かみのけ座
この辺りを見ると、広範囲に星が散らばっている所がある。
大型散開星団Melotte111で、空が暗ければ肉眼で十分見つけられる。
かみのけ座を訊かれたら、この散開星団を見つけさせて『その辺りです』と応えることにしている。
#自分にはこの星座の形がよく分からない。(汗)
画面左上の輝星がうしかい座アークトゥルス、画面中央、右側にかけてMelotte111散開星団、右やや下にしし座の尻尾、右下端の輝星は土星。
大型散開星団Melotte111(画面中央付近)
画面右下端の輝星は土星
=============以下、ウィキペディアより============
この星座の成立に当たっては、魅力的な伝説がある。史実に基づくはっきりした由来を持つ星座は、この星座とたて座のみである。
古代エジプトの王で、アレキサンドリアを文化中心都市にしたプトレマイオス3世エウエルゲテス(Ptolemy III Euergetes、在位紀元前246年-紀元前 221年)とその妻で王妃のベレニケ2世(Berenice II)が主な登場人物である。
紀元前243年ごろ、プトレマイオス3世王は、自分の姉妹を殺したセレウコス朝シリアを攻めた。ベレニケは、夫が無事に戻ったならば、美しく、かつ美しいゆえに有名であった自分 の髪を女神アプロディテに捧げると誓った。夫が戻ると、王妃は髪を切り、女神の神殿に供えた。
翌朝までに、髪の毛は消えていた。王と王妃は大変に怒り、神官たちは死刑を覚悟した。このとき、宮廷天文学者コノン(Conon)は、神は王妃の行いが大変に気に入り、かつ、髪が美しいので大変に喜び、空に上げて星座 にした、と王と王妃に告げ、しし座の尾の部分を指し示した。そして、その場所はこれ以後、Bereniceのかみのけ座と呼ばれることになった。コノンのこのとっさの知恵により、神官たちの命は救われた。
================以上、ウィキペディアより==============
2010年5月3日23時21分〜37分(バルブ5分×2枚/×4枚加算平均)/ペンタックス*istDS2(ISO800,RAW,NR-on)/DA21mmALF3.2→F3.5/キャノンEOS40D(SEO-SP2/ISO800,RAW)/琢磨28mmF3.5→F4/高橋P型赤道儀ノータッチ@長野県松本市安曇(乗鞍高原)
投稿者:龍吉at 19:50| 星空・星座 | コメント(0)