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2013年08月30日

29日の太陽表面(可視光)@自宅

不定期観察の「太陽表面」は、これまで高速連写1,2回、30コマ程の中から適当によさげな1コマだけを選んで掲載にこぎ着けていた。(って?これは、私設Facebook「太陽の表情」ページに掲載中)↓昨日(29日)朝の太陽(1枚画像)↓

なるべくささっと手早く済ませたいからだ。しかし、月や惑星と同じように多数枚コンポジットして良好な画像から合成したら?というアドバイスを受け、早速試してみた。↓多数枚コンポジットからの合成画像↓

高速連写で撮影した約600枚のコンポジットに成功した。当初、アラインポイントを複数点指定していたため失敗を繰り返していたが、これを1点のみにし、「輝度重心」指定でアラインすることでようやく多数枚コンポジットに成功した。、その中から画質が落ちる?200枚程を捨てて約400枚で合成した。
↓南東部を等倍トリミングしたもの↓

【課題1】今までは、準備から撮影、撤去までに要する時間は最短3分程で済ませていたが、この方法では撮影コマ数を200枚程に減らしたとしても10分程度かかりそうである。画質向上は良いのだが、手軽にささっとというわけにはいかなくなった。撮影後の処理にも時間がかかるから。本日も晴れ間から撮影成功したが、未処理のままである。
【課題2】現在撮影に使っている望遠鏡(PENTAX105EDHF屈折)の焦点距離が700mmしかなく、撮像面積の小さいフォーサーズ機でもかなりの面積が無駄になっていること。1000mm超の焦点にし、少しでも解像度を上げたい。(他に、フォーサーズよりも受光面積小さいカメラ(機種が限られてくる)を用意するなどの方策も考えられるが、期待薄)
【データ】2013年8月29日7時58分(1/8000秒)/PENTAX105EDHF屈折(fl=700mm)直焦点+対物金属薄膜フィルター/オリンパスE-30(ISO100,JPG)/高橋EM10赤道儀ノータッチ@自宅前
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台風やら秋雨前線の動きが気になる。今のところ(30日朝)雲が全天にかかっているが晴れ間もあり雨は降っておらずやたら蒸し暑い。おそらく雨が降り出すだろう。
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投稿者:龍吉at 09:04| 太陽系・月 | コメント(0)

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