2013年07月20日
続)18日のISS日面通過@砺波
7月18日ISS日面通過@砺波の続編です。前回掲載した動画から通過部分のコマを抽出し、比較暗コンポジットした画像↓
(画面上が太陽面のほぼ北方向、右がほぼ西方向/ISSは右上:北西→左下:南東へ通過/地理的には、日本海側の石川県かほく市の海岸から入り、宝達山を経て本県高岡市→砺波市→南砺市利賀村→岐阜県→長野→山梨→神奈川へと抜けた)
★掲載画像では分かりにくいが、写っていたのは秒25コマのうちの15コマで、ISSは15/25秒=0.6秒で斜め横断したと考えられる。ただ、今回も通過経路が太陽中心を外しているので、真っ二つに横断した場合の通過時間はさらに0.1秒ほど増えて約0.7秒間と思われる。
★今回も、予想通過経路の中央線で迎撃したにも関わらず、フランケンシュタイン顔は中心よりも上(北)にずれていた。ということから、今回も予報通過経路が北側へ若干ずれたようである。通過時刻の方も、予想では10時45分43秒後半だったが、実際には42秒前半で通過したと考えられ、約1.5秒早かったようである。
今回は、当日朝になって通過予想データが変更(予想経路が約200m北東へ移動)になり、前日に下見したポイントよりも北へ移動して迎撃した。もし、変更前のポイントで観察していればさらにフランケンシュタイン顔はさらに北へずれたものと思われる。
2013年7月18日10時45分42秒(AVI動画から通過部分のデータを切り出して比較暗合成)/ペンタックスK-5(AVI動画、高画質モード)/BORG125ED屈折直焦点(fl=800mm)/ロスマンディGM-8赤道儀↓ノータッチ@砺波市柳瀬、庄川左岸河川敷
(画面上が太陽面のほぼ北方向、右がほぼ西方向/ISSは右上:北西→左下:南東へ通過/地理的には、日本海側の石川県かほく市の海岸から入り、宝達山を経て本県高岡市→砺波市→南砺市利賀村→岐阜県→長野→山梨→神奈川へと抜けた)
★掲載画像では分かりにくいが、写っていたのは秒25コマのうちの15コマで、ISSは15/25秒=0.6秒で斜め横断したと考えられる。ただ、今回も通過経路が太陽中心を外しているので、真っ二つに横断した場合の通過時間はさらに0.1秒ほど増えて約0.7秒間と思われる。
★今回も、予想通過経路の中央線で迎撃したにも関わらず、フランケンシュタイン顔は中心よりも上(北)にずれていた。ということから、今回も予報通過経路が北側へ若干ずれたようである。通過時刻の方も、予想では10時45分43秒後半だったが、実際には42秒前半で通過したと考えられ、約1.5秒早かったようである。
今回は、当日朝になって通過予想データが変更(予想経路が約200m北東へ移動)になり、前日に下見したポイントよりも北へ移動して迎撃した。もし、変更前のポイントで観察していればさらにフランケンシュタイン顔はさらに北へずれたものと思われる。
2013年7月18日10時45分42秒(AVI動画から通過部分のデータを切り出して比較暗合成)/ペンタックスK-5(AVI動画、高画質モード)/BORG125ED屈折直焦点(fl=800mm)/ロスマンディGM-8赤道儀↓ノータッチ@砺波市柳瀬、庄川左岸河川敷
↓今回は、ガイド用鏡筒を対物玉にD5フィルターをねじ込んだFC60屈折に変更した↓
↑ISSが太陽面を通過する様子を眼視確認したいとの目論見は見事成功し、太陽面をISSの黒い影がサーッと斜め横断するのを目撃できた。
↓(親不知と同様に)いつ雨が降ってもおかしくない状況だったので、クルマのテールゲートは上げたまま、すぐ近くに望遠鏡を置いた↓
(実際、組み立てた直後にぱらぱらっと小雨があった)
↓通過直後の様子↓
(親不知ほどではなかったが)空は雲だらけだった。それよりも、上空大気の状態が前回よりも悪く、太陽像は終始メラメラ状態だった。そのためISSの形がシャープさを欠き、像がややボケて膨らんで写っているようである。
今回の迎撃ポイントの様子↓(西方向)↓
↑画面中央の建物は、県西部体育センター↑↓(南方向)↓
河川敷内にあるアスファルト駐車場の北東端にクルマを停めて迎撃した。背景の木立の向こう側は一級河川「庄川」で、源流へ向かって遡ると、世界遺産の五箇山・白川郷を経て御母衣湖、ひるがの高原で長良川との分水嶺に至る。
2013年7月18日11時頃/PanasonicLX-3(プログラムオート露光)@砺波市柳瀬、庄川左岸河川敷
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投稿者:龍吉at 09:35| 太陽系・月 | コメント(0)