2011 年1 月1 日

英吉利気化器

SU1_1/4




旧式英車、日本車等でお馴染みの、ごくごく一般的なSUです。
4とのマッチングではネガティブなお話が聞かれることが多いですが
どうも腑に落ちない意見もよく聞かれます。

よって天邪鬼な私は実証を兼ねてインストールを試みます。

って、製品としてインマニなど無い模様ですので
鉄板ごりごり、エルボがりがりと製作であります。

あ、まだ出来ていないので結果はいずれ。


ところで
あけましておめでとうございます。

更新遅滞、活気ゼロの稚ブログでありますが
本年もよろしくお願い致します。

投稿者:やat 23 :52 | 整備 | コメント(15 )

2010 年10 月24 日

試運転

丹の国界隈は雨模様です。
シュレーゲルさんかな?




さて、走行に関わる最低限の整備が済み様子見です。
フロントカバー



やりたかった事はというと、
折れたケーブルの先っちょが中に残った
スピードメータケーブルシャフトの取り出しを交換したいだけなんですが
ここまでバラさないとどうにもなりません。
外れました



削ってぶっ叩いてやっと外れます。

実はこの懸案事項、一昨年より抱えていて部品も揃えていたつもりでした。
パーツリストを持っていないので、ヘインズやETAIの整備マニュアルを見て
師匠に聞いて部品を仕入れましたが、Oリングやオイルシールが必要だったことに
バラして初めて気がつきました。
この時点でやる気が失せていましたが、頽廃の退路は自ら絶ち
禁断の再利用で驀進であります。
世話かかるったら



ほじったら外れちゃいましたし、これもヤケになって再利用。
因って新品部品は塩漬け決定。
上質紙t07



そしてガスケットも「無くて大丈夫」等と言われましたが
プライマリシャフトのアジャストシムをこのカバーで押さえる構造ですので
大丈夫ではなさそうです。
元のガスケットはt:0.7mm(実測)、材質不明。
こいつを参考に上質紙&液ガスで無理矢理作成。
合わせ面本体側の鋳鉄、カバー側アルミ鋳物共に
錆が回っていたのが一寸気になるところです。
順番間違えました



先にメータケーブルシャフトの取り出し等を組んでから取り付けた方が楽でしたが
ガスケットを作り直すのが面倒なのでラヂエータぶっ叩かないように気をつけて組み込み。
何とか完了。
この状態では接合面の脱脂すら気を遣います。
M/Tオイルは三菱純正のやつを。

消耗品かよ



続いてベルトテンショナのベアリング交換。
英国NSKの両接触6202ですが、世界中どこにでもあるのでNTNにて。
こんなの楽勝と思ったら、元のプーリ、ドナーのプーリ共に再利用出来ません。
きっちり垂直を出してプレスで抜いたら行けるのかもしれませんが
アウタレース嵌合部が十中八九広がって戻りません。
ベアリング2個無駄にしてしまいました。
プレス物ってこんなものなんでしょうかね。
左は850TLのテンショナプーリ、エンヂン不動で嫁ぎ先が無い黄色TLから拝借です。
ついでに前々から気になっていたテンションアジャストボルト、
どう考えても長すぎると思っていたので短く加工しました。
アイドリングや渋滞の時輻射熱はどうでしょうね?



EXマニ直後のエキパイ。
現在TLのキャブとエアクリーナボックスを使っているので
冬用インテークの取り出しが不要です。
というか接合できません。
もしかしてヒートシールドを兼ねているのかも知れませんが
試しに取っ払ってみます。
先のテンションプーリの調整もし易くなりますし。

とりあえず走行可能になったところで、暫定的に試運転開始です。
その他手を入れたところは
・ドナーのスタータモータ(PARIS RHONE)OH→交換
・エキパイ(触媒部、オートリーゼン仕様→キャピタル仕様)交換、補修、吊りゴム交換
・メータ(Jaeger)照明不調修理→原因不明で取り敢えず交換(VEGRIA)
・ウインドシールドゴムの雨漏り原因究明→チョイチョイでは直せないので
 硬化気味のモールをドナーのものに交換
・E/Gオイル(シェブロン20-50)、フィルタ(純正)交換
・キャブ掃除、フロート室ベンチレータのメッシュとベルカバーが無かったので
 部品取りのキャブから移植
・ステアリングシャフトグロメット、カラー交換
・H4アダプタを左照射仕様に、及び黄シェイド取り付け

無念のイジリ壊し部位はチョークノブ上のコラムカバーネジが刺さる
ダッシュパネルの飛び出している部分を
ブチ折ってしまいました。
強力な滑り止め効果のある手袋をしていたのですが
強力さが仇となり引っかかってバキッと。
既に近くのモクネジの刺さるところが一箇所つぶれているので
ブラブラしないように処置せねば。

まあ、取り敢えず走って様子見であります。

投稿者:やat 17 :59 | 整備 | コメント(3 )

2010 年10 月8 日

整備開始

雨降りや湿度の高いときは
木工や塗装作業が滞ります。
本当に気候が面白くない土地です。

そんなわけで整備開始です。
誰か寝ています




細かいことだらけの整備メニュウの予定ですが
一気にやるとしんどいですので一寸ずつ。

天候不順でも本業で進める作業もありますので
一日付きっきりで作業はできませんが
腰に響かない程度にこつこつはじめます。

詳細はおいおい。

投稿者:やat 19 :49 | 整備 | コメント(2 )

2010 年9 月7 日

ぼちぼち整備

いやはや、酷暑でヒトも車もつらい今日この頃。

チャコールキャニスタ



この夏前の工事ですが、2世代ほど前のミニキャブからかっぱらってきた
キャニスタを移植。
元々はトヨタの某か用が付いていましたが、ホース取り付け基部がぶち壊れて
ガソリン臭が室内まで充満してきたので慌てて換装しました。
ガソリンタンク容量、キャブ径、馬力を鑑みれば
これで上等では無かろうかと。
多分。

続いて放置していたスタータソレノイドの不調に端を発し
更にこの暑さで負荷が大きかった模様のバッテリー様。
どうも極板か端子接続部がお釈迦になったみたいです。
極板か



実家近くの交差点で右折待ちをしているときに事切れました。
押しましたよ。ええ。

図らずも容量増



夜半過ぎのため、どうにもならず
翌日バッテリーを購入、容量約2割増しですが
まあ大丈夫でしょう。

バッテリーがお釈迦になる直前、接触したりしなかったりが激しかったみたいで
ヘッドランプバルブ&スモールランプバルブが飛びました。
感謝甚六様



H4Eの在庫が底をついてしまったので
前々から準備だけはしていた変換アダプタを
試験的に装着しています。
左側照射と光軸の調整をして、問題なければ
黄シェイドをくっつける予定です。
その際、シェイドホルダのマスキングされてしまう部分を
何とか工夫して小さくできないかと画策中であります。

小物もしつこく復元



紫外線による劣化でしょうか、スモール側はモロモロになっており
崩壊目前です。
取り敢えず新品を入れましたが、しつこく復元する所存であります。


そこら中にある錆穴は見ないフリをして
車山までに安全運行できるよう整備を進めます。

投稿者:やat 12 :20 | 整備 | コメント(5 )

2009 年11 月13 日

FBMその後

先ずヘッドボルトの増し締めとタペット調節。

次は排気漏れの始末。
フロア下部を走るエキゾースト中間パイプは
ブラケットが全てすっ飛んでいましたので
そっくりANSA製新品に交換、ブラケットは純正とミニ用を
場所により細工して。各ジョイントは耐熱のシーラで処理。

左前足の異音は、原因が今ひとつ判らず
テスタ点検の時に看てもらいましょう。

てなもんで、さて、近所の車屋さんにテスタ御願いして
車検にGOという段取りです。

パッド剥離



異音の原因はこれでした。
そりゃ音の一つや二つ出るよな…って、無事で良かった。

もう片側もこんな感じでパッド剥離2



時間の問題。

更にリヤのシューは
エチレングリコール漬け



フルード漬け状態。

ホイールシリンダは運良く純正の国内在庫がありましたが
他の部品は本国発注、納期未定、代金先払い等
ゴーン社の純正部品は供給状態も良くないみたいですし
社外品を活用することにしましょう。

しかし1年動かしていないとこんなになるんですかね。

投稿者:やat 19 :56 | 整備 | コメント(2 )

2009 年11 月5 日

FBM-4

さて、エンヂン載せましょう。
載せる前にマスタシリンダ下、嫌なサビを睨みつつ
嫌なサビ




無精をしてラックを付けたまま載せてみました
ラック付けたまま



が、外した方が余程楽でした。
載せる手間もかかり、後からのツケも必ず返ってきましたね。

気を取り直してミッション。
ベルハウジング内側にはカビまで生えている状態でしたので
掃除、及びシフトフォーク可動部の給脂と
レリーズベアリングのアタリ面をオイルストーンで均しました。
外側は、無念ながら掃除叶わず。
掃除叶わず




気合いで結合。
気合いで結合




そして
補機類付けて



ひたすら組み上げます。

この間、セルフスタータの分解清掃や
殆どのボルト・ナットのタッブ・ダイス通し
部品の清掃など
地味な作業にかかる時間が
総作業の8割を超えていたのではないでしょうか。

元々付いていた部品なので
「中古部品」と呼ぶのは違和感がありますが
新品を使うという意味やメリットを噛みしめながら
車山に思いを馳せておりました。

この時点で10月29日0:00あたりです。

投稿者:やat 14 :53 | 整備 | コメント(2 )

2009 年11 月3 日

FBM-3

ピストンピンは圧入ですので
プレス機とジグが無いと分解不能です。
因ってコンロッド付いたまま掃除して
ライナーに入れました。
シリンダ格納



ライナー下の高さ調節シムは
4本とも赤いやつで、ヘッドとの合わせ面からの
突き出しが0.07mm前後でしたので、これで良し
としました。

建築金物を駆使し、ライナーを押さえつつ
クランク結合



エンヂンひっくり返してクランク結合。

付ける物付けて



カムチェイン、同スプロケット、同テンショナは
どうしても新品にしたかったのであります。

5本だけ新品



ヘッドボルトも全部新品にしたかったところなのですが
国内在庫が5本だけでした。
ゴーンさん、何とかしてください。

タペット調節して



ヘッドは中古のマシな物に乗せ替え。
ステムシール付けたかったですが諸般の事…(;;)
フライホイール仮付けして一応タペット調節。
10月27日、22:00あたりです。

投稿者:やat 23 :38 | 整備 | コメント(0 )

FBM-2

FBM参加の皆様、お疲れ様であります。
不肖ながらワタクシの参加顛末を。

秋も深まりつつある10月。
ノブドウ




自然の営みを愛でつつ
自然治癒しないこの方の治療に励みます。
取り出したとこ




スリーブから取り出したらこの有様。
スラッヂ上等




師匠に伺ったところ大体こんなもん
との事ですが、抱きつきまで秒読みでは?

オイル下がり




オイル下がりですね。
スクレーパで気持ちよく剥けました。

クラウン




余裕ナシで撮影叶いませんでしたが
諸事情により リングも掃除で済ませています。
1気筒あたり1時間以上掛かります。
特にオイルリング、二度としたくありません。

この時点で10月26日でした。
次回に続きます。

投稿者:やat 13 :04 | 整備 | コメント(0 )

2009 年10 月24 日

FBM

今年は遅めの開催ですね。
紅葉も遅れ気味みたいですが、道中、車山界隈はどんなものでしょう。

4で行くつもりですよ、ええ。
エンヂンまだこんなですが何か?
block091024



投稿者:やat 23 :49 | 整備 | コメント(0 )

2008 年10 月23 日

水抜き穴

漸く姿が見えました。
発掘




12Hより堅そうな、カーボンみたいなのが
ブロック内壁に張り付いています。
特に4番側が頑固で分量も多いです。
やはり熱でしょうかね。

こつこつはがします。


投稿者:やat 14 :22 | 整備 | コメント(2 )

2008 年10 月16 日

漬け物

漬け物




ブロック、漬け込みました。

コンプレッサ無し仕様ですが
1番側カムメタルは結構偏摩耗していますね。
これは自力で打ち込めるか怪しいかも知れません。

乾かしたらメタルの具合を。

投稿者:やat 17 :42 | 整備 | コメント(6 )

2008 年10 月5 日

オペラ座の怪人も

鼻を曲げそうなかほりが。
便利屋なら大もうけ




下水のにおいがします。
4番シリンダ側の冷却水抜きをあけても
何も出てこないはずです。
ヘドロが固形化しかかって堆積されていました。

化石でも出てきそうです。

産江洲軽で洗って、亀裂チェッカーして
メタルクリアランスみて紙のシム仕入れて…

さてFBM、何借りていこうかなー。

投稿者:やat 00 :48 | 整備 | コメント(0 )

2008 年10 月2 日

Joker in the Box

定めし浦島太郎もしょんぼりするでしょう。

コノヤロ




スリーブ下からも行き来していそうです。
ヘッドカバー裏はヘドロになっていましたし。

FBM、4は間に合わないかも。

ダイブションボリ。

投稿者:やat 17 :50 | 整備 | コメント(0 )

2008 年9 月20 日

多分不可抗力

ダメコア




塩カルか、混合気混入によるph低下か
はたまた製品不良か。
ラヂエータって
三年と持たないものなんでしょうか。

指定濃度のグラセオル以外は怪しいものだらけですので
原因は特定できません。

コア交換\22,000税別
一昨日出して今日仕上がったそうです。

ションボリ。

投稿者:やat 13 :50 | 整備 | コメント(4 )

2008 年9 月19 日

難航中ですが

日本海錆取連合




努力中ということで。


ブタンバーナで炙りまくっています。
エキパイ、穴が開きました。


しょんぼりしています。

投稿者:やat 00 :31 | 整備 | コメント(0 )

2008 年1 月7 日

セルフスタータ

しかも
接点の掃除をしたいだけなのに。

セル




辿り着くまでに
外す部品多すぎます。

エアクリーナボックス
キャブ
ステアリングシャフト
IN/EXマニ

何故かついでに
アッパホースからクーラント垂れてくるし。
治りかけの風邪がぶり返しましたよ。
ええ。

くやしいので
気になっていたアクセルペダルを
ドナーのものに交換。

アクセルペダル




ワタクシの年式では
コストダウンのためでしょう、
分解給脂できないカシメ組み立て。

このR1128は1988年式
極東の国では
実体のない好景気に
はしゃいでいる頃

大事に乗り続けることを良しとせず
継続車検を受けずにクルマを乗り換えることが
良しとされた時代です。

日本や独逸では
その頃のクルマですと
大変コストをかけているはずなんですが

仏国では一寸事情が違ったのでしょうか。
いや、本国生産を外れた型は
別扱いだったのかもしれません。

投稿者:やat 22 :35 | 整備 | コメント(0 )

2007 年9 月6 日

メーターケーブル

貧乏性




久々の自家整備であります。


左右アウターフェンダを板金した後
左足が一寸具合悪い以外
特に不具合がありませんでした。
そうしたある日
ボンネットすら開けないで過ごしていたら
スピードメータがストライキを起こしました。

板金の時、ボンネットを外し
作業の後取り付けるときに
メーターケーブルを少々引っ掛けて組みつけていた模様で
撓んだ影響により
ケーブルがエキパイに接触→加熱→局部的な油切れ
結果破断したみたいですね。

ドナーの出番ですな。

ドナーのケーブルは
電柱 Kiss により被服にダメージがあったので
補修しました。

カプラ部はケーブルの被服ごとカシメてあるので
ヒートガンで加熱して分解可能です。
熱収縮チューブで被覆し直して
ポンチでカシメて
自己融着テープでさらに被服、
とどめにスパイラルチューブを。


ここまでやったらくたびれたので
ハンドル外してメータナセルとっぱらって
は、また明日。
台風はどんなものでしょうね。

投稿者:やat 23 :05 | 整備 | コメント(9 )

2007 年8 月8 日

バンキン

バンキン




バムパーがそのままなので、相変わらずですが
左右フロントアウタフェンダがキレイになりました。
なんと新品が普通に注文したら「ほい」と
届くんですね。
しかも左右で6蔓延しません。

出来れば元のフェンダをしつこく生かしたかったのですが
パテで倍以上の重さになっていたので断念しています。


元の部品が
どんどん無くなっていく今日この頃に
諸行無常を感じております。

投稿者:やat 23 :03 | 整備 | コメント(2 )

2007 年7 月12 日

車検

検査場




改造検査、及び新規検査が完了しました。

改造は
エンヂンが職権打刻仕様から
キャピタル打刻の688-12仕様に換装したことで
構造変更審査とその検査を受けなくてはならなかったんですね。

昨秋から今まで、この仕様だった事は
「まあまあ」という事で。

刻印




一寸ブレていますが
デスビの下のところ。

申請の内容を検査協会のニイちゃんと相談したところ
改造車とはならず
検査証の記載事項変更ということに落ち着いたので
改印は付きませんでした。
まあ、ほぼ同じ仕様のエンヂンですしね。


今回の整備では、僕が整備する時間がとれず
近くの車屋さんに整備とテスタを
併せてお願いしました。

・水ポンプ、マスタシリンダの交換
・後ろ足をごっそりドナーのものと交換
・触媒前後の各ジョイントにパテてんこもりにて
 排気漏れ阻止
・トウイン、光軸、 Co2 濃度他調節

こんなメニュウであります。


検査前の晩に忘れていた事もあり
チョイとやっつけた事も少々。

ウインドスクリーン・ウオッシャが機能していなかったので
日産のカンガルーとローランドのスイッチハウジング、
ありまさんからふんだくったモーメンタリのスイッチで
電動にしました。

ありまさん、何時もお世話になります。

でも、何か出がショボいので
殆ど使わないかも。


ナンバが付いたところで
お次はチョイと板金をお願いしようかと思います。

投稿者:やat 12 :48 | 整備 | コメント(2 )

2007 年2 月6 日

ドナー4近況

あとは切るだけ




こんな感じです。

スポット溶接部って、かなり硬いですね。
焼きが入っているわけですね。
タガネがあっという間にガタガタです。

作戦変更、エアソーを仕入れて
要所要所を切りましょう。

引っ越しまでに
あんまり間がありません。

チョイとスピードアップしないと
いけませんね。

投稿者:やat 21 :22 | 整備 | コメント(0 )

| 1 /3 ページ | 次の20 件 >>

このページのトップへ