2019年09月18日
撮り比べ>月齢18.1
昨夜9/17雲間から撮影した月齢18.1の月↓シーイングは並み(ということは他から見ると2/5程度かも?)/で、いつものように口径8cm,F15アクロマート屈折鏡で撮影したのだが、口径が2cm小さいアクロマート屈折(fl=910mm)鏡が転がっているのを思い出し、獲り比べてみることにした。
全体像↓【口径8cm】↓
全体像↓【口径6cm】↓
数値上で言えば口径8cmの方が解像度高いので優位に決まっている。が、上の2枚は優劣さほど無いように見える。口径と解像度は、上空大気状態(シーイング)が良好なことを前提にした話で、拙宅では(地形の関係か)大気状態良好な日がそうそうないので、口径大きくしたら(集光力は向上するだろうが)シャープな像を得られるというものではない。↓上2枚のそれぞれ中央付近を等倍トリミングしたもの↓
等倍像↓【口径8cm】↓
等倍像↓【6cm,F15】↓
原板でもあまり差が感じられない。ならば月面全体が1枚の写野に収まる口径6cm屈折で撮った方が手間がかからない。8cmの方は南北2ショットに分けて撮影し後で2枚を繋ぎ合わせる必要がある。そんな手間暇かけても1ショットで撮った画像と大差ないなら、その意味が感じられない。ということになる。
↓8cmで撮影した2枚のうち月面北側↓
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全体像↓【口径8cm】↓
全体像↓【口径6cm】↓
数値上で言えば口径8cmの方が解像度高いので優位に決まっている。が、上の2枚は優劣さほど無いように見える。口径と解像度は、上空大気状態(シーイング)が良好なことを前提にした話で、拙宅では(地形の関係か)大気状態良好な日がそうそうないので、口径大きくしたら(集光力は向上するだろうが)シャープな像を得られるというものではない。↓上2枚のそれぞれ中央付近を等倍トリミングしたもの↓
等倍像↓【口径8cm】↓
等倍像↓【6cm,F15】↓
原板でもあまり差が感じられない。ならば月面全体が1枚の写野に収まる口径6cm屈折で撮った方が手間がかからない。8cmの方は南北2ショットに分けて撮影し後で2枚を繋ぎ合わせる必要がある。そんな手間暇かけても1ショットで撮った画像と大差ないなら、その意味が感じられない。ということになる。
↓8cmで撮影した2枚のうち月面北側↓
↓同、月面南側↓
↓口径8cmで撮影した別ショット↓
↓口径6cmで撮影した別ショット↓
【データ8cm】月齢18.1/2019年9月17日23時22-23分(1/80sec,53-75%)/LumixG7(ISO200,4K,MP4,30fps,30秒x2shot)/スコープテック8cm,F15アクロマート屈折(fl=1200mm)/AR-1赤道儀@自宅前
【データ6cm】月齢18.1/23時28分(1/60sec,80%)/LumixG7(ISO200,4K,MP4,30fps,30秒)/ビクセン6cm,F15アクロマート屈折(fl=910mm)/他は上と同じ
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<龍吉>!(^^)!口径大きいほど力を発揮する晩は限られる。だけど8cmも6cmも小口径(^_-)-☆
<はな>=^_^=たった2cmでも違いは出るが、手間(取り回し)では口径6cmが俄然優位=楽ちんだニャー≡^・.・^≡
<ソラ>U.゚ω゚U手間かかるほど稼働率低下。だから、どうしても大口径は稼働率下がるワン▽・。・▽
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投稿者:龍吉at 14:11| 太陽系・月 | コメント(0)