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2020年04月21日

球状星団M3とM13

先月下旬に撮影した球状星団M3↓全体像※いずれも画像上が北方向↓

M3はりょうけん座にあり、約50万個の恒星が集まっているという。視等級は6.4等。前回記事で「球状星団のイチ押しは(私的には)M3」と書いたので、同M3画像を投稿した。何といっても形が整っているのがその理由。
↓同、M3付近トリミング↓

【データ】M3/2020年3月19日1時18分〜(30秒62枚)/EOSkissM(HKIR,ISO3200,RAW-TIF)/BKP200反射+コマコレ(fl=800mm)/NJP赤道儀ステラショット制御SS-oneガイド@自宅星見台HANA
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同じく球状星団M13↓(全体像)

M13はヘルクレス座にあり、数十万個の恒星が集まっているという。視等級は5.8等と明るく北天では一番大きな球状星団。日本では初夏にかけて天頂付近まで高く上り観察しやすい。
↓同、M13付近トリミング↓

何度も書いているが、球状星団はできるだけ大口径の望遠鏡で見るのが一番のお薦め。月明かりや都会地などで空が明るくても、球状星団は中倍率(大口径になると100倍以上)で観察可能。公共天文台は是非観察会の対象天体に球状星団を入れて欲しい。半面、小口径望遠鏡では存在は分かるものの(中の星が分離しないので)さほど感動的とは言い難いのでお勧めしない。
【データ】M13/2020年3月21日1時48分〜(30秒19枚)/EOSkissM(HKIR,ISO1600,RAW-TIF)/BKP200反射+コマコレ(fl=800mm)/NJP赤道儀ステラショット制御SS-oneガイド@自宅星見台HANA
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<龍吉>!(^^)!M3やM5、M13などの球状星団はいずれも春〜初夏に見やすい位置にある。(^_-)-☆
<はな>=^_^=1m級の口径だと文字通りミラーボールのように見事な景観を見せてくれるニャー≡^・.・^≡
<ソラ>U.゚ω゚U写真だとキラキラ感が無いので実際に目視観察するのが一番だワン▽・。・▽

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投稿者:龍吉at 17:19| 星雲・星団 | コメント(0)

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