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2016年05月29日

5/28晩、接近中の火星@自宅

5/28晩、21時過ぎてから天候回復したので接近中の火星を撮影↓
【1】22時50分

【2】同、撮って出し簡略処理↓

【3】22時52分

【4】23時01分

画面上が火星の南(望遠鏡視野と同じにしてある)。火星面上の黒く細長い影が「アリンの爪」、斜め左下の黒い影が「大シルチス」。
木星は既に西低空へ傾いていたので撮影は諦めた。ここのところ不調なC11は諦め、7吋マクカセ鏡筒を火星へ向けた。/C11は比較的ピント調節時の視野移動(ミラーシフト)少ないが、Mead178MCのは(少なくともC11よりは)大きい。口径が小さい分、光量も分解能もC11より劣るが、シーイングが普通の晩だとこちらの方がピント出しやすいし取り回しもしやすい。安定度というか稼働率では7吋マクカセが優位であるのは間違いない。/動画撮影時のモニター画面を見ていると、大気の流れでメラメラしているものの、大シルチスやアリンの爪がハッキリと見える瞬間もあった。いずれの画像も大気差と思われる色滲みが残っているようだ。これに対しては大気差補正用のウエッジプリズムが有効なようだ。代理店に同プリズムを発注してあるが順番待ち状態で到着が待ち遠しい。火星は今月末に地球へ一番近づく(最接近)。既に充分大きく明るくなっており、6月も観察しやすい状況が続くと思われる。
【データ】火星/Mead178MC,×3Barlow,EM200Eq.,Camera=ZWO ASI224MC
Filter=RGB/Profile=Mars/Diameter=18.58"/Magnitude=-2.02
CM=327.7°(during mid of capture)/FocalLength=7750mm/Resolution=0.10"
Filename=Mars_160528_225016.ser/Date=160528/Mid=225106.411
Mid(UT)=135106.411/Duration=100.589s/Frames captured=10000
File type=SER/Bit depth=8bit/ROI=384x384/ROI(Offset)=536x298
FPS (avg.)=99/Shutter=10.00ms/Gain=250/PreFilter=none
Limit=10000 Frames/Sensor temperature=27.6 °C
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投稿者:龍吉at 12:10| 太陽系・月 | コメント(0)

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