2016年03月12日
3/4未明、ケンタウルスA(NGC5128)@自宅
3/4未明、ケンタウルスA(NGC5128※)に挑戦した。我が家からは南天限界に近い↓(長辺方向トリミング)
超低空で透明度悪く、肉眼では近くに一つも星が見えないような状態だった。ステラショットの力を借りて何とか導入した。望遠鏡はほぼ水平に近い状態で、ルーフ南側の風防板を倒して何とか視界を確保した。
現在この中に超新星(SN2016adj)が出現していると後から教えていただいた。中央を横切る暗黒帯の中に明るい星が1つ目につくが、その星の左下にダルマ状に約17等の超新星がくっつくように見えるらしい。だが、超低空で分厚い大気に減光され、かつ拡散され、星像が肥大化していることにより、上画像では確認できなかった。
この直ぐ下方に全天一の大きさのω星団がある。我が家から南天限界の天体だが、あまりに低空で南天通過時は袴越山スレスレ、通過時刻も限られるためこの晩の撮影は断念した。
【データ】ケンタウルスA/2016年3月4日1時28分〜(120秒×16枚DSSスタック)/富士X-T1(ISO3200,RAW→TIF)/GS200RC+0.75RC(fl=1200mm)直焦点/NJP赤道儀+5cmファインダー(QHY5LII,PHD2)@自宅星見台HANA
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※ケンタウルスA(NGC5128)は、強い電波源として知られ、2つの島宇宙(系外星雲)が衝突しているという。また、中心部には巨大なブラックホールの存在が指摘されている。/天文関連書等でケンタウルスA画像を目にした方も多いのではないだろうか。
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超低空で透明度悪く、肉眼では近くに一つも星が見えないような状態だった。ステラショットの力を借りて何とか導入した。望遠鏡はほぼ水平に近い状態で、ルーフ南側の風防板を倒して何とか視界を確保した。
現在この中に超新星(SN2016adj)が出現していると後から教えていただいた。中央を横切る暗黒帯の中に明るい星が1つ目につくが、その星の左下にダルマ状に約17等の超新星がくっつくように見えるらしい。だが、超低空で分厚い大気に減光され、かつ拡散され、星像が肥大化していることにより、上画像では確認できなかった。
この直ぐ下方に全天一の大きさのω星団がある。我が家から南天限界の天体だが、あまりに低空で南天通過時は袴越山スレスレ、通過時刻も限られるためこの晩の撮影は断念した。
【データ】ケンタウルスA/2016年3月4日1時28分〜(120秒×16枚DSSスタック)/富士X-T1(ISO3200,RAW→TIF)/GS200RC+0.75RC(fl=1200mm)直焦点/NJP赤道儀+5cmファインダー(QHY5LII,PHD2)@自宅星見台HANA
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※ケンタウルスA(NGC5128)は、強い電波源として知られ、2つの島宇宙(系外星雲)が衝突しているという。また、中心部には巨大なブラックホールの存在が指摘されている。/天文関連書等でケンタウルスA画像を目にした方も多いのではないだろうか。
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投稿者:龍吉at 09:58| 星雲・星団 | コメント(0)