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2017年12月29日

2017天文を振り返る【9月】【10月】

【10月投稿記事から】
★彡10/27,28未明に撮影したぎょしゃ座の「勾玉星雲」(IC405)付近★彡
↓10/27未明BORG100EDで撮影したもの↓

画面右「?」形に見えるのが勾玉星雲IC405,その左中央の円い星雲がIC410,左上の小さいのはIC417.
★彡10/26の太陽Ha像★彡太陽周縁あちこちに紅炎が噴いており、東縁のは針葉樹が3,4本連なっているように見えた。西縁は横に広がっているのが確認できた。↓
↓10h53m東側↓

↓10h53m西側↓

↓10h53m東側等倍↓

今回から小型卓上型フォーク式赤道儀を復活させて使用開始

↓電動化改造で復活したロシア製大古フォーク式赤道儀卓上型にLUNT60鏡筒を載せた↓

↓全体画像(南から)↓

↓南西側から↓

↓電動化は余っていたEM10用純正モーターを利用した↓

★彡10/10アルデバラン食@南限界線(小松市)★彡
↓動画ファイルを元に各潜入・出現時刻を割り出したもの↓

※図中で黄色表示時刻は出現開始時刻、白色表示時刻は潜入開始時刻※
元動画は60秒間撮影のAVIデータ。fps16〜18の幅があるため、いずれも60秒間ではあるが撮影コマ数も1100コマ〜6百数十コマと幅がある。そこで、各ショットのコマ数で60秒を割ることで1コマ当たりの時間を割り出し、スタート開始後〜(出現or掩蔽開始の)該当コマまでの経過時間を調べてそれをスタート時刻に足すことで出現or掩蔽時刻を算出した。有効桁はfps16-18であることから、1/10秒とした。
最初の潜入直前03h22m〜最終出現直後の03h30mまでの1分動画8本をまとめて1本の動画(4倍速表示=再生時間2分)にしたもの↓

【データ】アルデバラン食/2017年10月10日3時22分-30分(各60秒AVI→MP4)/ZWO ASI178MM(Gain250,Gamma75,Shutter0.5ms,16-18fps,AVI)/GS200RC(fl=1600mm)直焦点/ADVX赤道儀@石川県小松市↓上の撮影に使用した望遠鏡↓GS200RC&ADVX赤道儀&ASI178MM

【9月投稿記事から】
★彡9/25/ASASSN(C/2017O1)彗星★彡

【データ】ASASSN彗星 C/2017 O1/2017年9月25日1時16分〜(60秒21枚)/ASI1600MCC(-10℃,Gain15/25,Gamma8/10,TIF)/C9.25+0.75RC(fl=1763mm)/NJP赤道儀改(CMOS_Cap)@自宅星見台HANA
↓BORG100ED,F4屈折鏡筒によるアサシン彗星↓

★彡大型フレア発生後の太陽Hα9/8★彡大型フレア後9/6,7は雨天で観察不能。9/8ようやく太陽Ha像を掲載できた↓

↑大規模フレアが発生した2673群は既に西へ移動していた。↓同部分を拡大したもの↓

★彡9/10太陽Hα★彡
9/10は休日だったこともあり朝からの太陽Ha像に没頭していた。で、ようやく撮影画像一部を処理し終えた。以下、時系列に掲載。
先ずは太陽西縁の2674,2673部分トリミング↓※各画像をクリックすると1024ドット幅で表示します※

↓9/10,7h54m↓

↓8h07m↓この頃2674黒点の紅炎が明るく目立つ

↓8h14m↓2673黒点付近からトゲ状の突出

↓8h21m↓トゲ目立たなくなる

↓8h30m↓

↓8h40m↓2673付近明るい(小規模フレア?)

↓8h48m↓

↓8h59m↓2673付近にポストフレアループ?

↓9h32m↓ループが立ち上がる

↓9h46m↓淡いが下にもループが見えて、、

↓10h03m↓源氏パイのように見える

↓13h20m↓約3時間半後、午後↓

↓13h58m↓

※東リム付近↓13h58m↓

【データ】2017年9月10日7時54分〜14時58分/Profile=Sun
Telescope=LUNT60THa/Camera=ASI178MM/Filter=L/Duration=10.032s
FramesCaptured=305-307/Binning=no/ROI=3096x2080
FPS(avg.)=30/Shutter=0.500ms/Gain=250(49%)/Gamma=80/USBTraffic=100
Limit=10Seconds/SensorTemperature=32.2-52.2°C
【番外】怪鳥?日面通過:9/2,太陽の前を偶然にも鳥が通過した↓

通過部分のコマだけを比較暗合成した画像に、通過した1ショット307コマを通常処理した画像をMIXして1枚にした。30fpsで撮影し、怪鳥が写っているのは15コマなので0.5秒で横切ったことになる。また、約12コマで次の羽ばたきになっていることから、0.4秒で1回羽ばたいていると言える。さらに、飛行高度はそこそこ高いと思われる。何故ならば怪鳥の輪郭が比較的はっきりしているから。カラスやスズメの類ではないように思うが怪鳥の種類は不明。(鳥屋さんならシルエットでさらに推測可能かも)
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投稿者:龍吉at 16:37| 星空・星座 | コメント(0)

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