにくくてオチがわからないのがあった。しくしく。

『ちびトラちゃん』
「カバのティリーネック」と同じ絵柄。
お母さんのために夜の森を勇気を振り絞って走るちびトラちゃん。教訓話だなあと思いつつけっこうイイ感じ。こういう話って今の日本じゃ、ちょっと気恥ずかしいよなあ。何でだろ…。
3人組のトラがちょっとコワイです。

『復讐』
ペン画のイラスト調。悪魔の人たちがイイ。

『エンド・オブ・ザ・キューブ』
なんか印象薄いです。

『メディア』
「カフェ」と同じ監督(コウツキー)。このヒト、バイオレンス&スプラッターが持ち味なのかなあ。地球儀から肉が出てきたりするし(実写)…。

『バイオリン・コンサート』
バイオリニストが音楽にあわせて変化。

『ことば、ことば、ことば』
「反復」と同じ監督(パヴラートヴァー)。この作品もコミュニケーション(の障害)がテーマだが、「反復」よりは軽くて洒落た感じで楽しい。完成度高いです
ストーリーに関係なく、隅っこで酒を盗み飲みしている犬がイイ!

投稿者:親方
at 06 :13 | 映画 | コメント(0 ) | トラックバック(0 )

チェコアニメ映画祭2006 【Cプログラム】

『銀紙に包まれたネズミの話』
不思議な庭シリーズ。今回人形アニメはこのシリーズのみ。人形アニメ、けっこう好きなのでちょっと寂しい。
それにしてもあの猫ちゃんが…。苦労したんだろうなあ。

『魔法の果樹園』
中東を舞台にした民話風の話。中東の現状を考えると泣けてしまう。特に最後の方、略奪者が果樹園を襲おうとして撃退されるところはグッと来た…。絵もけっこう好き。

『アマールカ 森番をやっつけた日』
テレビシリーズのせいか、アメリカっぽい絵柄。

『タフなビリーとジャイアント・モスキート』
ナンセンス活劇。理屈ぬきに楽しい作品。動物がカワイイ。くちばしを切られた蚊は泣いちゃってるし。

『履歴書』
「カフェ」と同じ監督(コウツキー)の作品。履歴書の学歴欄から、学校や美術のイメージがバイオレンスかつハイテンポで描かれる。最後の方にディズニーのイメージが出てくるところは、皮肉っぽいけどこの監督なりのオマージュなのかも。しかし版権とかダイジョブだったのか?

『ジレンマ』
これも「カフェ」と同じ監督(コウツキー)の作品。2分の小品だけどさらにバイオレンスなことになってます。オチはちょっと強引なような…。

『永遠に…』
こっちは「反復」と同じ監督(パヴラートヴァー)。実写との組み合わせという形式で、ややまとまりに欠ける感じだが、冷蔵庫のシーンは凄い。ワンシーンの破壊力では「反復」以上かも。ああ、心が凍てつくようだ…。

『ひとめぼれ』
これも「カフェ」と同じ監督(コウツキー)で似たような感じ。シニカルだよなあ。

投稿者:親方
at 06 :06 | 映画 | コメント(0 ) | トラックバック(0 )

チェコアニメ映画祭2006 【Dプログラム】

『犬と妖精の話』
絵がタンタン風。でも、主人公の犬がイマイチ可愛くない!

『トラをつかまえろ!』
不思議な庭シリーズ。これが今回上映のなかではいちばん古い作品。流れ的には(「動物好き」→)「トラ」→「ネズミ」→「クジラ」となる。それにしてもこのシリーズの悪ガキたち、礼儀も知ってるし、弱いものを守ろうとするし、現代日本の悪ガキとは違うよなあ。

『けしのみ太郎』
シリーズもの?ちょっと断片的な感じの小品。

『カシュバーレックとホンザ 盗まれた王冠』
これもシリーズものだろうか。悪い竜から盗まれた王冠(とカツラ)を取り戻す話だが、こいつら性格悪いよなあ。

『めがね』
うーむ、言わんとすることは分からないでもないが、イマイチ納得できないよなあ。

『夫婦生活』
『クロスワード』
この2本も「反復」の監督(パヴラートヴァー)。初期のものっぽいが、もうテーマはディスコミュニケーション。それにしても夫婦生活はディスコミュニケーションの宝庫なのか?

『ネズミ、万歳』
「カフェ」と同じ監督(コウツキー)。影響を受けた「トムとジェリー」へのオマージュ?
しかし、わざわざこういうオチをつける必要があるのか?というか、こういうオチを、ついつけたくなるのがチェコアニメの伝統かも。

『カタストロフィー』
オチは夫婦ネタ。チェコは恐妻家ばかりか?

というわけで、今回のマイベストはAプログラムの「反復」(監督:パヴラートヴァー)でした。この他にもAプログラムは見所が多くて1つだけ見るならAがおすすめかも。特に「ある粉屋の話」→「カフェ」→「反復」という流れがけっこうきてます。上映後の雰囲気がAだけ違ってたし…。あと、「ことば、ことば、ことば」もいい感じです。

パヴラートヴァー…一体何者なのだ?

投稿者:親方
at 06 :02 | 映画 | コメント(0 ) | トラックバック(0 )

2006 年11 月14 日

「メタル ヘッドバンカーズ・ジャーニー」

メタルというやつは苦手だ。
デスメタルとか、ハードコアとかは嫌いじゃないんだが、昔ながらの、濃くて、これ見よがしにテクニカルなサウンドに、甲高いボーカルが乗るヤツは、どうも暑苦しい。また、ファッションもイカン。濃すぎる。大体が男も女も長髪はイカン!やっぱり私は貧乳で短髪、やせっぽっちなパンクスの娘が好きだなあ。でも、レザーと鋲はかなり好きだ…。

でも、この映画は結構楽しめました。
次々とインパクトのある音楽・映像・人物が出てきて退屈しない。音楽とインタビューの緩急のつけ方がうまいのか、濃い音楽も、学識経験者のインタビュー(ちなみに監督兼リポーターは筋金入りのメタルファンで人類学者)もイヤになったり、ダレたりせずに見ることができた。

ただ、その分、物足りなさもある。スマートな分、多様で層の厚いメタルの歴史をざっとなぞったような感じが残った。うまそうな料理が、次々と目の前を通り過ぎていったような感じかな。ノルウェーのブラックメタルとかもうチョット掘り下げて欲しかったような…。

多様に進化する「メタル」を語り尽くすには、1時間38分では短かすぎるということはいえると思う。ちゃんと語るには、スコセッシの「ザ・ブルース・ムーヴィー プロジェクト」に匹敵するくらいのボリュームがないと…(ザ・メタル・ムーヴィー プロジェクトにどんな監督が参加するか想像すると楽しいかも)。そういう意味では、この映画は、メタルのイントロダクション(エライ濃いイントロだが…そこがまたメタルらしい?)といえるのかなと思う。

映画の中に出てくる、メタルの分類図というか系統図というか、あれはかなり欲しい。
うう、パンフレット買えばよかったかなあ。

投稿者:親方
at 02 :55 | 映画 | コメント(0 ) | トラックバック(0 )

2006 年11 月10 日

世界史の先生

富山県での発覚をきっかけに、あっという間に広がった高校の履修不足問題。まさに全国的規模での広がりに、教育基本法に「愛国心」を盛り込もうなんて話も影が薄くなってしまった。
かく言う私の母校、金沢桜丘高校も履修不足が発覚。補習授業を始めたようだ。うーむ、昔はそんなにガツついた学校じゃなかったんだがなあ。のんびりしてていい雰囲気だったのに…。

文部科学省が緊急的な措置として、最大70時間の補習とレポートで単位を出すということで事態は落ち着いたようだが、気の毒だなあと思うのは世界史の先生。
これまで受験に必要ないということで、ないがしろにされてきたうえに(「いいですなぁ、世界史の先生は。受験も関係ないし授業も少なくて気楽なもんでしょ。うはははは」とか…)、今度は放課後や春休みに補習に狩り出される。で、きっと受験のことしか頭にない生徒や親にから激しい風当たりを受けるのであろう(「あんたら学校の不始末で、この大事なときになんでこんな無駄な授業を受けなきゃならんのだ!」とか…)。

まあ、実際は「地理歴史」の免許があれば世界史も教えられるそうなので、地理や日本史の先生が慣れない世界史を準備もなく教えることになるのかなあ。で、放課後や春休みに狩り出された地理や日本史の先生が世界史の先生に八つ当たりとかして…(「世界史ってなんの役に立つんだよ、まったく。こんなもの必修にする文科省はいかれてるぜ。まあ、こんなもん大学で専攻してたバカもいるけどさ」とか…)。

いっそ未履修の生徒全員を体育館に集めて、3日間ぶっ通しで授業をやったらどうか。先生は3交代で、ひたすら世界史の教科書を朗読する。最後まで読んだらまた初めから読む。生徒は体育館から出なければ何をしても良い。これなら3日で片がつく。学級崩壊してる教室でも単位が取れるんなら、これでもいいんでは。どうでしょうアベさん…。

投稿者:親方
at 01 :19 | 時評 | コメント(0 ) | トラックバック(0 )

美大祭も終わったし…

あー、今年も美大祭、終わっちゃったなあ。また来年までないのか…。
今年の美大祭はマジシャンはいたけど、マジックはなかったなあ。まあ3日目のあのテンションじゃ無理もないが。

まあ、いつまでも落ち込んでもいられない。美大祭が終わって新しい一年の始まりだ。
アケオメ!今年も飲むぞ!

美大祭で暖かく私を迎えてくれた学生の皆さん、ありがとう。街であったらまた声をかけてください。1杯くらいはおごりますから…って俺は寂しい老人か!

投稿者:親方
at 00 :22 | 日記 | コメント(0 ) | トラックバック(0 )

2006 年11 月6 日

美大祭3日目(第7報)夜明け

今年も美大祭が終わる。
時間が私から奪い去ったもの、私に運んでくれたもの。一つ一つかみしめながら、夜明けを待つ。

宴の後
夜明けのミュ〜僕が泣いた〜♪


宴の後のタコ
祭が終わって、タコも悲しげ…。怖いけど。


投稿者:親方
at 05 :48 | 酔っ払い | コメント(3 ) | トラックバック(0 )

美大祭3日目(第6報)終焉

まだ、がんばってマス。
ゴールドも打ち上げモードに入り、もはや完全にマッタリ状態。こういう時に知り合いの店があるのは有り難い。このままなんとかラジオ体操(今年はあるのか?)まで頑張るつもり…。
実のところ、美大祭のために月曜は休み取ってマス。かなりダメかも…。

何故、そこまでしてと人は問うだろう。ホントのとこは自分にもわからないが、結局は一年に一度、何かを確認したい、そんなとこか…。

裸族出現か?
ちらほら裸族も出現中。


投稿者:親方
at 04 :47 | 酔っ払い | コメント(0 ) | トラックバック(0 )

美大祭3日目(第5報)奈良さん

噂には聞いていたけど、奈良さん、素敵な人だ〜!
真摯に学生と語らっている姿に感動。
こういう人と一緒に仕事している金美の学生は幸せだ。

奈良美智展、21美で絶賛開催中デス!

語る奈良さん
おもに聞き役。学生が熱く語ってます。


投稿者:親方
at 02 :04 | 酔っ払い | コメント(0 ) | トラックバック(0 )

美大祭3日目(第4報)さりげに

今、坂本(ビエポン)商会で飲んでたら、さりげなく奈良美智が!
こんな時間までがんばっているとは…。私も頑張らねば!(←ダメ人間的発想)
さりげなく奈良さん
矢印が奈良さん。


投稿者:親方
at 01 :00 | 酔っ払い | コメント(0 ) | トラックバック(0 )

美大祭3日目(第3報)感傷

0時を回って、いよいよ独特の盛り上がりを見せてきました。部外者には、ちとつらい雰囲気。もうちょっと飲んで、乱痴気騒ぎに参加するか、しみじみ感傷に浸るか…。

とは言うものの、3日目というだけで、ちょっと目はウルミ気味。情けない…。

0時をすぎて
人影はけっこう多い。


投稿者:親方
at 00 :24 | 酔っ払い | コメント(0 ) | トラックバック(0 )

2006 年11 月5 日

美大祭3日目(第2報)最終日

3日目という事で、会場の雰囲気もマッタリ&ハジケムード。一部では打ち上げも始まっている模様。

アベックが語らっているかと思えば、奇声をあげながら走り回っている集団もいたりして、早くも最終日独特の雰囲気に。
この、どこかやけくそな、明日がないような、それでいて滑稽な雰囲気がけっこう好きだったりして…。あぁ、我が過ぎ去りし青春…。

一瞬サンバ
21時直前に突然サンバが鳴り響く。


制止されるサンバ
近所迷惑ということで、あえなく制止。昔は夜通し盛り上がっていたのだが。時代の流れというヤツか…。


投稿者:親方
at 22 :50 | 酔っ払い | コメント(0 ) | トラックバック(0 )

美大祭3日目(第1報)アフリカ

今、アフリカンダンス見終わって1杯つけてるとこ。
アフリカンダンスは、3〜4年前(私が知る限り…)から始まった演目で年々、人気が高まってきている。今日もギャラリーはいっぱいで、フラメンコと共に美大祭の名物のひとつになっている。

それにしても美大祭も今日で終わり…。寂しい…。

アフリカンダンス
注目のアフリカンダンス。もうノリノリです。


投稿者:親方
at 20 :38 | 酔っ払い | コメント(0 ) | トラックバック(0 )

美大祭2日目(第4報)朝

今日は、かなり頑張りました…。奈良美智の講演は起きれないな…。


投稿者:親方
at 07 :07 | 酔っ払い | コメント(0 ) | トラックバック(0 )

美大祭2日目(第3報)SDスラム街

まだ飲んでマス。
まず、「明日の穴」の人+マメンと一緒に飲んで、現在、環境デザイン(SD)の店、ゴールド。今年唯一の踊れる店デス。
去年から特にうるさい店やアブナイ店はグランドと工芸実習棟の間に集められてて、通称「SDスラム街」と呼ばれているが、ここはその筆頭株。
コンセプトはVIPルームがあるようなお高いClub。まあ、でもテントなので、やっぱりチープ(笑)。なかなかDJが良くて楽しめマス。

SDスラム街
夜明けのSDスラム街。


投稿者:親方
at 03 :07 | 酔っ払い | コメント(0 ) | トラックバック(0 )

2006 年11 月4 日

美大祭2日目(第2報)ステージ

19時から美大祭名物フラメンコを見る。毎年の事ながら気合が入ってる。昔は美大祭期間中2回の公演だったけど、最近は1回のみ。
さらに20時からは昨日に引き続き「明日の穴」のライブ。フラメンコの終了をまたず10分前に駆け付けたものの、すでに行列ができていた。うーむ、すごい人気…。
今日は幹部クラスが中心で面白かった。「グーグル・アース」のモノマネとか内容はさておき、発想が美大ならでは。
さらに今年は、新企画として大喜利が登場。イタイ回答続出で大爆笑。新入部員も入ったようで、来年も楽しみ。

フラメンコ
音楽は生バンド。ギターのおっちゃん、渋い。


投稿者:親方
at 21 :55 | 酔っ払い | コメント(0 ) | トラックバック(0 )

美大祭2日目(第1報)展示

今日は15時に起きて、大急ぎで展示を見る。
コンペの方は相変わらず不作な感じ。かえって課題の展示等の一般展示の方が面白い。コンペの対象を全作品まで広げた方がいいのでは…。いきなり1年の課題とか壁の落書きとか、賞とったりしたら面白い。

今回気になったのは、1年の課題の中の「にぎにぎ」(青木緑)と油絵有志の「シュミラークル No.4」(渡邊真司)という作品。

「にぎにぎ」は風船に粘土かなんか詰めて顔を書いたもの。1年の課題は、そのままでも雑誌の挿絵に使えそうな、洗練したのもあったけど、なぜかこの作品が気になった。うーん、単にカワイかっただけかも…。

油絵有志はさすが有志だけあってレベルは高め。そのなかでも「シュミラークル No.4」は、静物を描いているが、端正でクール。どんな作者か、油絵の模擬店探して、訊いてみようかな…。

あと、絵の題が分からないけど、平松ちなみサンの霧の中にデフォルメされた手足など体の一部か描かれた作品も気になった。

映像では「和音」というのが面白かったがちょっと後半雑だったような…。

落書き1落書き2
日本画1年の落書き。釣谷って誰だ?
いつか美大の落書き調査がしたい…。


投稿者:親方
at 18 :23 | アート | コメント(0 ) | トラックバック(0 )

美大祭1日目(第5報)講演

まだ、がんばってマス。
一度出るともどれないと思うとなかなか帰れません…。

さて、今年の美大祭の講演ですが、21美で展示も行われている奈良美智です。日時は11月5日(日)14:00〜。ぬうう、起きれるか?
模擬店1模擬店2
模擬店。

投稿者:親方
at 02 :50 | 酔っ払い | コメント(0 ) | トラックバック(0 )

2006 年11 月3 日

美大祭1日目(第4報)警備状態

気がつくと出入り口に警備員が立ってました。
訊いてみると21時から立っているとのこと。したがってこれ以降の構内への入場はパスが必要となります。
もし、持ってない場合は、学内のパスを持っている人を携帯などで呼出し、「この人、うちのスタッフですから〜」と言ってもらう必要があります。トホホ。

近所の人にもパス配ってくれよ〜。もう15年通ってるのに…。

たこ
たこ焼き屋、コナデ・ギャルソンのマスコット。コワイ…。


投稿者:親方
at 22 :40 | 酔っ払い | コメント(0 ) | トラックバック(0 )

美大祭1日目(第3報)穴

今、「明日の穴」のライブを見終わったところ。今年は初の女性部員(コンビ名:レッド・ツェッペリン)が参加でなかなか盛り上がった(去年まで出てた女性2人組「マメン」は学外からのゲスト)。
例年通りかなりイタイ(それはそれで笑える)ものもあったが、〆はベテラン(?)2人組でキッチリ笑わせてくれ大満足。
ちなみに明日も20時から「明日の穴」ライブがあります。定番のフラメンコを19時から見て、こっちに回る予定。見ないと死刑なのだ!


投稿者:親方
at 21 :09 | 酔っ払い | コメント(0 ) | トラックバック(0 )

美大祭1日目(第2報)模擬店

今年は雑貨屋・飲食店・バー等合わせて48店の出店(美大祭小冊子「カナリカナビ」から)。

で、私は「デ・ラ・シカバネ」(コンセプトはお化け屋敷)から「猫の家」(4人で満員のコンパクトな作りだが、キッチリしている)へ。タコライスとか食べてマス。
20時からは「明日の穴」のライブ。今年は何を見せてくれるのか?

デ・ラ・シカバネ
「デ・ラ・シカバネ」グラスが試験管。光るカウンターに透明シートのメニューが効果的。

猫の家
「猫の家」テントを使わず、骨組みから作ってある。いい仕事してます。


投稿者:親方
at 19 :34 | 酔っ払い | コメント(0 ) | トラックバック(0 )

美大祭1日目(第1報)

今年も始まりました美大祭!
撃ちてし止まん(字合ってるか?)の覚悟で今年も頑張りまつ。ダメ人間に栄光あれ!


投稿者:親方
at 18 :11 | 酔っ払い | コメント(0 ) | トラックバック(0 )

明日から金沢美大祭

って、もう前夜祭が始まってるんだけど、明日から美大祭です。今年も飲むぞー!

美大祭で楽しみなのが模擬店。
美大ならではの凝った店が20〜30軒出店されていて、大概の店ではアルコールを出している。価格もリーズナブルで、アルコール類は大体1杯300円から。フードのほうもおでんや焼き鳥、カレーなどエスニックものとバラエティに富んでいる。
で、ここで1杯やりながら、芸術談義に花を咲かすのが実に楽しい。昼間の展示で見た、あの作品が良いとか悪いとかいっていると、そのうち誰かが製作者を連れてきたりして、また盛り上がったりする。

さらに今年も小屋を出すであろう美大のお笑い集団「明日の穴」のステージも楽しみだ。テレビでは見られないような変な出し物や、ライブならではの雰囲気、あるいはかつてない斬新なものまで楽しめる。とにかくひねりの加えようが、そこらの素人とは違っていて独特の世界だ。

一応模擬店は終日飲めるが、公式には21時か22時に模擬店は閉鎖することになっている。
これは、数年前に学生と外部の人間(いやな言い回しだ)がケンカをしてけが人が出たり、騒音で近所から苦情が出たりしたためらしい。
さらに、これ以降は要所要所に警備員が置かれ、パスを持っていない者の入場を阻止している。これが意外とマジ要所を押さえた配置で、けっこう侵入は難しい。つまり、22時以降は出ることができても、入ることができない状況なのである。ああ、まったく…。大人まで排除することなかろうに。

さっき、美大の前を通ったが、もう警備員立ってたなぁ〜。

ココからは昔の写真デス。
フラメンコ明日の穴
美大祭名物「フラメンコ」と「明日の穴」

盛り上がってます
ダンスで盛り上がる小屋もあります。

宴の後
最終日の夜明け。さすがに力尽きた店が多い。

投稿者:親方
at 03 :27 | 日記 | コメント(0 ) | トラックバック(0 )

2006 年11 月1 日

「青春☆金属バット」

ザックリしてます。うーん、なかなか「金属バット」だ…。

ストーリは、ウツウツしたものを胸に秘めながらひたすら素振りを繰り返すボーっとしたコンビニ店員が、ひょんなことからアル中の巨乳女に居候され、DVを受けつつバット強盗を始めるという、かなりヤバ気な話。さらに高校時代に店員の野球部仲間だった不良警官なんかが絡んできたりして、ストーリー自体はかなり殺伐としている。また、押さえつけたヤンキーの少年の頭をバットで殴ろうとするところとか、さすが「鬼畜大宴会」の監督と思わせる描写もある。

とはいうものの荒みきった映画ではない。「ベーブルースの息子」を名乗る浮浪者の超自然的雰囲気や回想シーンの切ない感じ、コミカルな描写が救いになって殺伐としたシーンといいコントラストを作っている。
特に坂井真紀がいい味だしてる。アル中で巨乳(巨乳は個人的にはアレだけど、まあ、映画の流れからして仕方ないよな…)でバイオレンスで、映画を殺伐とした方向へ持ってゆく張本人なのだが、コミカルで可愛げのある感じで、この映画のトーンを決めているといっても言い過ぎではないだろう。テレビが映って大喜びしているとこなんかいいよなぁ〜。アル中演技はリアルではないが、鼻につかない演技で、この辺、テレビでの芸人との共演で腕を上げたなという感じだ。
そしてラスト。みんなボロボロの状態でおこなわれる再生の儀式…。なかなか泣かせます。

巨乳か…。

投稿者:親方
at 03 :10 | 映画 | コメント(0 ) | トラックバック(0 )

「2x2 Duo Dance」カンパニー7273vs上村なおか

ワークショップに引き続き、土曜はダンスの公演を見てきました。
2人1組で2組の上演をおこなうというちょっと変わった編成。対照的なダンスの2本立てでなかなか楽しめました。

上村なおか/横山愛 「最後の星」
ワークショップからも分かるように、身体にこだわる舞踏系。とはいうものの暗黒舞踏的な土着性とかはあまりなくプレーンでピュアな感じ。でも、ダンスそのものはさすがと思わせるものの、2人のダンサーの関係性がイマイチ理解できなくてちょっと戸惑いが残った。また、演出的にはちょっとエンターテイメントに乏しいような気もする。
多分どうでもよいこと思われるが、どういう訳か巨乳と貧乳の組み合わせで、その辺が妙に気になる(←そんなことでいいのか?)。

カンパニー7273「Simple Proposition」
こちらはスイス(生まれはフランス)の男女。上村なおかの身体へのこだわりに対して、こちらは人間の関係性を風刺したような、知的な(身体的の反対という意味で…)内容。この辺、ヨーロッパ的?
けっこう下ネタっぽいのも入ってます。ダンサーは、ほとんど無表情で淡々と踊っているが、けっこうコミカル。ニヤッとさせる動きが多い。そういえば、間の取り方もショートコントぽいような…。
身体表現という意味ではダンスなんだけど、踊りというよりパントマイムに近い(表現は象徴的・抽象的だが)感じでした。

てな感じでダンスを見て、その後は当然片町へ。
彗星倶楽部で飲んでたらシネモンドの現支配人(ヒゲの若い人)がチラシを持って現れた。この人、毎週のように顔を見るのだが、しゃべるのははじめて。ひとしきり映画、オカルト(大の河童好きだそうだ)などの話で盛り上がってしまった。うーん、なかなか濃い人だ…。

投稿者:親方
at 03 :07 | アート | コメント(0 ) | トラックバック(0 )

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