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2016年08月18日

お盆休みの成果と課題・2

前回投稿の続き>天頂を過ぎた↓M27亜鈴星雲↓を試写。

明らかにピントが、、というより星像が片方向に歪んでおり、光軸ズレを確信した。火星接近前後からC11の像が何かおかしいと思っていたがこれではっきりした。道理でC11による遊星撮影で全敗してたわけだ。
シュミットカセグレン(SCT)の光軸修正は、補正板中央にある副鏡のネジを調節する。本当は主鏡や補正板の調整も必要だが、鏡筒の分解を伴うし、メーカー組立時に調整済みで(落下事故などに遭わない限り)滅多に狂うものでない。入手後は、移動運用など1回もなく星見台内のみでの使用だったので光軸ズレは起こらないと油断していた。(副鏡だけはニュートン反射の第二鏡と同様、中央止めネジ1本、周囲に引きネジ3本支持なので注意が必要)/目の代わりにCCDカメラを焦点位置より僅かにズラした位置にセットし、PCモニターに映る↓ドーナツ状の星像を見ながら3本のネジを調節した。↓

未だ2時方向に歪みがあるようで完璧でないのは確かだが、ひとまず大きな光軸ズレは修正できたように思う。

【データ】月明下のM27/2016年8月15日22時54分〜(15秒×118枚DSSスタック)/ASI1600MCC(-15℃,BMP,ゲイン300,ガンマ75)/C11+0.75RC(fl=2100mm)直焦点/高橋NJP赤道儀改+5cmファインダー(QHY5LII)ステラショット制御&自動ガイド@自宅星見台HANA
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投稿者:龍吉at 11:56| 星雲・星団 | コメント(0)

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