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2016年06月09日

6/8晩、火星(ADC試写)@自宅

6/8晩、届いたばかりのADC※を試すため、雲間から何とか見える火星を狙った。↓
【22時18分】横着簡易処理↓

【22時27分】横着簡略処理↓

【22時03分】以下、通常処理↓

【22時10分】↓

【22時12分】↓

【22時27分】↓

【22時29分】↓

【ADC無しの火星画像6/2,22時16分】

【ADC無しの火星画像6/1,21時23分】↓

【ADCとASI224MCカメラ(赤缶)】

見た通り雲越しのため透明度が良くなく、色彩がくすみモノトーン調になっている。ただ、上空気流状態の方は並みだったので、何とかこの程度の解像度は得ることができた。/ADC無しの時に見られた本体模様および本体周縁の色滲みが解消し、ピント合わせも楽になった。合焦時の手ブレとミラーシフトの影響で苦戦しているが、少なくともADCによりピントの山がつかみやすくなったのは間違いない。
※ADC:中に2枚の薄いプリズムが入っており大気による色収差をキャンセルできる。特に低空の惑星撮影に有効。
【データ】火星 with ADC/2016年6月8日22時〜/Mead178MC,×3Barlow,ADC,EM200Mount
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Location=Nanto-city Toyama-Pref. JAPAN
Camera=ZWO ASI224MC/Filter=RGB/Profile=Mars/Diameter=18.37"
Magnitude=-1.87/CM=225.5° (during mid of capture)
FocalLength=9050mm/Resolution=0.09"/Filename=Mars_160608_222939.ser
Date=160608/Mid=223038.468/Mid(UT)=133038.468/Duration=117.952s
Frames captured=10000/File type=SER/Bit depth=16bit/ROI=320x320
ROI(Offset)=484x328/FPS (avg.)=84/Shutter=11.50ms/Gain=300
PreFilter=none/Limit=10000 Frames/Sensor temperature=31.8 °C
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投稿者:龍吉at 17:26| 太陽系・月 | コメント(0)

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