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2006年02月11日

試行錯誤

修理のため永らく留守にしていた冷却CCD(Pictor416※)がやっと米国から戻ってきました。
で、試しに撮影したM51ですが..なかなかまともに撮れません..(試行錯誤中)
M51c3p0205v
ダーク撮影もしたのですが、どうにも上手にノイズ減算できません..(悩)
※冷却CCDは、長時間露光時に発生するノイズを抑えるためにCCD素子をペルチェ素子等で
 冷却することから付いた名称。冷却CCDのくせにダークノイズがあるのは許せない..
※Pictor416は米国企業Mead社の冷却CCDカメラ。
既に購入後10年余り経ち、旧いばかりでなく欠点も目立ち、修理もこれで4回目。
日本より本国(米国)に居る期間の方が長いかも..今度壊れたら修理は諦めます..(爆)


撮影時の状況↓冷却カメラ本体はCCD素子と冷却用ペルチェ素子、放熱フィン等..
Em10_2058v
..で成り立ち、ケーブルで制御用筐体に繋がれ、さらにSCSI(又はシリアル)で制御専用
アプリを立ち上げたPCへ繋ぐ。現在の一眼デジをはじめとする市販デジタルカメラを
見るにつけ、その技術革新の速さには舌を巻くばかりです。
現場(岐阜県美濃市郊外)で数cmの積雪↓
Em10_2060v
FS-60C屈折直焦点(fl=355mm)/Pictor416/1分30秒/EM-10赤道儀ノータッチガイド
#自動導入ではないので(fl=355mmとは言え)思うように視野中心に導入できません。

投稿者:Ken28at 09:45| 道具・ものづくり