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2015年06月27日

1年前6/14晩、M57リング星雲@自宅

本日、東北地方も梅雨入りとなった。/昨年6月14日晩、RC8吋鏡(fl=1600mm)のガイド撮影方式をオフアキシス式と親子亀式の2方法で較べてみたもの(再掲載)
★★↓オフアキシス式↓(主鏡焦点像の一部をガイド用CCDに割り当てる方式)★★

オフアキガイドそのものは誤差を許さない方法だと思う。SXD赤道儀では追尾精度が追いついてないように思われる。風の影響を受けていた。
○主鏡筒とファインダーにオフアキ用アダプタの追加だけで済み、重量増加が抑えられる。
▲ガイド星が自由に選べない。▲写野にケラレを生じる可能性がある。

【データ】2014年6月14日22時02分〜(40秒×55枚DSSスタック)/GS-200RC(fl=1600mm)直焦点/ペンミニE-PM2(ISO3200,RAW)/ビクセンSXD赤道儀+オフアキシスガイド(QHY5LII+PHDguiding)@自宅前ー 場所: 富山県南砺市
★★↓親子亀式↓(主鏡筒の背中にガイドCCD用望遠鏡を取り付ける方式)★★

よく見ると、星が卵状に伸びているようだ。ガイド星には困らなかったが、やや明るい星を選んでしまった気がする。
【データ】2014年6月14日22時58分〜(40秒×24枚DSSスタック)/GS-200RC(fl=1600mm)直焦点/ペンミニE-PM2(ISO3200,RAW)/ビクセンSXD赤道儀+8cmガイド用屈折(QHY5LII+PHDguiding)@自宅前
○ガイド星選択の自由度が高い。○カメラ写野のケラレは生じにくい。
▲望遠鏡が1本増える=重量増加&嵩張る=親子亀でない並列式などは望遠鏡バランスを合わせにくい。▲QHYやDSIなどをガイドカメラとして使用するとガイド鏡筒そのものは小型で済むので重量増や重量バランスの問題は解消するが、野外へPCを持ち出さなければならない。
※↓先ごろ導入したM-GENガイダー↓は此の問題を解決してくれそうだ。

鏡筒先端部左にあるのがM-GENガイダー。重量増は殆ど無く赤道儀の負担も軽減する。(自動導入はできないが、SXD赤道儀よりもしっかりしているGM-8赤道儀に変更)
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投稿者:龍吉at 19:46| 星雲・星団 | コメント(0)

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