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2018年07月07日

七夕は旧暦(伝統的七夕)で!

数十年に一度という豪雨だという。被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
奇しくも本日7/7は新暦「七夕」。だが、毎年のように豪雨災害に見舞われる時期に「七夕」はあり得ない。「七夕」はやはり旧暦がふさわしい。2018年の旧暦7/7七夕(伝統的七夕)は8月17日で、旧暦七夕が7月中になることはない=梅雨明け後となる。(関東甲信の梅雨明け発表早過ぎ!?です)
さて、現行新暦7月7日に自宅で七夕の星が見られたのは8年前の2010年だった↓その証拠画像↓

↓同、星座線入り↓

↑職女星(ベガ)は夏の大三角右上の輝星、牽牛星(アルタイル)は、右下の輝星↑
幸いにもこの年は梅雨の悪天候に阻まれることも、月明かりに邪魔されることも無かった。
旧暦七夕の日だと、必ず上弦(半月)前の月齢7の月が西低空にあり、天頂付近には織姫星(ベガ)が輝く。新暦7/7では日付と月齢が一致しないので、満月近い月が空を明るくする場合も起こりうる。
↓2年後2012年7月3日深夜に撮影した夏の大三角↓

↑今、気付いたが星見台ルーフの基礎部分むき出し状態!↓同、星座線入り↓

2010年以降、現行新暦7/7に星見(&撮影)できた晩は無い。それほどこの時期の晴天率は悪い。天候だけでなく、満月直射で天の川もろくに見えない晩が七夕というのも解せない。なので、「七夕」は旧暦7/7で祝った方が良い。(と思う)
【データ上2枚】夏の大三角/2010年7月7日24時48分〜25時03分(2分露光×6枚コンポジット)/EOS Kiss Digital X(ISO800,RAW)/SIGMA17-70mm広角端F2.8開放/タカハシTG-SD改ノータッチガイド@自宅前
【データ下2枚】2012年7月3日23時52分〜(40秒露光×8枚比較明)
ニコンD700(ISO400,RAW)/Zenitar16mmFishEye絞りF2.8-F4の中間/三脚固定@自宅

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投稿者:龍吉at 10:12| 星空・星座 | コメント(0)

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