2020 年4 月24 日
2020 年4 月23 日
読書感想文
昨年5月下旬から「朝の左手での書き写し」で、ほぼ「一日一項目、短いもので400字詰め原稿用紙に入るだけの2項目」と言う風にやってきたものである。 以前にも言ったり書いたりしていたので、今更ながらだけれど、「内容理解よりも、運指、運筆」を旨としていた。 そういう意味では、かなり体調や気分的な要因だろうが、字が乱れていることが見て取れる。 もちろん「書いたもの」はすぐに護美箱へ行っているのだが、それまでのわずかな間で反省は出来る。 朝だから「今日は注意しなければ」と言う事が半数を超えるが「今日もこの調子で」と言うのもある。 それが人生だ。 本の内容は「楽しかった」、「全く知らなかった」事から「へぇー、そうだったのか」といろいろな感想を持ちながら「飽きずに読めた」本であり、時間があれば是非ご一読をお勧めする。 章のタイトルだけをご紹介しておこう。 一章 スピーチから入る漢字 二章 しゃれたお名前の話 三章 この苗字、なんて読むの 四章 よく言い間違える感じ 五章 「へん」と「つくり」に「かんむり」 六章 1画間違ったら大問題 七章 漢字おもしろ雑学集 八章 ウソ字だらけの大先生 九章 日本生まれの漢字 十章 常用漢字の矛盾 十一章 日本でできた四字成句 どうですか、一つでも興味があれば、買わなくても図書館で借りて読んでも楽しいですよ。 おっと、肝心な本の紹介を忘れていた。 「人にグンと差をつける 面白漢字学」(村石利夫 著 日新報道 刊)である。2020 年4 月22 日
便秘で悩むのは止めよう
もちろん、通常の生活をして居ての事では無いから、くれぐれも、誤解のないようにお願いしたい。 今回の入院は、土日の「一時帰宅」は許される範囲で、短時間の自宅生活をしていて、毎回では無いけれど、それなりに排便があったけれども、入院時には、この約2か月の間に僅か2回だけで、看護師さんから「お通じはありますか」と聞かれて気が付いた。 それから、いろいろと薬を調合してもらったけれど、結局は出ない。 ところが、よく考えてみると、いわゆる「膨満感」と言うのは、全く感じない、体重は増えないどころか、漸減でダイエットを目指している身にとっては「快適」である。 さらに腹囲も目標よりも−2cmを維持し続けている状態なのである。 だから、看護師さんからの質問から約2週間の服薬治療は止めることにした。 これを書いたのは15日だったが、結果として16日にあまり無理することなく排便があり、一時帰宅中の18日にも快便があったので、矢張りそんなに悩むことは無かった。 もちろん、あくまでも「私の場合」ではあるけれど。2020 年4 月21 日
読書感想文
入院中に「肩の凝らない」と言う気持ちで、いつまでに読み切るとか、毎日の量とかは関係なく読もうと思って、持ってきた本である。 「オトナが読む本 第2集」(医学博士 志賀 貢 著 廣済堂出版 刊)である。 気持ちは、上記の通り「隙に任せて」と言うつもりだったのだが、今回帰院の時にマウスを忘れてきたので、PCでの「隙つぶし」は全くできずに、残っていた部分を読むことにしたのだが、後半部分になっていたこともあり、かなり「柔らかい内容」に終始したので、一気に読めてしまった本である。 前半部分は、流石に「医学博士」と言う事で、ユーモアに溢れながらも「医学的」な話だったのだが、今回読み切ったのは、洋の東西を問わずの「性風俗」の紹介だった。 父の蔵書であることは間違いないのだが、生前こんな話を聞いたことが無かったから、かなり驚くとともに、今更ながら感心した。 家族の前では話さなくても、いろいろな飲み会などでは、朗らかに話していたのではないかと、今更ながら懐かしく思い出す。 出来ればぜひ若い人に「恋人などと一緒に」読んで見られることをお勧めしたい本である。 尤も、そんな人はこのブログを読んでいることも無いだろうが。2020 年4 月20 日
入院生活での「敵」
入院生活も、そろそろ「最終コーナーを回りました」と言う所だろうか。 改めて思い返してみると、入院生活中の「最たる敵」は何だったか。 私の場合、やはり「暇」であったろうか。 朝ルーチンとして、ベッド内運動から、スクワットなどの運動、ボケ防止のための「左右の手での書き写し」、声帯保護のため声は正さないけれど「読書」で、許容場所でのネット接続とメールの確認。 朝夕の検温(血圧、血中酸素濃度の点検もある)、三度の食事で各15分。 9時の消灯。 それ以外は「フリー」と言う名の「敵」との戦闘である。 最初の内は「漢字クイズの本でのんびりできる」と思ったが、余りにものんびり過ぎてつまらなくなる。 TVを見ることで、視覚・聴覚を使い切ろう、と思ったけれど、この季節感染された方には申し訳ないけれど、どこも同じ「判で押した様な内容」では、やはり飽きてしまう。 そんな闘争期間もあと僅か(のはずである)で終わりを告げてくれる。2020 年4 月17 日
読書感想文
今回は「偶には少し難しい本を、字面を追うだけでなく『読んでみよう』」と言う事で、時間はたっぷりある入院中の道具として読んだものである。 「最新 農学おもしろ事典」(京都大学名誉教授 大島清 監修 主婦と生活社 刊)である。 冒頭にも書いたが「読んでみよう」と言う気持ちだから、最初から慌てることもなく、矢鱈滅多ら「ン」と思う所ばかりであったが、辛抱して読み続けた。 在職中は、読むことが仕事の一つだったこともあったので、分からないことや疑問に感じたことは、付箋紙を張って、調べ捲ったものだが、今回はそこまではしなかったものの、それなりに読んだ。 何故なら、リタイア後、同様な気持で読んだ本の中に「○○を参照」と言うものが矢鱈出てきて、結局振り返った記憶があったからである。 それは兎も角、今回は「ああ、あそこで言っていたことだな」と思ったから、理解できたかと聞かれれば「No」と即座に答えられるけれど、少なくともリンクしていることだけは分かったので、読みやすかった。 内容は解説できるほどでは無いので、興味があったら「腰を落ち着けて」読んでみてはいかがだろう。 てっきり父が買った本だと思ったが、出版社から考えると、場合によっては、父の認知症に困った時に母が買ったのかもしれない。2020 年4 月16 日
良く寝られるものだ
入院生活と、自宅での生活で一番違う事は何か。 もちろん「一番」と言う事になれば、私の場合「お酒が飲めなぁーい」と言う事なのだが、それは冗談として、「消灯は21時」と言う事ではないだろうか。 もちろん、病室が個室(声帯の関係上あまり会話などの機会は少なくするように)と言う事もあるので、TVの音も他に漏れて迷惑が掛からない程度であれば、注意されることは無いのだが、好きな推理物などはやはり10時過ぎまで続くものがあり、それまでお酒も無くて起きているのは辛い。 それで「早寝早起き、元気な老人」と言う事になるのだが、最初はTV番組も面白い物が無く8時過ぎにはラジオにしてしまったが、「果たしてこんなに早く寝られるものだろうか、すぐに起きてしまうのではないだろうか」と言う心配ばかりだったが、人間と言うものは上手くできている物で、何度かのトイレで起きたけれど、しっかりと気が付いたら5時近くだった。 心配しなくても、良く寝られることも健康の一つである。2020 年4 月15 日
テレビ機能付きパソコンかパソコン機能付きテレビか
先日、何気なく新聞に載っているパソコンの宣伝文句を見て、やっぱり時代が変わったのだなぁ、と思った。 「パソコン機能付きテレビ」という謳い文句にである。 在職中を含めてパソコンとの付き合いは結構長い。 パソコンにテレビ機能が付いた時にも、たまたま買い替え時期でもあったので、早速購入したが「テレビチューナーが付いています」だった。 だから「メインはパソコンですよ」という時代だったのである。 それがどうも逆転しそうな風向きなのだ。 我が家のテレビでも、インターネットは見られるけれど、文書作成や表計算などの機能は無い。 今後どのような使われ方になるか分からないけれど、5Gや6Gのネットワークが整備すれば、等身大の身体でパソコン機能で作った資料などを基に対話できるようになるだろう。2020 年4 月14 日
税金の還付
新型コロナの話題もまだ出ていない頃で、私の腫瘍問題も、全く感じない頃に、例年通りに確定申告を済ませてしまった。 年金額もそろそろ減りつつあるし、昨年は怪我の支払いがまだ少し残っていたので、それで今まで通りで良いのか心配で「何か質問が来るかもしれないなぁ」と思いながら、残念ながら、腫瘍が見つかって入院しなければならなくなった。 だから、殆ど還付金があるかどうかなどは忘れてしまっていた。 それが、先日「一時帰宅」の許可をもらって帰宅すると、僅かだけれど、こちらの計算通りの額の還付通知が届いていた。 幸か不幸か、新型コロナの給付金の対象にならないようだが、還付金で「雀の涙」にもならないだろうけれど、思い切り豪華な祝いで使ってしまおうと思っている。 もちろん我が家の大蔵大臣も了解である。2020 年4 月13 日
闘病かなぁ
声帯に出来た腫瘍が「悪性」と判定されて、入院して、平日は1回約15分程度の「放射線治療」を受けて、1か月以上過ぎた。 放射線の回数もあと残り10回くらいになっていて、周囲への悪影響もなく、血液検査でも「順調街道まっしぐら」の順調さで進行中だとのことである。 まだ退院までは2週間ほどあるのだが、これまでの入院生活が「果たして『闘病かな』」と思ってしまう。 以前の怪我の時は入院が11日間で、その後約3か月間は2週に1回の程度でのバス利用通院で、その後3か月間は自分の運転での通院生活で、それなりに大変だったような気がするが、今は「毎日15分、週に二度の診察で各約15分、化学療法での点滴が1週間に1度で約1時間半」と言う拘束時間であるが、それ以外は「病室暮らし」ある。 この時節コロナの関係で、フロア内はある程度自由だけれど、それ以外はかなり厳しい。 でも、これで「闘病」なのかなぁ。2020 年4 月10 日
在宅勤務は賛成
在職中は、今とはまるで反対論者の「在宅勤務反対」の先端だった。 そろそろ「実績重視」と言う風潮では、その最先端だったのだが、いろいろな理由を付けて反対していた自分が、今となっては恥ずかしい思いがする。 現在では、今回の新型コロナの原因ばかりではなく、地方に住む楽しさ、土日に近くにドライブで、休日がまとまった時にはバス旅行などの旅行で遠隔地の旅行を楽しむなど、いろいろな人生バリエーションが楽しめて、結果としてそれが大袈裟に言えば「バラ色の人生」になるのではないかと思っていする。 そんな中で、最近見た滑稽な「在宅勤務反対理由」を見た。 「ハンコを押すために出勤する」と言うものである。 「自分だけの認証」が絶対に必要であるならば、単純に「自分だけの文字」を作ればいいので、それを使ってサインすればいいのである。 どんどん「反対理由を撲滅して」ゆけばいい。2020 年4 月9 日
総理をはじめとした議員の「謝罪」
そろそろ総理を始め色んな大臣の発言が「言うだけ」と言う事に気が付いて来始めたのではないだろうか。 そんな中でも「謝罪」の言葉が、如何に曲者であるか、と言うより「嘘」に近いものであるかにも気づき始めているのではないだろうか。 彼らがどんなに言葉を飾ってみても、それで彼らが何か「被害」を被るかと言う事は一切無いのである。 これを一般市民に置き換えてみたらどうなるか。 「お詫びします」と言った途端に、「それなら弁償をしてください」と言う事になるのが殆どの場合では無いだろうか。 「いやいや、その時は、真摯にそのように考えてやったことで、悪気があった訳ではない」と言う事で、支払いを逃れるだろう。 そんな中で、万が一、どうしても弁償しなればならなくなったとしても、その弁償金は「税金」から出すのであって、自分らの懐は一切痛まないのである。 そんな言葉を「謝らせた」と喜ぶのは、同じ穴の狢の野党議員だけだろう。2020 年4 月8 日
PC雑誌を改めて見る
ここ富山県でも、数名の新型コロナウィルスに感染した人が発見されたと言うので、この病院の取り扱い範囲でも存在することが分かったので、急遽いろいろな制限が出てきた。 今までは、毎朝朝刊を買いに行くついでに、僅かな時間ではあるが、院内散歩を楽しむと同時に「歩行」での運動をしてきたのだが、それは基本的に「駄目」になった。 ネット接続についても、外来者が入ってこれるミーティングスペースへも、今までのように頻繁には行けず、部外者がいない時間帯(早朝か見舞い時間終了後)にしてほしいと言われた。 そんなことから、学習時間に読むPC雑誌を細かく読むことになったが、今までは「ハハーン」と言うつもりで読み飛ばしていたことが、結構重要だったり、訳が分からなかったりしたことに触れてあることに気が付いた。 これでまた「調べて知る楽しみ」が増えたと言うものだ。2020 年4 月7 日
綺麗な写真は見るのが好きだ
町内の友人もいろいろな所で受賞した、綺麗な写真を展示されていたのを見ると、いずれも見事な物ばかりである。 そこで思うのは「綺麗さは分かる心算なのだが、とても俺には撮れないなぁ」と思うばかりである。 先日も、偶々家内が新聞での受賞作品を見ていたので「これも良いけど、僕はこっちのほうが好きだなぁ。 でも、「どれにしても僕には撮れないよなぁ」と言うと、少しは絵などに素養が有る家内が「これを撮る為にどれだけご苦労なさっているんだろう」と言う。 「どれだけ苦労したって、僕には撮れないよ」と言うと、1枚撮るのに何日、何か月、何年かけているかと思うのだという。 そうか、とっさに撮れる物ではないのか。 だったら、僕のはいつまでたっても「証拠写真」にしかならないのだなぁ。2020 年4 月6 日
PCの目的遂行
PCと付き合いだしたのは、まだワープロがかなり大きな機械で、漢字にする言葉をいちいち符号で囲んでやることになっていた昭和57年くらいからだから、40年前くらいになるだろうか。 今のパソコンはその流れだから、ある程度「類推」して使った来た。 今回の入院に当たっては、兎も角時間がたっぷりあるので、これを見直してみることにして気が付いたのは、「何故同じことをやるのに、こんなに幾つもの方法があるのだろう」と思ったことである。 今から覚えられる方は、是非とも「何とかの一つ覚え」で良いから「(このためには) この方法」だけを覚えて、仲良く長く付き合っていってほしい。 いろいろな「便利そうな方法」を教えてくださる人がいらっしゃるだろうが、混乱するばかりだから、いい意味で「我が道を行く」を守り、本当に「もっと便利になったらいいな」と思った時その方法に乗り換えてほしい。2020 年4 月3 日
やはり「良い兆候である」は嬉しい言葉
先日、ようやく全回数の1/3の放射線治療を受けた後の診察で、周りにも悪い影響は出ていないし、最初の状態と、前回(1週間前)の喉カメラの状況を対比して「順調に、大分小さくなっています」と言われて、先生や看護師さんなどの言われることを「御名御璽」と受け取り、素直に従ってきた成果だと、本当に嬉しくなった。 まだ退院までには1か月ほどかかるのだが、これからも、医師や看護師さん、そして直接お目に掛からないけれど、三度三度の食事を用意してくださる方を初めとしてバイメディカルと言われる方々に大きく感謝したい。 後1か月も辛抱強く暮らして、完治を待ちたい。2020 年4 月2 日
やはり出来ない
家内と一緒に、シニア向けのらくらくホンから、スマホに代えて、入院してもう約1か月になる。 院内では、特定の場所から一度には15分と言うネット接続しかないので、少し込み入ったものなどを見ようと思っても、時間切れになってしまう。 それで、いろいろと調べると、スマホでのインターネット機能で、同等の情報が見えることに思い当たった。 そこで、早速やってみたが、すぐに止めてしまった。 落ち着いて考えてみれば、当然の事なのだが、PC画面で見られる情報を見ようとするには、見る画面の大きさが極端に小さくなってしまうのである。 文字や画面を大きくしようとすれば、出来るのだが、全情報を見るには、横や縦にスクロールしなければならないからである。 ところが、病院の待合室でそんな画面を見ている方が、私と同年代やそれ以上と思われる方も見ていらっしゃることに驚いた。 やはり「真似は出来ないなぁ」。2020 年4 月1 日