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2015年02月22日

2/20深夜、M51子持ち星雲@自宅

2/20深夜、ラブジョイ彗星を撮影後、30cmF5反射鏡を猟犬座の子持ち星雲M51へ向けた。(BKP300&QHY9による島宇宙2つ目)↓

ラブジョイ彗星の核ガイドは調子が今一つ=QHY9コード類が原因?と考え応急措置したら殆どブレ無く撮影できた。/フラット撮影も済ませてあるが、とりあえずということでダークやバイアスも省略してステライメージ7(SI7)のみでLRGB合成してみた。(以下、○:成果・発見と▲:問題・課題)
○1枚あたりの露光量を3分にしたことで渦巻きの外側部分も無理なく出たようだ。○子ども側の塊(画面でM51の下)のすぐ横に小さなエッジオン型の島宇宙があることに初めて気づいた。
▲部分トリミングに耐えられるほどのシャープさが不足=ピント合わせ、ガイド精度不足、コマコレクター位置と光軸調整の精度向上。▲画像処理のスキル不足=フラットやダーク演算などの処理をしていない。▲天体導入のもたつき=画面中央にM51が来ていない。▲オートガイドが安定していない=コード類の始末や鏡筒バランスなどの追い込み不足、等々。
以上、問題・課題山積み状態=実践の場数を踏みながら調整・改善していきたい。
【データ】M51(SI7のみでLRGB合成、Flat,Dark,Bias無し)
2015年2月21日2時51分〜(3分露光×L12枚、RGB各2枚)/QHY9(-40℃,FITS)/BKP300反射+コマコレ(fl=1500mm)直焦点/EQ8赤道儀+76mm屈折(QHY5LII,PHD2)@自宅星見台HANA

M51がほぼ天頂付近通過中で撮影条件は良かったが、Telescope Westであった為、鏡筒が三脚ピラーすれすれまで接近。当初の撮影予定を変更=Lは12枚、RGB各2枚に減らし、隙間があと指一本というところで衝突を回避した。上画像はTelescope Eastにしたところ。
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投稿者:龍吉at 10:03| 星雲・星団 | コメント(0)

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