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2008年11月16日

fl=500mm,ノータッチ3分露光

不調のため修理に出していたHD-4モータが戻ってきた。
HD-4は既に生産販売終了。修理は、遊馬製作所さんに依頼。
これで初代P型赤道儀を再び活用できる。
(初代P型は望遠系ノータッチガイドに重宝なのだ)
修理を待つ間に、少し改良。
(自作木製三脚から純正小型伸縮三脚にしただけ..笑)
Pmount_3305bux
※真昼のように見えるが、満月下での撮影。
早速、同架したタカハシFS60C屈折鏡筒+0.85レデューサ(fl=300mm)で、修理したモータの作動チェックも兼ねて試写してみた。
★M45(ISO400,1分露光)
M45_0683bux
すぐ近くの満月が明るいため、露光時間を延ばせない。
★M42(ISO400,1分露光)
M42_0685bsx

★二重星団h-χ(ISO400,3分露光)
Hx_0692bsx
続いて、同架したFC60屈折(fl=500mm)で、3分追尾してみる。
★FC60屈折直焦点,ISO800,3分露光)
Hx_2569x
比較的天の北極に近いとはいえ(実際には天頂付近)、fl=500mmの星像を3分間点像に留める精度があるのに感心した。
購入後35年を経ている(この間、修理・点検歴一切無し)のに、しかもベアリングの無いメタル軸受け赤道儀なのに。
(この件については別の機会にでも..)
★↓試写風景↓
Pmteast_3308bux
↑FS60CとFC60のフローライト屈折2本を強引に平行同架した。
来年のトカラ日蝕仕様?なのだが、(仕事の都合上)実際には行けそうに無い状況となりつつある orz
25年前のジャワ日蝕に続き2度目の日蝕観察に仕立てるつもりだったが、かなわぬ夢となりそうだ。(残念)
今後は、P型に載せる鏡筒を1本だけにし、アリ溝アリ型を使って即交換できるようにするつもりだ。

投稿者:龍吉at 01:50| 道具・ものづくり | コメント(0)

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